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2018.05.10     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   5月にピッタリの爽やかさ チャイロアサヒハエトリ Phintella abnormis.

チャイロアサヒハエトリ Phintella abnormis.
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チャイロアサヒハエトリでよろしいかな・・・?

葉上に現れた上品な色合いのハエトリグモ。
朝まで嵐のような天気だったこの日、いつもは観察会の人たちで賑わっている野草観察ゾーンに誰も来そうに無かったので、ちょっと立ち寄ってみました。
普段はスルーしている場所ですが、林縁の日当たりのよい開けた環境は、小さな虫達ですでに賑わっておりました。


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淡い体色がなんとも爽やかな美しさ。
しかしこのハエトリグモ、まるでハエのようにカメラのストロボに反応するので、ピンボケ写真を量産する結果に・・・


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地面の虫を撮影する時はさほど気にならなかったカメラの重さが身に沁みました。
もっとフットワークを上げる対策が必要かな・・・(*_*;

2018.05.08     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   隠れた人気者・ヒゲブトハナムグリ Amphicoma pectinata.

ヒゲブトハナムグリ Amphicoma pectinata.
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春の人気者、ビロードツリアブのシーズンが終盤を迎える頃、次なる毛むくじゃらが現れます。
しかも今度は、まるでトナカイの角のような立派な角・・・ではなく、触角を持った甲虫であります。


そして、毛の隙間からチラリと見える、なんとも言えない金属光沢。
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飛んでいる姿は、まるでハエのよう!
林縁の陽だまりを草から草へ忙しく飛び回っている彼らを追いかけ回し、とりあえずアップの表情は抑えたので、たまには飛翔写真でも狙ってみようかとゴソゴソやっているうちに、さっきまで楽しそうに飛び回っていた数匹が、いつの間にか一匹もいなくなってしまいました。





マイナーだけど、隠れた人気者(だと思っている)の可愛いヤツ。
ヒゲブトハナムグリです。
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2018.04.30     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   シボグモ Anahita fauna

シボグモ Anahita fauna.
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朽木の上に現れたシボグモの♀。
どこにでもいるクモでありますが、あらためてキレイなクモだと感じました。

地を這うクモのスタイリッシュな姿!



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2018.04.28     カテゴリ: 昆虫ハエ・アブ 

   シバカワコガシラアブのお祭り Nipponocyrtus shibakawae.

シバカワコガシラアブ Nipponocyrtus shibakawae.
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シバカワコガシラアブのお祭りに遭遇!


林縁の陽だまりを、♂♀入り乱れてブンブン飛び回る小さなアブのようなハエのような虫・・・
なかなか翅を休める事無く飛び回るので、じっと眼を凝らしても正体がはっきりと解らなかったのですが、なんとも怪しい雰囲気。
しばらく見ていると、数匹がもつれ合って地面に落ちました。

すぐにカメラを構え、近づいて確認してみると、やはりコガシラアブ!
特長的な体型と、鈍い金属光沢ですぐにソレだと分りました。
以前にセダカコガシラアブを紹介した事がありますが、彼らコガシラアブの仲間は、春の人気者・ビロードツリアブに並ぶ春限定の異型アブ・・・そう、スプリング・エフェメラルなのであります。




団子になって地面に落ちた3匹。
もつれながらもバランスを整え、キレイに3段重ねが完成しました。
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真ん中の個体が小さいですが、♂♀はどうなっているのでしょうか・・・




こちらは正常と思われる、♂♀の交尾。
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飛び交うシバカワコガシラアブを見ていると、基本的には空中で交尾をしているようです。
しかし、あまり上手ではないのか、草や枝に激突したり、他の個体が邪魔に入ったりで、結局地面に落ちてきてしまう場合が多いようです。


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体格差があるようですが、やはり小柄な♂が上に乗るのが自然・・・


こちらは明らかに大きい方(♀?)が上になっております。
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ひたすら休まず飛び続けている彼らですが、ずっと眺めているとごくたまに翅を休めに止まる事があります。
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コガシラアブの仲間は、クモの体内に内部寄生する寄生アブで、春に現れます。
成虫は花から吸蜜するとの事ですが、今回シバカワコガシラアブは求愛に夢中で、吸蜜のシーンは見れませんでした。
何にせよ、まだまだ謎多きアブであると言えそうです。



こちらの記事もどうぞ
春の異型アブ・セダカコガシラアブ


2018.04.26     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   今年の初ハエトリ  カラスハエトリ Rhene atrata.

