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2017.06.16     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   梅雨の合間の素晴らしき休日

5月の終わりにコガネムシタンポタケを見に行ったポイントを、再び訪れてみました。

高密度なコガネムシタンポタケの壺である事から、仲間内では「コガネムシタンポタケ牧場」と呼んでいたそのポイントは、すでに「コガネムシ牧場」と化しておりました。
やはり虫草の壺になると言う事は、その宿主の数も多いと言う事が実感できます。
コガネムシタンポタケも5月の時と変わらずに、まだまだ元気であります。
そしてそれ以上に、あちこちから姿を現すオオトラフコガネ達・・・
コガネムシタンポタケが顔を出す、苔むした大きな朽木上にも、どこからともなく飛来したオオトラフコガネが、忙しなくうろついておりました。



コガネムシタンポタケ Ophiocordyceps neovolkiana. と、オオトラフコガネ Paratrichius doenitzi.
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宿主と虫草の共演!!!

この日は前日まで雨のお陰もあり、ポイントは絶好のコンディションでありました。
気温も上がり、もちろんやる気も満々で臨んだクマGであります。




しかし、数カット撮影したところでカメラのバッテリーのemptyが点灯。
でも大丈夫、もちろん予備のバッテリーは常備しております。
いつものようにバッテリーを入れ替えますが、またemptyが点灯するのです・・・状況が飲み込めず、もう一度最初に入っていたバッテリーを入れてみるも、やはりemptyが点灯します。

どうやら、持っていたバッテリーは両方充電し忘れていて、ほぼ空っぽに近い状態だったのです。
一気に気分は絶望へ・・・せっかくいつもより奥地まで足を運んだのに、絶好のコンディションであるポイントにいながら写真が撮れないなんて!!
でもそんな事ばかり言ってはいられません、残されたバッテリーで撮れるモノは撮っておかなければ!
焦る気持ちを抑えつつ、なんとか撮影したのが上の写真であります。
やはりもっとじっくり撮影したかったな・・・

機材のチェックは前日のうちに!
たまにこう言うミスをやらかして初心に帰る事も、大切なのでしょうかね・・・(涙)

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2017.06.12     カテゴリ: 昆虫寄生関係 

   ぷりぷりの・・・


寄生ネタをもうひとつ・・・

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こちらもまた同じ里山での撮影ですが、葉の上に乗っていた茶色いイモムシに、フレッシュなツヤツヤの卵が・・・!





と、思ったら、拡大してみると体節のようなものが透けて見えます。
コレは卵ではなくて、すでに幼虫なのか・・・!?
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残念ながら、足場がぬかるみだったせいで(言い訳がましいですが)、これ以上の拡大写真を撮っておりませんでした。



そこで、上の写真を大きくトリミングしてみると・・・

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やはり、体節と、気門が確認できました。
どうやら卵ではなく、幼虫のようですが・・・コレも寄生バチなのでしょうか。

2017.06.08     カテゴリ: 昆虫寄生関係 

   チャタテムシに寄生

前記事に続き、こちらも同じ某里山にて。

地面のチャタテムシが多い場所でありましたが、もちろん樹幹に群れる大型のチャタテムシも非常に多い場所でした。
普段、樹幹のチャタテムシはスルーしてしまう存在なのですが(たまに指でつついてワー!と散らして楽しむ程度)、たまたま目に止まったチャタテムシの一群の中に、なんだか様子が違う個体がいたので、よく見ていると・・・

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チャタテムシ(幼体)の腹部から、黄色いイモムシが出ているではありませんか!
どうやら何者かに寄生されているようであります。

・・・なかなかギョッとする光景であります。
チャタテムシの幼体は、おそらく終齢で、周辺ではちらほら成虫に羽化している個体も見られました。
とは言え、腹部からイモムシが出ているのは、この個体のみ・・・

チャタテムシに寄生する昆虫を調べてみると、やはり寄生バチ、ハラボソコマユバチ亜科( Euphorinae )が浮上してきます。
しかしこの個体の詳細については、いまのところ不明ですが。




~2017.6.13 追記~

この記事を書くにあたり、チャタテムシに寄生する虫を検索した際に、とても参考にさせて頂いた「明石・神戸の虫 ときどきプランクトン」の、おちゃたてむしさんからコメントを頂きました。 
おちゃたてむしさんの記事には、ハラボソコマユバチ亜科のハチがチャタテムシの幼体に産卵する貴重なシーンが捕らえられております!→チャタテムシ幼虫に産卵するハラボソコマユバチ亜科の一種(?Leiophron sp.)

