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2011.11.16     カテゴリ:  菌類 

   11月のセミは、静かに佇む。



どうも。




ツクツクボウシ 480



すっかり秋の空気となった森の中で、ただ一匹ひっそりと過ごすツクツクボウシの♀、成虫になるのが遅かったのか、はたまた夏の生き残りなのか・・・辺りに仲間の姿はもうありません。

今年もいよいよ見納めとなりそうデス。



・・・と、言うかきっともう見納めですネ。










さらにこんなモノも。

「夏の名残り」とでも言うべきか、木に止まったまま絶命し、そこから鮮やかな緑のカビが湧き出すかのように生えている、アブラゼミの死骸でありマス。
「死」から新たな「生」が誕生した光景の、おぞましささえ孕む、美しさ・・・



アブラゼミ カビ 横


アブラゼミ カビ 縦


それはすでにセミのカタチをした、セミでないモノでありマス。
カビは鮮やかな緑色の胞子を盛んに飛ばしておりまシタ。










コチラは9月に撮影した、セミノハリセンボンに醸されたツクツクボウシでありマス。

セミノハリセンボン 横


セミノハリセンボン アップ



セミノハリセンボンとは主にセミを宿主とする虫草の一種で、「ハリセンボン」の名前の通り、無数の白いピン状の子実体がセミの体を覆い尽くし、異様な雰囲気を醸し出しマス。
夏の時期に、セミの多い森や林を歩く際に足元を注意深く探せば、割とこの「ハリセンボンゼミ」が落ちている事がありマス。
菌類に醸されたセミの亡骸は、アリなどに食べれれる事がないため、しばらくの間この姿で森の中に存在しているのデス。


地面に落ちる事なく、見事な子実体を生やしたその姿は神秘的で、虫草の不思議な魅力に気付かされてしまった、ある夏の日の思い出デス。




セミノハリセンボン 緑

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カビすごいな…!

おぞましささえ佇む美しさ、
良い表現です。まさに!
んー。
これは興味深い(*・ω・*)

しかし相変わらず写真素晴らしいね。
逆光のハリセンボンの写真がすきだなぁ。


さぁくん、カビの素晴らしさがわかったかい!?
これでもうカビに悩んだり、除去する苦労ともおさらばダネっ!!(笑)

今日からカビも、お友達(^_-)-☆




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Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
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東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

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