カラスハエトリ  Rhene atrata.
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カゲロウを捕らえた、カラスハエトリの幼体。
今年初!ハエトリであります。
冬場はほとんど地面ばかり見ていたので、久々に視線を上げて樹幹を見た気がしました。
同じフィールドでも全く違う景色が見えて来るものですね!

捕らえられたカゲロウの綺麗な翅が写らなかったので、「もう1枚!」と追いかけまわしていたら、カゲロウを咥えたままピョンと地面に消えてしまいました。

2018.03.30     カテゴリ:  菌類 

   初物・アミガサタケ

アミガサタケ  Morchella esculenta.
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3月の最後に今年初のアミガサタケを拝む事が出来ました。
ネット界隈ではすでに「出てる」情報が飛び交っていたので、アミガサタケに集まるトビムシや小さなハエを撮影しようと意気込んでいたのですが、なんとか発見出来たのはこの1本だけでした。
・・・それらを撮影できるのはもう少し先のようです。

まあ、小さくてかわいらしいので良しとしましょう。

2018.03.25     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   クモの・・・

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石の裏にひっそりと残る、小さなクモの亡き骸。
しかし、これが実にアヤシイ・・・


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この菌糸に包まれた姿、もしかしたら冬虫夏草なのでは?
それともカビているだけなのでしょうか・・・
隈なくチェックした(つもり)のですが、子嚢殻らしきモノは確認できません。

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うむむ・・この姿。
以前にも、この周辺で同じように石裏から菌糸に包まれた怪しいクモを発見しており、記事にもUPしています。
2016年3月の記事→「クモノイト」

さらにこの周辺では、同じように石裏で菌糸に包まれたクモから、子嚢果が出ている状態の冬虫夏草を2度ほど発見しております。
2016年1月の記事→「雪化粧ならぬ、菌化粧」
2017年4月の記事→「クモの冬虫夏草 Givellula sp.」


2016年の記事の個体に関しては、撮影後埋め戻しをしましたが、経過観測をする事が上手く出来ませんでした。
今回も慎重に埋め戻しをしましたが、どうでしょうか・・・やはり石裏での発見ですので、一度開けてしまうと、いくら同じように戻しても微妙に空気の流れや環境が変化してしまうのは防ぎきれません。
この写真を撮影したのは2月ですので、そろそろ確認しに行きたいトコロであります。
さて、どうなっているかな・・・

2018.03.19     カテゴリ:  菌類 

   ボーベリアと共に迎える、今春

ボーべリアに感染してまだ間もないであろう、キボシカミキリ。
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こうしてボーべリアに感染し、節々から白い菌糸が湧き出ている昆虫の姿は、晩夏の頃からよく見かける光景であります。
このキボシカミキリは、昨年11月に見つけたもの。
いつものフィールドの通り道沿いでの発見だったので、経過観察をしてみる事にしました。



7日後
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白い菌糸はさらに増えて、ふわふわの質感に。



14日後
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菌糸のボリューム感は、観察した中ではこの日が最大になりました。




42日後
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少し日にちが進んで12月半ばになりました。
雨に晒され、乾燥と寒さでふわふわ感は無くなりました。




56日後
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12月の終わり。
さらに乾燥した様子です。




70日後
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1月、白い部分はカサカサになり、残っていた触角も折れて無くなっていました。




106日後
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2月に入りました。
積雪があり、20㎝以上の雪の下に埋もれた後の姿です。





133日後
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そして3月。
春の嵐が訪れ、なかなかフィールドに向かう事が出来ない日が続いた事もあり、流石にもう無くなっていると思いながらその場所に到着してみると・・・だいぶ傷んではいるものの、まだ残っているではありませんか!

撮影するためにピンセットで慎重に持ち上げたのですが、胸部と腹部がポロリと崩れてしまったので、最後はこの形での撮影となりました。



断面はこのようになっています。
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ボーべリアに感染した昆虫は、アリなどに食べられてしまう事もなく、ボーベリア菌によって体内の水分は奪われて乾燥してしまうので腐敗の速度は遅くなり、ミイラ化した昆虫の死骸は通常よりも長持ちするのでしょう。
しかしながら、雨風に晒されながらもこんなに長く原形を留めていられるとはオドロキでした。
まさか春を迎えるまで残っているとは思っていなかったので、軽い気持ちでスタートした経過観察でしたが、なかなか面白い結果となりました。



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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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