カウンター


カテゴリー 《 菌類 》   全25ページ

2018.03.19     カテゴリ:  菌類 

   ボーベリアと共に迎える、今春

ボーべリアに感染してまだ間もないであろう、キボシカミキリ。
1806_20171103051609e90.jpg

こうしてボーべリアに感染し、節々から白い菌糸が湧き出ている昆虫の姿は、晩夏の頃からよく見かける光景であります。
このキボシカミキリは、昨年11月に見つけたもの。
いつものフィールドの通り道沿いでの発見だったので、経過観察をしてみる事にしました。



7日後
1859_201711092341539a1.jpg
白い菌糸はさらに増えて、ふわふわの質感に。



14日後
1872_2017111701365970d.jpg
菌糸のボリューム感は、観察した中ではこの日が最大になりました。




42日後
1900_20171217015719dc5.jpg
少し日にちが進んで12月半ばになりました。
雨に晒され、乾燥と寒さでふわふわ感は無くなりました。




56日後
1915_20171229012154acc.jpg
12月の終わり。
さらに乾燥した様子です。




70日後
1936_20180112013517f0d.jpg
1月、白い部分はカサカサになり、残っていた触角も折れて無くなっていました。




106日後
1973_2018021618073681c.jpg
2月に入りました。
積雪があり、20㎝以上の雪の下に埋もれた後の姿です。





133日後
2000_201803160117373d8.jpg
そして3月。
春の嵐が訪れ、なかなかフィールドに向かう事が出来ない日が続いた事もあり、流石にもう無くなっていると思いながらその場所に到着してみると・・・だいぶ傷んではいるものの、まだ残っているではありませんか!

撮影するためにピンセットで慎重に持ち上げたのですが、胸部と腹部がポロリと崩れてしまったので、最後はこの形での撮影となりました。



断面はこのようになっています。
2001_2018031601173732a.jpg

ボーべリアに感染した昆虫は、アリなどに食べられてしまう事もなく、ボーベリア菌によって体内の水分は奪われて乾燥してしまうので腐敗の速度は遅くなり、ミイラ化した昆虫の死骸は通常よりも長持ちするのでしょう。
しかしながら、雨風に晒されながらもこんなに長く原形を留めていられるとはオドロキでした。
まさか春を迎えるまで残っているとは思っていなかったので、軽い気持ちでスタートした経過観察でしたが、なかなか面白い結果となりました。

2018.02.22     カテゴリ:  菌類 

   白い菌化粧   小さなつぶつぶキノココレクション

1989_20180216180824d32.jpg

こんな寒い季節、山にはまだ先月の雪が残っている中でも、小さなキノコは活動しておりました。
雨や雪が直接当たらないような物陰でひっそりと。

手にとってみるとご覧の通り、雪化粧ならぬ、白い菌化粧であります。





雪解けの潤いで新鮮さをとりもどし、しっとりとしております。
1990_2018021618082653c.jpg

この形、ビョウタケの仲間でしょうか。


こうした朽木から発生する小さなキノコが、真冬にも活動している事にはオドロキでした。
と、言うのも昨年は土壌の小さな生き物を探す上で、ビョウタケなのど小さな菌類をいろいろと発見して撮影していたからです。
12月頃になるとそれらのキノコ達は乾燥してしまい、すっかり元気が無くなってしまったように見えたので、冬場は枯れて無くなってしまうものと思い込んでいました。
もちろん雨風や積雪にさらされるような場所には無くなってしまいましたが、それらをしのげるような場所では活動を続ける事が出来るようです。

せっかくなので、去年の夏から秋に撮影したビョウタケの仲間を始めとする小さなキノコを並べてみます。
どれもとても小さいですが、色が鮮やかでキレイです。






ムラサキゴムタケ purple jelly drops. もしくはヒメムラサキゴムタケ Ascocoryne sarcoides
1876_201711170137051d6.jpg

鮮やかな赤紫色がとても美しく、目をひくキノコ。
11月撮影。




1877_20171117013706d97.jpg

不明種。
白い縁取りがオシャレであります。
11月撮影。 




ビョウタケ Bisporella citrina. もしくはモエギビョウタケ Bisporella sulfurina.
1890_2017111701372601a.jpg

