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2017.03.29     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   ザトウムシの幼体


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ニホンアカザトウムシスズキダニザトウムシを見つけたポイントにて。
降り積もった落ち葉に紛れていた、古びたフジの実の鞘にピタリと収まっていたザトウムシの一種であります。




斑模様が特徴的であります。
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幼体でしょうか・・・
トゲはありませんが、脚の長さのバランスや、第2脚を真横にピンと伸ばして停止する姿勢から、トゲザトウムシ(Oligolophus aspersus.)ではないかと思いましたが、詳細は不明であります。
分岐した特徴的な触肢を持っているように見えますが、撮影現場では気づかず。




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幼体だとすると、卵から孵化して成長したのか、それとも幼体で越冬したのか・・・どうなのでしょう。

昨年は5月頃に石の裏で小さなザトウムシの幼体をたくさん見ております。
いわゆる、「普通のザトウムシ」のどれかの幼体だと思われますが・・・

こちらは去年の4月末に撮影したモノです
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見慣れたザトウムシ達でありますが、相変わらず分らない事だらけであります。









おまけ
ザトウムシの足元をうろついていたのはササラダニの一種?
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2017.03.28     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   今年初・ニホンアカザトウムシ

ニホンアカザトウムシ Pseudobiantes japonicus.
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「未定」では、すでにお馴染みのニホンアカザトウムシですが、こちらも今年初であります。
昨年の春は、かなり数多く出現したのですが、今年はなかなかその姿を見る事が出来ず。
ポイントを少し移動してやっと出会う事が出来ました。



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この日姿を見れたのは、写真の4匹のみ。
去年はそれこそ、どの石をひっくり返しても出て来たのですが・・・




しつこく撮影していると、お決まりのザトウムシ汁で必死の抵抗であります。
白濁しております・・・凝縮された、土壌のかほり。

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発生数に変動があるのか、それとも越冬場所を移動したのか・・・
去年は大量でしたが、このポイント周辺で撮影を始めた最初の年には、1匹も見かけなかったので、この場所にはいないモノだと思っていたほどです。

そもそもニホンアカザトウムシのライフサイクル自体がよく分からないのですが、とにかく今年も姿を見る事が出来て一安心であります。
今後も継続的に見守って行きたい存在です。


2017.03.25     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   今年もスズキダニザトウムシ


スズキダニザトウムシ Suzukielus sauteri.
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日本で唯一「ダニザトウムシ科」に分類されるザトウムシです。
すでに「未定」には何度も登場しておりますが、今年もようやくその姿を拝む事が出来ました。

・・・と、言っても1匹見つかるとゾロゾロと出てくるスズキダニザトウムシ。
もともといつも通っているポイントは、スズキダニザトウムシの個体数が多めなのですが、今年は2月には全く姿が見えませんでした。




なんとも言えないこの姿をやっと見れて、とりあえず一安心であります。
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体長は約2.5mm。
姿だけでなく、動きもザトウムシらしさは全く感じられず、まさにちょっと大きめのダニのようです。





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2017.03.19     カテゴリ:  植物 

   一輪の

イチリンソウ Anemone nikoensis Maxim.
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林内にぽつりと、最初の一輪を咲かせておりました。
咲き始めで、まだうつむき加減のイチリンソウを地面から見あげると、空の色も春らしく鮮やかに感じました。

・・・たまには季節感のある花の写真でもどうそ。

2017.03.17     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   杉の花を検索すると、出てくるのは杉咲花


ウロコアシナガグモ Tetragnatha squamata
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まだ飛びまわる虫は少ないですが、それでも活動を開始している小さな虫達は着実に増えております。
アオキ葉の色濃い緑色の上に、ひと際鮮やかな鱗模様の緑色が、遠目からでもよく目立ちました。
こんなに緑色の虫を久しぶりに見た気がしたので、嬉しくなりました。



3月も折り返しましたが、朝夕は割と冷え込む毎日・・・普段の生活をしているとなかなか春を実感出来ませんが、それでもやはり、眼と鼻がムズムズしてくると、3月なんだななぁと感じるのです。
・・・そう、花粉症ですね。

東京に住んでしばらく経ちますが、千葉の実家に住んでいた頃よりも、年々症状は軽くなって来ました。
・・・が、やはり山に行くとクシャミ連発、鼻水は垂れるしマスクをしての撮影では、鼻息でファインダーがくもって肝心な時にホワイトアウトであります。

嬉しい春の訪れでありますが、憂鬱な季節でもあります。






春らしく鮮やかな緑色が美しい、ウロコアシナガグモでありますが・・・

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横にあったのは・・・杉の花でした。
ムズムスしてきました。へっくしょん!

