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2016.11.14     カテゴリ: 虫ゼリーMAXPlants 

   オトンナ・レトロルサ  Othonna retrorsa.

Othonna retrorsa


初冬の冷たい空気を待ちわびていたかのように、最初の一輪を咲かせたアフリカン・ワイルド菊であります。




Othonna retrorsa









8月の終わり。

Othonna retrorsa.

このどう見ても生きているとは思えない枯れ草の山は、冬型種であるオトンナ・レトロルサの特徴的な休眠中の姿であります。
この枯れ姿に合わせて、ボロっとした趣の鉢に植え替えをしました。→根の様子

オトンナ・レトロルサは、南アフリカ原産の塊根植物で、キク科・オトンナ属。
塊根植物と言えばコチラのオシャレなサイト・isla del pescadoさんによると、「海岸線に近い半砂漠の開けた平原や、砂質の土壌の岩場などに自生している」との事。
南アフリカの厳しい気候と、海岸線や半砂漠と言った特異な自生環境が、この様な姿に進化を遂げさせたのでしょう。




Othonna retrorsa.

冬型種のオトンナ属は、通常暖かい時期になると葉を落とすのですが、オトンナ・レトロルサは枯れた葉をそのまま纏い続けて、このような独特な姿を作り出しております。
休眠中、厳しい暑さや日射しから塊根を守るためなのでしょうか、はたまた、外敵からカモフラージュして身を守るためなのでしょうか。
風変わりな種の多いキク科オトンナ属の中でも、ひときわ特徴的であります。


一見、カサカサの枯れ草にしか見えませんが、よく見てみると、生長点部分には白い綿毛に守られるように、新芽の緑色が顔を覗かせておりました。

Othonna retrorsa.









そして10月半ば。
Othonna retrorsa.

新芽の出ていた部分からは、小さな葉と共に、早くもツボミが上がって来ておりました。

Othonna retrorsa.







そして数日前からツボミは黄色く膨らみ、最初の一輪が開花したのです。

Othonna retrorsa

風変わりな塊根の姿に似合わぬ、素朴な花の姿は、とても可愛らしいです。



Othonna retrorsa

オトンナ・レトロルサは休眠から覚めると、葉を先に出す事が多いようですが、このように花を先に咲かせる場合もあるようです。
なにか条件的な違いがあるのでしょうか。
涼しくなってきてからも、水やりは与え過ぎぬよう、慎重にしていたつもりです。
葉はまだまだ少ないですが、ツボミは沢山確認できます・・・これから冬の間、この可愛らしい黄色い花をポツポツと咲かせてくれる事でしょう。

塊根に限らずサボテンや多肉植物などを見ていると、遥か遠くアフリカで生まれた植物達が、この日本の気候の下でしっかりと根を伸ばし、花を咲かせている・・・そんな姿にいつも胸を熱くさせられます。
素朴な花の姿のも、ワイルドな力強さを感じずにはいられませんね。


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プロフィール

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Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
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東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

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