カウンター


2015.03.28     カテゴリ: 昆虫イモムシ 

   満開の梅を見上げる世界





満開の梅からいよいよ櫻の開花へ・・・
と言う話しは先日いたしましたが、そんな満開の梅の樹の幹には、これまたもりもりに満開となったコケ達の蒴が、鮮やかな緑色で眼を癒してくれます。 (これはサヤゴケでしょうか?)

梅の花には失礼して脇役になっていただき、見事にコケむした樹皮をじっくりと見ていると・・・





2100.jpg
様々な種類のコケや地衣類が織りなす瑞々しい緑色は、眺めているだけでも癒されます・・・

おや?このシルエットは・・・?
2099_2015032701300276f.jpg




キスジコヤガ幼虫 [ Enispa lutefascialis ]
2097_20150327013010a1b.jpg
地衣類の粉で身を纏い、コケに紛れて見事に擬態しているイモムシ!
キスジコヤガの幼虫かと思われます。
ヤガ科・コヤガ亜科、やはり地衣類を食べているようです。


にょきっと。
2098_20150327012959e43.jpg
このようにシャクガ幼虫的な動きをするのは、腹脚を一部欠くコヤガ類幼虫の特徴なのだそうです。
が、やはり本家シャクトリムシと比べると、かなり不器用な尺取りであります。




キスジシロヒメシャク幼虫 [ Scopula asthena ]
2101.jpg
噂をすれば、本家シャクトリの登場であります。

キスジコヤガと同じ枝にいたのは、キスジシロヒメシャクの幼虫と思われるイモムシでした。
こちらは極細の身体と、コケに溶け込む体色でこれまた見事に擬態しております。
コケを食草としているシャクガ科・ヒメシャク亜科。




2102.jpg



両者とも見事なコケ擬態を披露してくれました。
キスジコヤガなどは、動かなければ見つける事すら出来なかったかもしれません。

コケはそこかしこに生えている割に、コケを食草とする虫が意外に少ないですね。
それは、コケは食べるとあまり美味しくないと言う事で、虫など(もちろんその他の動物にも)による食害から身を守っているからなのだそうです。
しかしながら、その不味い味を克服した彼等は、安全な住処と豊富な食料を手に入れた、と言う事ですね。
スポンサーサイト








トラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
お誕生日おめでとうございます♪(ございました?)

食べられるコケは不人気の中でもやっぱり地衣類が人気なんですかねぇ。(ちょっとジェラシー(笑))
musimegane6さん

ありがとうございまシタ!

コケはまだ食べた事はありませんが(笑)、見ていると新鮮な緑色、みずみずしい質感、ともに美味しそうだなぁと思うこと、よくあります。
少なくとも地衣類よりは美味しそうに見えます・・・よね?




カテゴリ


プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

検索フォーム
あしあと
pictlayer
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: