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2015.09.17     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズ11  ツマキシャチホコ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

ツマキシャチホコ [ Phalera assimilis. ]
Phalera assimilis


ツマキシャチホコでございます。
シャチホコガ科( Notodontidae)、Phalera 属
折れて落ちている小枝にソックリなその姿に、驚かされた人のも多いであろう擬態の名手であります。



そうそう・・・


ツマキシャチホコと言えばこの姿!
Phalera assimilis
これには見覚えのある方も多いでしょう。
キレイに染め分けられた頭部の茶色と、前翅の黄色紋が、くるりと翅を巻きこんでつくり出す筒状の体勢によって、見事に枝の断面と樹皮の剥がれを再現しております。
このガを昼間に見かける時は、たいていこの格好をしているのですが、このリアルな枝が玄関先や民家の塀などにくっ付いている光景は実に不自然極まりなく、無情にもなかなかの存在感を放ってしまっております。










Phalera assimilis
ミズナラ、コナラ、クヌギなどのブナ科のいくつかを食樹としております。
Phalera属には本種に非常によく似たムクツマキシャチホコ、クロツマキシャチホコ、タカサゴツマキシャチホコがおり、同定はなかなか困難であります。
ちなみに、先日訪問者シリーズで紹介したモンクロシャチホコも、実は同じPhalera属。


Phalera assimilis
同定のポイントとなる前翅の黄斑部分。
向かって右側の縁取り部分が茶色っぽく、丸みを帯びたラインを描いているのがツマキシャチホコの特徴・・・
Phalera属の仲間はとてもよく似ている中で、最も普通種であるツマキシャチホコであると思われます。





それにしれも、銀色を帯びた麟粉と、茶色のコントラストが美しい・・・
身近にいながらも、素晴らしいガであります。
Phalera assimilis



やはり、リアルに樹皮の剥がれたリアビューが抜群にカッコいいのです。
Phalera assimilis

さてさて、訪問者シリーズが続いておりますが、何を隠そう九月に入ってまだ一度もフィールドに行けていないと言う・・・
最近やっとよいお天気になってきたなぁ、なんて思っていれば、休みはガっツリの雨だったり。
素敵な普通種が訪問してくれるのは嬉しいのですが、秋が深まってしまう前になんとかフィールドに行きたいもの。
まぁ雨でも出かければいいじゃん、って話しではあるのですがね・・・気合いが足りない??

・・・せめて、お休みの天気は気合いでカバー出来る範囲の小雨で勘弁していただきたいと思う、クマGでありました。





2015,9,2の訪問者です。



訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
訪問者シリーズその9  モンクロシャチホコ
訪問者シリーズその10 アオドウガネ
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Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

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