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2015.11.22     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   雪舞い上がる






どんよりとした曇り空の下。
それでも時折雲の隙間から顔を見せる太陽の日差しに元気づけられてか、地面やら草の葉の上やら、とにかくそこらじゅうからおびただしい数のこのアブラムシの一種が、空を目指して上へ上へと蠢いておりました。
これは、いわゆる「雪虫」と呼ばれるアブラムシの有翅虫の類いかと思われますが、雪虫の特徴である白いワックスは、まだほんの少ししか纏っておりません。
それでも、どこから出てくるのか一面このアブラムシだらけ・・・
コケむした大きな倒木の上までやって来た彼等は、コケの蒴の先端までよじ登り、そこで風が来るとフワっと飛び立って行きます。




しかしすぐそばのクモの巣では、こんな光景が。
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もうすでに網にたくさん掛かり過ぎて、クモもすっかり無反応であります。

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つい晩秋の愁いを感じてしまいます・・・
そう言えば、愁いとは「秋」に「心」と書くのですね。












・・・でもそんな愁いを感じてしまうのは、人間の勝手な解釈に過ぎません。
彼らはただ、産卵の場所を目指して空に羽ばたくだけなのです。


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さあ、雪になって舞い上がれ!






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はばたく様子、愁いを感じさせつつもかわいらしい!
とまっているのはツヤゴケかなぁ。
この子たち、ヌルデシロアブラムシとはまた違う種類でしょうか。コケのまわりで集団でおなくなりになっているのを12月初旬に見かけます。
musimegane6さん

蒴を見ただけでコケの種類も分ってしまうんですねー、流石です!
このアブラムシもムシメガネさんのおっしゃる通り、コケの周りで集団でワサワサしておりました。
ちょっと種類まで確定できる自信がないので、とりあえずアブラムシにしておいてのですが・・・ヌルデシロアブラムシを調べてみると、有翅♀はオオバチョウチンゴケで幼虫を生み、幼虫越冬するとの事らしいですね。
しかもオオバチョウチンゴケは越冬に利用するだけ?なんとも面白い。
アブラムシの生活史は複雑すぎて、文章で読んでいると頭がこんがらがってきます(笑)

それにしても、コケには季節問わず生き物がたくさん潜んでいて、いつもすごいなぁと感心してしまいます・・・!




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クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

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