おちゃたてむしさんの記事のコメント欄にコメントを残しているezo-aphidさんによると、ハラボソコマユバチ亜科は蛹で越冬するとの事・・・もしかすると、蛹化のためにチャタテムシの体から脱出しているシーンなのではないか?・・・と言う見方が出来そうであります。

おちゃたてむしさん、ありがとうございます!

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寄生しているイモムシがかなり大きいため、後ろから見るとチャタテムシの腹部が凹んでいるのが分ります。
しかしながら、チャタテムシもまだ元気なようで、カメラを気にして他の個体と共に逃げ始めます。




・・・そして、それ以上に元気なイモムシ。
チャタテムシの腹部で、クネクネと動いておりました。


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2017.06.04     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   落ち葉の下を覗く

チャタテムシの一種
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キアシドクガを見た里山にて。
いつものように、地面をチェックしてみます。
いい感じに湿った落ち葉を、ゆっくりと裏返してみると、小さなチャタテムシの一種がいました。
体はほぼ無色透明、大きな複眼だけが目立ちます。
最初はヨコバイの一種かと思ったのですが、撮影してモニターで確認してみるとチャタテムシでした。


こちらは更に小さい、幼体と思われるチャタテムシ。
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これも最初はトビムシかと思いました。
いつものフィールドなら、マルトビムシが姿を見せるところですが、現れたのはまたしてもチャタテムシ。
このポイントはチャタテムシが非常に多く、樹の幹などに群れている大型のチャタテムシはもちろん、土壌にも小型のチャタテムシがたくさん見られました。

地域や環境によって住んでいる生き物が違うのは、土壌でもやはり同じ事・・・
当たり前の事ですが、この極小世界でも改めて実感したのでした。

2017.06.01     カテゴリ: 昆虫 

   天使達の舞   キアシドクガ Ivela auripes

キアシドクガ Ivela auripes
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薄暗い林内で、ひっそりと羽化の時を迎えていたキアシドクガ。
木漏れ日に透ける純白の翅は、まさに天使であります。


先日、超マクロとハイスピードで捕らえた昆虫の凄い飛翔動画を撮影されている、ヒライさんにご案内頂き、ハエのお姉さんでお馴染みの、ハエ目はるかさんも加わって、虫仲間3人で某里山を訪れました。
この日もまた、気温は低め・雨が降ったり止んだりと言うあいにくのお天気・・・にも関わらず、ご案内して頂いたポイントは、非常に虫の種類が豊富だとすぐに体感できる素晴らしい場所でありました。


ポイントに脚を踏み入れた瞬間に我々を魅了してくれたのが、このキアシドクガであります。

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ちょうどタイミングが良かったようで、そこらじゅうで美しい新成虫が羽化・そして翅が乾くと次々と薄曇りの空に舞い上がります。


キアシドクガは、ドクガ科(Lymantriidae)のガで、名前こそ毒蛾ですが幼虫・成虫ともに無毒であります(ドクガ科の多くに言える事ですが)
ミズキ科の植物を食草とし、しばしば大量発生するために、食草となった樹が葉を食いつくされて丸裸にされてしまう・・・なんて事もよくあるそうです。
年1化のキアシドクガは、初夏のちょうどこの時期、一斉に成虫へと羽化するのであります。



純白の翅も美しいですが、アップでみると顔もこんなに可愛らしい!
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名前の「キアシ」の通り、前脚だけが黄色いのも、オシャレポイントであります。





・・・キアシドクガの乱舞する様子があまりにも見事だったので、動画を撮影してみました。
普段は動画撮影は全くやらないので、クオリティーは・・・ですが(笑)
そして動画に対応していないレンズの駆動音が「カタカタ」うるさいですが、途中でウグイスが鳴いたり、キジの声がしたりと、里山の雰囲気だけは伝われば幸いであります。





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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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