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2017.06.08     カテゴリ: 昆虫寄生関係 

   チャタテムシに寄生

前記事に続き、こちらも同じ某里山にて。

地面のチャタテムシが多い場所でありましたが、もちろん樹幹に群れる大型のチャタテムシも非常に多い場所でした。
普段、樹幹のチャタテムシはスルーしてしまう存在なのですが(たまに指でつついてワー!と散らして楽しむ程度)、たまたま目に止まったチャタテムシの一群の中に、なんだか様子が違う個体がいたので、よく見ていると・・・

5955.jpg


チャタテムシ(幼体)の腹部から、黄色いイモムシが出ているではありませんか!
どうやら何者かに寄生されているようであります。

・・・なかなかギョッとする光景であります。
チャタテムシの幼体は、おそらく終齢で、周辺ではちらほら成虫に羽化している個体も見られました。
とは言え、腹部からイモムシが出ているのは、この個体のみ・・・

チャタテムシに寄生する昆虫を調べてみると、やはり寄生バチ、ハラボソコマユバチ亜科( Euphorinae )が浮上してきます。
しかしこの個体の詳細については、いまのところ不明ですが。




~2017.6.13 追記~

この記事を書くにあたり、チャタテムシに寄生する虫を検索した際に、とても参考にさせて頂いた「明石・神戸の虫 ときどきプランクトン」の、おちゃたてむしさんからコメントを頂きました。 
おちゃたてむしさんの記事には、ハラボソコマユバチ亜科のハチがチャタテムシの幼体に産卵する貴重なシーンが捕らえられております!→チャタテムシ幼虫に産卵するハラボソコマユバチ亜科の一種(?Leiophron sp.)

おちゃたてむしさんの記事のコメント欄にコメントを残しているezo-aphidさんによると、ハラボソコマユバチ亜科は蛹で越冬するとの事・・・もしかすると、蛹化のためにチャタテムシの体から脱出しているシーンなのではないか?・・・と言う見方が出来そうであります。

おちゃたてむしさん、ありがとうございます!

5958.jpg


寄生しているイモムシがかなり大きいため、後ろから見るとチャタテムシの腹部が凹んでいるのが分ります。
しかしながら、チャタテムシもまだ元気なようで、カメラを気にして他の個体と共に逃げ始めます。




・・・そして、それ以上に元気なイモムシ。
チャタテムシの腹部で、クネクネと動いておりました。


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これはびっくりです。チャタテムシはよく撮りますが、こんな場面は見たことがありません。
体外で蛹化するために脱出しようとしているところでしょうか。
以前、記事で触れておられるハラボソコマユバチ科らしきハチがチヤタテ幼虫に産卵する場面を見たことがあります。この幼虫もその仲間でしょうかね。
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-0982.html
おちゃたてむしさん

コメントありがとうございます!
この記事を書くにあたり、チャタテムシに寄生する虫を検索して、おちゃたてむしさんの記事を参考にさせて頂いておりました。
記事にリンクをはらせてもらおうかと思っていたのですが、確信がもてなかったので・・・。
ネットで検索しても、このような場面は見つかりませんよね。
もっと慎重に撮影しておけばよかったです(笑)




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Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
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