いちばんよく見かけたのがこの菌です。
数が多いのはもちろんですが、鮮やかな黄色はやはりとてもよく目立ちます。
拡大すると切ったたくあんのよう(笑)
11月撮影。



Helotiales sp.
1892_20171117013729a2d.jpg

落ち葉から発生しております。
非常に小さく、粘菌探しをしていると一瞬騙されそうになります。
11月撮影。




ヒメロクショウグサレキン Chlorociboria omnivirens.
1898_2017112623414791c.jpg

ロクショウグサレキンと言えばこの美しい翡翠色!
大きさや形状から、おそらくヒメロクショウグサレキンかと思われます。
11月撮影。




5922.jpg

不明種。
黄色いですが、細かい毛に覆われております。
5月撮影。


こうしてあらためて並べてみるとなかなか面白いですね。
昨年は特に探して撮影した訳ではないので、探せばもっといろいろ見つかるのかもしれません。
今年はさらなるコレクションを目指して、つぶつぶ菌達を探してみたいと思います。

2018.02.20     カテゴリ:  菌類 

   菌、ウイルス、カビ、雫

1975_20180216180738507.jpg


先週、人生初のインフルエンザの診断を受けました。
A型であります。
毎年予防接種を受けていますし、もちろん今シーズンも受けてはいたのですか・・・。

ウイルスはどこから感染してくるのか、油断なりません。
幸いにも、症状は思い描いていたものよりずっと軽く、2日目には元気に回復、普通に冬休みを頂いただけのようになってしまいました。
去年の年末にかかった、人生初の中耳炎の方が、数倍辛かったです!!



1976_2018021618074030b.jpg


写真は小さな雫をのせた、カビ。

1月に降った雪が未だに残る、いつもの山の枯れ沢の底。
降り積もった落ち葉をそっとどかすと、小さなキノコよりもさらに小さな白いカビの菌糸がふわふわと。
カビ達はその小さな頭に、さらに小さな雫の玉を乗せてお出迎えしてくれました。

1977_20180216180741cfd.jpg



インフル休暇の気分転換にこっそり山に行った事は、もちろん秘密であります。

2017.11.28     カテゴリ:  菌類 

   11月も頑張る、マメホコリ  Lycogala epidendrum.

マメホコリ Lycogala epidendrum.
1842_2017110501454587e.jpg

11月の始め。
気温も下がり、ぐっと秋が深まった山は、キノコも粘菌もすっかり少なくなっておりました。
そんな中、大きな倒木の一番端っこに、小さなマメホコリを発見。
しかもまだうっすらピンク色で、出来たての未熟状態ではありませんか!

この日は粘菌がほとんど見つからなかったので、嬉しい発見でした。


・・・約一週間後の同じマメホコリ。
1856_201711092321235ff.jpg

成熟した色に変わっておりました。







すぐ横には、2つ仲良く並んだ小さなマメホコリも。
1843_20171105014547187.jpg


こちらも約一週間後。
1857_20171109232124430.jpg

とても小さくて、可愛らしいです。




拡大すると、独特な質感の表面構造をしております。
1858_20171109232126a65.jpg

次に訪れた時に、この個体達がまだ残っているかは分からないので、マメホコリを見るのも今年は見納めでかもしれめせん・・・。
同じポイントに通うのも、こうした経過観察が出来きると言う面白みがあります。

2017.10.08     カテゴリ:  菌類 

   小さな迷路 ヘビヌカホコリ Hemitrichia serpula.

ヘビヌカホコリ Hemitrichia serpula.
1771_20171006004348e02.jpg

見つけると嬉しくなる粘菌、ヘビヌカホコリ。
今回もまた、ついつい撮影してしまいました。
ところどころ痛んだりカビが生えたりして、なんだか味のある個体であります。



ところで、「屈曲子嚢体型」と呼ばれる、クネクネした迷路粘菌仲間として、「未定」では以前にハイイロフクロホコリを紹介しておりますが、せっかくなので同じショットを撮影してみました。
こちらも合わせてご覧下さいまし→小さな迷路 ハイイロフクロホコリ

1770_201710060043254d0.jpg

それにしてもヘビヌカホコリは面白い&可愛らしい粘菌だ。


最新記事
カテゴリ


プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

検索フォーム
あしあと
pictlayer
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: