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2015.06.14     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   カカオの実の中身は何か!?



なんとも奇妙な光景であります。
大型のシャクトリムシの背中にたくさんぶら下がった繭・・・
寄生蜂の繭かな?と思ったのですが、こんなのは見た事がありません。



こちらは少し離れた場所にいた、別個体です。
1394.jpg
イモムシの種類は同じだと思われますが、繭の形状が少し違います。

表面にシワがあり、しっかりとした肉厚な生地で出来ていそうな表面です。
1395.jpg
・・・たわわに実る、カカオの実を思い出しました(笑)

先端は蓋がついているかのような形状をしております。
1396.jpg


イモムシの体に、糸でしっかり固定されておりますが、イモムシが動くと繭も揺れ動きます。
1397.jpg
繭の数は13個で、大きさは6mmほど。

意外だったのは、この状態でもイモムシはかなり元気な様子で、さらには背中の繭をしきりに気にしては時折身をこじらせる動きをしているのです。
そのたびに繭が取れてしまうのでは?と、言うほどにイモムシの体にバシバシと打ち付けられておりました。

そして、もう一つ気になる事が・・・







繭をぶら下げたイモムシにつきまとって、周囲を飛び回る一匹の小さなハチ・・・
画面上に、忍び寄るハチの姿がお分かりいただけるかと思います。
1393.jpg

明らかにイモムシを狙って執拗にアタックをかけておりましたが、このイモムシはハチの存在に気づいているらしく、ハチが近づこうものなら、上半身をブンブン振り回して応戦しておりました。




こちらがイモムシに付き纏っているハチであります。
1363.jpg
写真がやや不鮮明ではありますが・・・はたしてこのハチが繭の主なのでしょうか。


このハチに付き纏われ、激しくのたうちまわるイモムシ・・・
ハチの撮影で気を取られているうちに、なんとイモムシの体からついに繭が落ちて無くなっているではありませんか!
慌てて地面を探し、落ち葉の間からなんとか無事に繭を見つける事が出来ました。

と、言う事で繭をお持ち帰りし、自宅で保管しておりますが・・・
撮影・採取したのが6月4日なので、この記事を書いている時点ですでに10日が経過しておりますが、未だ何の変化もありません。
面白い結果がご報告できればよいのですが・・・無事に羽化してくれる事を期待するしかありません!
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緊張感のある森の中の一コマですね!
カカオの実そっくりな繭を糸でしっかりと括りつけるなんて
芋虫は気持ち悪いことでしょうね。
落ちた繭をよく探せましたね(^^)
無事に何か出てくるといいですね!
かぜくささん

虫の世界では、我々の思っているより多くの確立でこうした寄生を受けているようでありますが、それでも寄生をされる側も絶滅する事なく繁栄している、これはやはり双方の絶妙なバランスで成り立っているんだなと、色々考えを巡らせます。
そんな不思議な世界の端っこを、こうして偶然垣間見る事ができて、とても幸運であります!
繭が羽化してくれたら、なおいいのですがね(笑)
さすがクマGさん。
探し当てるのもすごいですが、よくもまあこんなものお持ち帰りしますね!(笑
今年はすでに3ケタの寄生バチを育てたことになるので(結果的に)、もうお腹いっぱいです……
でも確かにこんなのは初めて見たのでめっちゃ気になります。
ご報告楽しみに待ってます!
のはらさん

探そうとして探していた訳ではなく、偶然暴れている大きなイモムシが目に入り、よく見ると・・・
みたいな感じでした。
・・・3ケタってスゴイですね!
いろいろなイモムシを育てていらっしゃるのはらさんならではですね。
寄生蜂が見たければ、イモムシを飼うべし、と言う事でしょうか(笑)
ちなみに繭は未だ何の変化なしです。




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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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