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2017.07.28     カテゴリ: 昆虫寄生関係 

   久々に・・・乗ってる!

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こけむした石の上に止まっていた小さなハエに、何気なくカメラを向けてみました。
似たようなハエはそれこそ、そこらじゅうにいるので、特にこの個体を狙ったワケでもありません。


数枚撮って、液晶画面でピントを確認しつつの流し見・・・
と、何かただならぬ違和感を感じ、もう一度カメラを構えて覗いてみました。

倍率を上げて・・・





おお!!・・・の、乗ってる!!
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このオレンジ色、そしてこの顔はタカラダニの一種と思われます。
ザトウムシに付いているタカラダニと、よく似ております。






キノコバエの一種でしょうか・・・?
かなり小さなハエです。
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このように、翅の下に付いているダニは上から見ただけでは、全く分りません。
視点を変えて観察・撮影してみる事が重要ですね。




乗ってるシリーズ!!!
「乗っている!ヤリタカラダニ!」
「乗っている!!ヤリタカラダニ!!再び」
「乗ってる!!!シリーズ!!! ③」
「キノコに乗ってる・・・だけじゃ無かった」
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2017.07.23     カテゴリ:  爬虫類 

   コケでくつろぐ、ヤマカガシ


ヤマカガシ Rhabdophis tigrinus
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コケむした樹の上で休んでいたヤマカガシ。
とても居心地のよさそう場所です。
ヘビの自然な姿がなかなか撮影出来ないので、慎重に近づいて行ったのですが・・・

案の定、すぐにこちらに気づくと、ソロリと逃げて行きます。







仕方ない、逃げるヤマカガシを引きずり降ろし、ちょっとだけ撮影させていただきました(笑)
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まだ小さな、若い個体であります。
この場所はカエルやオタマジャクシが豊富なので、それらを狙ってやってきたのでしょう。




脱皮前で、眼が白く濁っております。
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脱皮後の美しい姿も、見たいですね。






こ0のように可愛くて大人しいヤマカガシですが、猛毒のヘビでもあるので、触る時は注意が必要です!
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2017.07.18     カテゴリ:  菌類 

   「粘菌フェイント」では済まされない、不思議な世界

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粘菌かと思ってレンズを向けてみたのですが・・・
どうも違和感があります。



とにかく、不思議な世界が広がっておりました。
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見た目・サイズ感はまさに粘菌のソレとソックリなのです。
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・・・詳しい方にお伺いしてもらったところ、カビの一種ではないか?
との回答(借)を頂きましたが、今のところ調査中であります。

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そしてもう一つ。

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こちらは小さめのマメホコリのような物体から、中身が弾け出たような姿であります。





拡大してみると・・・
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爆発的ですね・・・!


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コチラもかなり不思議な造形であります。
キノコの一種ではないか?との事(借)です。


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両者とも今のところ正体は謎であります。
めくるめく菌の世界の魅力・・・まだほんの入り口を覗いているだけのようであります。







2017.07.12     カテゴリ:  植物 

   踏まれても。  キバナノショウキラン Yoania amagiensis

キバナノショウキラン Yoania amagiensis
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沢沿いを散策中に発見した、キバナノショウキラン。


人通りのほとんど無い場所でしたが、向こうから岩を降りて来た人がちょうど足を付きやすい場所なのか、運悪く踏まれてしまったようでした。
本当は4つの花を付けていたようで、近くには踏みつぶされてもぎ取れた花が2つ落ちていました。
キバナノショウキランは過去にも数回見た事がありましたが、いずれも株の状態が悪く、いい写真が撮れておりません。

今回の株も、残念ながらもガッツリ踏まれてしまっておりますが・・・残りの2つの花がまだしっかり咲いております。
逆にそれが、なんだか生命感を増幅させているような、そんな怪しいオーラを放っておりました。

地面から天を仰ぎ、口を開けて雄たけびを上げているような・・・




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キバナノショウキラン
菌根をつくり、菌に寄生(共生?)して栄養を得ている腐生植物です。
地下茎は通年活動しているようですが、初夏のこの時期だけ地面から突如、によっきりと現れて花を咲かせるのです。
近縁種のショウキランよりもだいぶ地味で、花もあまり開かないのが特徴です。



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すぐ横を流れる沢。
遊歩道もありますが、こちら側に降りてくる人はほとんどいません。
この日は非常に蒸し暑く、とにかく靴を脱いで沢に入りたい気分でした・・・(笑)


2017.07.10     カテゴリ:  その他の生き物 

   クガビルの朝食

ヤツワクガビル Orobdella octonaria Oka.
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小雨が降る早朝の山道を歩くと、期待していた光景に出会う事ができました。
自分と同じくらいのサイズのミミズを捕食している、ヤツワクガビルであります。

今年は動画にしてみましたので、よろしかったらご覧下さいませ。



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2017.07.07     カテゴリ: 昆虫ハチ 

   それぞれの事情・・・それぞれの使命

ヤマジガバチ Ammophila infesta  ユミモンシャチホコ幼虫 Ellida arcuata
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我々がツブノセミタケに夢中になっているすぐ横では、ヤマジガバチの母親が坦々と自分の仕事をこなしておりました。
そのヤマジガバチが運んでいたイモムシがあまりに色鮮やかで立派だったので、レンズを付け替えて追いかけてみます。






ヤマジガバチは巨大なレンズの接近に一瞬ひるんで大事なイモムシを投げ出すも、けして遠くに逃げて行く事は無く、すぐにイモムシの元へと戻ってきます。

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大きなアゴでイモムシをくわえ直すと、枯れ沢の急な斜面も物ともせず、必死で追いかけるカメラを振り切らんとする勢いで、グイグイ登って行きます。
ときどき羽音を響かせながら、ヤマジガバチは沢の斜面の上まで一気に登り切りました。





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地面にクモの巣、その向こうにはぼんやりとオレンジ色のカメムシタケが見えます。

そう、ここは冬虫夏草の谷・・・
虫と虫、虫と菌、生き物と生き物が複雑に絡み合う場所なのです。

斜面を登りきったヤマジガバチを、ここで見送る事にしました。
彼女はこの立派なイモムシを自分の巣穴に運び込み、無事に卵を産みつける事は出来たのでしょうか。







2017.07.06     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   ツブノセミタケ Perennicordyceps prolifica.

