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2014.08.08     カテゴリ:  菌類 

   茶托でおもてなし  チャダイゴケ

チャダイゴケの一種 [ Nidulariaceae sp. ]
Nidula niveotomentosa  コチャダイゴケ

薄暗い沢沿いに落ちていた小さな枝に、キレイに並んで口を開けているのは「チャダイゴケ」の一種、「コケ」と名前に付いておりマスが、見ての通りコケではございまセン。

・・・むしろ全くコケには見えないチャダイゴケは菌類、キノコの一種でありマス。

チャダイとは「茶台」と書き、茶托の事を指すようで、茶托(ちゃたく)とは茶碗の下に敷く台の事で、皿状の物から脚の付いた装飾性の高い物まで様々で、このチャダイゴケのように台の着いた豪華なものは、おもてなしの為の品として、日常生活にはちょっと馴染みの無い物かもしれまセン。






ツネノチャダイゴケでしょうか?
Nidula niveotomentosa  
そんな茶台の中には白い碁石、もしくは豆のような小塊粒(ペリディオール)が入っており、この中に胞子が詰め込まれておりマス。
・・・なんともおもしろい&可愛らしい姿!

降って来た雨粒によってこの小塊粒が弾け飛び、近くの草などに付着したところを他の生き物が食べ、その糞と共に胞子が拡散する・・・と考えられており、これまた独特の拡散方法に行きついたキノコのようデス。
この茶台部分の口の開け具合も、小塊粒がうまく弾け飛ぶための絶妙な角度になっているのだそうデス。

とは言え、上の写真では小塊粒がこぼれ出てしまっている個体も写っておりマスが・・・。
見た目もさることながら、生態も非常にユニークで、興味が尽きないキノコでありマス。

茶台の直径は6~7mmと、とても小さく、どこにでもある種類だと言う事なのデスが見落としてしまいがちデス。
ボクも今回初めて、この独特な姿を目にする事が出来まシタ。

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かわいいキノコですねえ。
最近、こちらも林の中はキノコ祭りですが、
これは見たことないです。
てゆか、見えてないだけかもしれませんが。
キノコもおもしろいですよねー。と、最近気づきました(笑

夏休みで一緒に歩いている姫も、そのキノコ祭りにつられて、
自由研究のテーマをキノコにしようとしたのです。
が。
とってきたキノコでキノコ拓をとろうとするも、結局腐らせて異臭を放ち、1日にして挫折するとゆう、ありがちな結末……
お!
姫の夏休み自由研究はキノコですか!?(挫折!!?)
このチャダイゴケは拓をとるにはちょっと小さいですが、かわいらしいキノコです。

普通種でわりとどこでもあるらしい(調べていたら、プランターに発生して駆除に困った、なんて話も)ので、きっとのはらさんのフィールドでもあるかと思います。
こう言った小さいものは、姫のように低い目線がより有効かと思われます!

キノコはほんとに興味をそそられるのですが、初心者と言う事もあり、ガ以上に同定出来ない!!・・・と言う事態に毎回陥ります(笑)
とりあえずキノコ図鑑が欲しくてたまらない今日この頃デス・・・
タイトルもいいですね~。
何度か見たことがあるのですが、やはり普通種なんですね。
小さい器にお菓子が盛られているみたいで
遊びたくなりますね(^^)

きのこは面白いですよね。
きのこの図鑑は持っていても、名前は少しもわからないので諦めています。
同じフィールドでも、視点を変えるとまた新たな発見があったりしますよね。
小さなキノコや、コケなどなど、視界に入ってはいても通り過ぎていた存在であったり。

でもよくみると面白いものがまだまだありそうです。
珍しい生き物や、決定的瞬間を撮る事が出来ないボクなので、「普通種こそ美しく!」をモットーに観察&撮影しておりますが・・・キノコの場合は普通種なのかすらわからないデスね(笑)




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クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

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