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2013.06.27     カテゴリ:  日常・いろいろ 

   千葉大陸の果てに見た、平野のガラパゴス

どうも。

全く当たらない天気予報に翻弄される、梅雨らしいお天気が続いておりマスが、いかがお過ごしでしょうか。



そんな梅雨空が奇跡的に晴れ渡った先日土曜日、リンクもして頂いている微細昆虫&害虫のスペシャリスト、むしブロはるかサンのご案内で、以前から気になっていた千葉県は九十九里平野のど真ん中にある国内有数の食虫植物の自生地・「成東・東金食虫植物群落」へ行って参りまシタ。




コモウセンゴケ [ Drosera spathulata Labill ]
Drosera spathulata Labill.











東京から電車で約2時間、ここ「成東・東金食虫植物群落」は大正9年(1920)七月、「代表的な原野植物群落」であり「珍奇なたは絶滅に瀕した植物の自生地」と言う事から、日本における天然記念物の第1号として指定された、有所正しき場所でありマス。

・・・とは言え、住宅地や田畑に囲まれた、一見なんてこともなさそうな小さな湿原なのデス。
しかしながら、面積にしてわずか3.2haの湿原には、現在確認されている国産食虫植物約20種のうち、8種が自生していると言う、とても珍しい場所なのでありマス。



千葉県ならではの開けた風景の中、観察路を歩きマス。
この日はテレビの取材も来ており、他にも数組の観察者が訪れていて、静かな賑わいを見せておりまシタ。
成東






ボランティアガイドの方の説明を受けながら、竹竿で指し示して頂いた方向に目を凝らすと・・・
ありまシタ!

コモウセンゴケ [ Drosera spathulata Labill ]
Drosera spathulata Labill.

まるで地面に張り付く赤い花のような美しい姿の、コモウセンゴケでございマス。
思いのほか小さいその姿に、思わず狭い観察路から身をのり出しマス。
ロゼットの直径にして30mmと言ったところでしょうか。



思わず観察路にへばりつきマス。
虫を捕らえているところは見れまセンでしたが、光輝く粘液が美しいデス。
Drosera spathulata Labill.
自生している姿、これはまさに感激でありマス!








すぐ近くにはナガバノイシモチソウがたくさんの葉を伸ばし、美しく粘液を光らせておりマス。

ナガバノイシモチソウ[ Drosera indica L. ]
Drosera indica L.

コモウセンゴケと同じDrosera属の食虫植物で、腺毛の先から分泌される粘液で虫を貼り付けて捕えるのデス。



こちらはあちこちでハエなどを捕らえている様子が観察出来まシタ。
虫が張り付くと、この長い葉を巻きつけて消化液を分泌し、消化・吸収するのだそうデス。

またまた観察路から身をのり出しマス。


Drosera indica L.

湿地と言う事もあり、ハエなどの昆虫も非常に多く、その点でも食虫植物にとってよい環境なのでしょう。
この日は他にモウセンゴケ、イシモチソウ、ミミカキグサ、観察小屋ではタヌキモも観察する事が出来まシタ。








食虫植物以外にも、自生している植物の種類は豊富で、この日も多くの植物が開花の時期を迎えており、湿地はまさに花ざかりと言ったところでシタ。

白い花がよく目立つヌマトラノオには、これまたたくさんのベニシジミが乱舞しておりマス。

ヌマトラノオ [ Lysimachia fortunei Maxim. ]
Lysimachia fortunei Maxim.





淡い黄色が美しいヤマサギソウ。

ヤマサギソウ [ Platanthera mandarinorum. ]
Platanthera mandarinorum.


こちらはタカトウダイの花(花序)。
タカトウダイ [ Euphorbia pekinensis Rupr. ]
Euphorbia pekinensis Rupr.
花弁もガクも無く、一つの雌しべといくつかの雄しべだけが並び、一見すると全く花には見えない不思議な姿デス。


この湿地には約300種以上の植物が自生しているそうで、季節ごとに様々は花もたのしめマス。
貴重な植物も多く、食虫植物はもちろんのこと、なんと世界でもここだけでしか確認されていないと言うコケが、2種も自生しているそうデス。
貴重な種のため、一般には公開しておらずその姿を見る事は出来ませんでしたが、この湿地がいかに貴重で豊かな場所であるかと言う事が、お分かり頂けるかと思いマス。


これから初夏に向けて、食虫植物はまだまだ見ごろ、一見の価値はあるかと思いマス。
現地ではボランティアスタッフの方が無料で案内・解説を行ってくださいマス。

成東・東金食虫植物群落FAN!
食虫植物を求めて千葉大陸横断の旅、オススメでございマス。







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ご紹介ありがとうございます!\(^ー^)/
やっぱり写真が凄すぎる。
植物の名前がなかなか覚えられない私(笑)
また集まりましょう♪
いえいえ!
こちらこ素晴らしい旅をありがとうございマス(笑)

植物については、あれだけ説明していただいたにも関わらず、また調べなおすと言う・・・( ̄▽ ̄)
やはり虫を観察するには、同時に植物も観察しなければなりませんね。

また行きたいデス!!
おお、図鑑の写真のような美しい食虫植物たち。粘球も輝いていますね。

セダムたちは日光も雨もものともせずに元気です。特にパリダムという種類が雑草化しそうな勢いです。
モウセンゴケもあったのデスが、イマイチな感じで・・・
いかんせん、狭い観察路から出る事が出来ないので、なかなかアングルには苦労しまシタ・・・

セダムは丈夫だしよく成長するから楽しいデスよね!
うちの緑亀もなかなかイイ感じになりそうデス。
写真、ありがとう!

自然下で食虫植物が見られるなんて・・・!良いなあ。
粘球もたっぷり出していて、絶好調な様子だね(´ω`)
いらっしゃいませ!

遠くまで行ったかいがあったってもんだ。
一見なんでもない場所なんだけど、地域の方々の努力で守られてい事がよく分かる環境のよさ。
植物はもちろん、虫や他の生き物も多かったなぁ。

この日はマムシも見る事がでした\(^o^)/
千葉にはそんな食虫植物なんて名前の付いた所があるんですか!?
とっても魅力的ですね!
なんかとっても惹かれちゃいます!!

千葉の僻地でございマス!(笑)
その貴重さを知って行くと、とても素晴らしい場所です。

何も知らなかったら…
思わず通過してしまいそう(O_O)




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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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