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2017.04.15     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   クモの冬虫夏草 Torrubiella sp.

8577.jpg





前記事でヤンマタケを発見した枯沢にて。

沢の壁面は崩れやすくなっており、少し触るだけで石がボロボロと崩れ落ちて来て、常に土が露出している状態です。
その壁の真ん中、石の陰にポツリと白い物体が見えました。

8535_20170401061554297.jpg




近づいてみると、やはり。
8536_20170401061555039.jpg

どうやらクモの虫草のようです。

クモは石の陰の、少し穴になっている空間にぶら下がるような形で着床しておりました。
広角で環境も入れての撮影をしてみたのですが(2番目の写真)、クモが小さいのと、石に阻まれてうまくアングルが調整出来ないで四苦八苦しているうちに、レンズに土が乗ってしまい、さらにそれに気づかずに撮影しておりました。
(写真右側、クモの横の茶色い前ボケのようなモノはレンズに乗った土です)






クモを土壁から取り出してみました。
8538_20170401061558e29.jpg

クモの体長はおよそ5~6mmくらいです。




全身がふわふわとした綿のような菌糸に覆われております。
8540_20170401061601fe7.jpg



裏側です。
8541_20170401061602cc6.jpg

実際はこのような向きでぶら下がっていたワケですが、こちら側(クモの腹面)に白い菌糸はあまり見えません。






クモの右前肢から出ている子嚢殻です。
8539_201704010615590aa.jpg



上写真の、右前肢が一番目立ちますが、他の脚からもちらほらと出ております。
体部分に子嚢殻は見られませんでした。
8543.jpg



子嚢殻部分。
透き通る、淡い橙色が美しいです。
8544.jpg


子嚢殻を形成している事から、Torrubiella属の虫草菌であると思われますが、詳細は今のところ不明であります。
「未定」では、これまでに同じ山にて、似たような姿のクモ生冬虫夏草を2回発見、記事にしております。

過去記事 
2016/1→雪化粧ならぬ、菌化粧
2016/3→クモノイト





今回の個体は、クモの顔の部分が菌糸に覆われていなかったので、その表情を窺がう事が出来ました。

8542_2017040106160410b.jpg


生と死、その両方が一つに存在する冬虫夏草。
このクモの表情が、その怪しい世界へと誘ってくれているようであります。
・・・今シーズンの菌運を祈ります!



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Author:クマG
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