ツブノセミタケ Perennicordyceps prolifica.
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セミの幼虫から発生する冬虫夏草、ツブノセミタケであります。
この超絶かっこいい子実体が落ち葉の下から顔を出していたのは、なんと!・・・いつも通っていた枯れ沢でした。


5月の終わりにコガネムシタンポタケのポイントを案内して頂いた、菌仲間のMさんと一緒に再びポイントに向かう事となったこの日は、まさに梅雨の晴れ間とでも言いましょうか、前日までに降りそそいだ雨が、気温の上昇と共に湿度の層となって森全体を包み込む、菌探しにはまさに絶好のコンディションとなりました。
早起きして気合いの前乗りをしてやろうと張り切っていたクマGでありますが、すでに夏バテ気味であった事もあり、あえなく寝坊、プチ前乗りで様子を窺うも、いいところで時間切れ・・・待ち合わせ場所に向かいます。
そしてMさんと合流し、最初のポイントに向かい歩きだすと、足元はすでにカメムシタケだらけではありませんか。
そんなお粋な出迎えに、期待が高まるのです。

そしていつもの枯れ沢に分け入り、荷物を降ろして捜索を開始してすぐの事・・・Mさんより声がかかりました。
「これ、ツブノセミタケですよね?!」
Mさんが指さす場所を見ても、イマイチどれが冬虫夏草なのかが分りません。

目を凝らし、クマGもようやくその物体を確認!
2人で興奮しつつも、一応念のためマクロレンズで子実体を確認します・・・
「つぶつぶしてる!!!(子嚢殻がある!)」

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マクロレンズに映し出されたその姿に、しばし興奮しながらシャッターを切ります。
これが初めて目の当たりにするツブノセミタケであります。(標本では見た事がありましたが・・)
かっこいい!!

・・・が、やはりこのような大きさ・形のモノが冬虫夏草として頭に入っていなかったので、1人では見過ごしてたに違いありません。
冬虫夏草に限った話ではありませんが、現場で実物を見ると言う事が、いかに勉強になるかというのをまた痛感した瞬間であります。




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見た目も風変わりなこのツブノセミタケの面白い所は、多年生であると言う事でしょう。
昨年の古い柄からまた新しい柄が出て来るのです。
この個体もまさにその状態で、真ん中の太くて茶色い柄はおそらく昨年に発生したモノで、そこから白い柄が3本立ち上がっているのが、今シーズンに発生したモノであると思われます。
白い菌糸に埋もれた、新しい子嚢殻があるのが確認できます。

しかしはっきり言って、この白い部分が無いと発見は超困難です!







さて、撮影も一段落すると、いよいよ掘り出してみようと言う事に。
ツブノセミタケは、時に柄が非常に長くなっている事があるようで、掘り出しが困難な冬虫夏草のひとつとされているです!
Mさんと2人、小さいスコップを取り出し、周囲から土をどけて行きます。
とにかく樹の根の多い事!・・・そして子実体から細く細く繋がる柄が、まさに樹の根とソックリでどれが何なのか分からなくなります。
爆弾処理のごとく慎重に樹の根を切り、砂利をかき分け、石を取り出し、そしてやっとの事で最後のセミの幼虫の部分がポロリと出て来ました。

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覚悟を決めて掘り始めましたが、意外にもそんなに長くなかったのでラッキーでした。
薄暗い枯れ沢の斜面、そこに生える灌木の根本であります。
地面には落ち葉も降り積もり、まさにマニュアル通りの理想的環境と言えます。


いつも通っている枯れ沢でありますが、あらためてポテンシャルの高さを実感しました。
今後もまだまだ新たな種類を発見出来る場所なのかもしれません。





そして、Mさんには今回も感謝であります。
山を降りた後は、恒例のビールで乾杯!でした(笑)

2017.07.05     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   7月だ!! いや、もう7月だった。


前回の更新からだいぶ経ってしまいましたが、すでに7月に突入してしまいました・・・!
6月の後半はなにかと忙しく、フィールドへ向かう事ができず。
残ったネタも多少あったのですが、消化せぬまま日々悶々としておりました。

そして7月、梅雨の合間と言う、絶好のタイミングでフィールドへ向かう事が出来たので、ここから挽回して行きたいと思う次第であります。





久々に山へ行くと、すでに成体と変わらぬ程に成長したザトウムシ達が、わらわらと葉上で出迎えてくれました。

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前回の記事の時は、まだ小さいヤツらがやっと葉上で活動を開始したばかり、と言う感じだったのに・・・
森はすっかりザトウムシシーズン到来となっておりました。






もちろん、お馴染みのタカラダニも頑張っております!
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このザトウムシには、3匹のタカラダニが付いておりました。



いつ見ても憎めない、この表情・・・・(笑)
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そして接地面積の小ささに、あらためて驚愕であります。
このタカラダニのように、季節に振り落とされぬよう、今年もしっかり食らいついていかねば・・・!!


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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