2017.03.15     カテゴリ:  その他の生き物 

   トガリネズミ


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林の中で見つけたトガリネズミ・・・すでに死んでいますが。
正確にはトガリネズミ属の一種、でよいのでしょうか。(ホンシュウトガリネズミ. Sorex caecutiens shinto.?)




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尖った鼻先、小さな眼と耳、とても特徴的な顔つきであります。
ネズミと言ってもげっ歯類ではなく、モグラなどと同じ食虫類に分類される彼等は、昆虫などを始めとする小さな生き物を主食としておりますが、非常に代謝率が高く、昼夜問わず常に餌を食べていないと数時間で餓死してしまうのだそうです。
ちなみに冬場も冬眠する事なく活動しているようですが・・・この個体はなぜ死んでしまったのでしょうか。



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まだ柔らかさの残る、死後間もないと思われる死骸でした。
数年前ですが、この場所の近くで生きたトガリネズミを見た事もあります。
土壌生物も豊富なこの場所は、きっとトガリネズミにも住みやすい場所なのでしょう。



この「その他の生き物」と言うカテゴリーは更新頻度が低いのですが、記事を書くにあたって何気なく見返してみると、2013年の2月にも、同じくトガリネズミの死骸を紹介しておりました。→記事
そんな事は全くもって忘れておりましたが、どうやら2回目の登場だったようです。

と、言う事で次は是非とも、生きている個体を撮影したいものです。
しかしながら小さくて警戒心の強い哺乳類を写真に収めるのは・・・やはり至難の技であります。

2017.03.13     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   わたし・・・タワシ?  Caeculisoma sp.

ダニネタをもうひとつ。


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いつもの山で石裏を見ていると、現れたのはまるでタワシに脚が生えたかのような風貌のダニであります。
実はこのダニ、過去に一度紹介した事があるのですが(→記事)、その後も同じような場所で何度か発見し、その度に撮影だけはしておりました。

・・・が、今回の個体は今まで見た中で一番大きい!(ような気がする・・・これまできちんと計測した事がなかったので)





正面から。

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タワシのような毛むくじゃらの身体に、真っ赤な眼が2つ、光っております。
向かって右側の眼の下にはゴミが付着している模様。





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全身が独特な質感の茶色い毛で覆われております。
・・・まるで脚の生えたコロッケのような姿であります。




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定規を当てて、ざっくり計測してみたところ、2.5mm近くありそうです。(目盛りは0.5mm刻み)



調べてみたところ、タカラダニ科、コブタカラダニ亜科のゴミツケタカラダニ属の一種に非常によく似ております。
ジークくんのI M2号にも、ダニのページにコレと同じと思われるダニが記載されておりました。

よって、ゴミツケタカラダニ属 Caeculisoma sp.としておきます。
(2月撮影)




以下、過去の写真より。
これも2mmくらいあったと思われる個体であります。

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アヤトビムシの一種と思われるトビムシと。
発見する時は決まってこの同じポーズ、第一脚を折りたたんで全く動きません。



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正面のアップ。
チラリと見える、脚の基部の関節の構造がメカっぽくてカッコいいです。
そのメカっぽさを覆い隠すのは、一度ずぶ濡れになってからパリパリに乾いたような・・・汚れた質感の毛であります。
眼の間の、中央少し上に何かの感覚器官なのか、毛の無い出っ張りがありますが、何でしょうか。





ニホンアカザトウムシと。
両者、同じ場所で発見。




雨に濡れても相変わらず動かないままであります。
こちらは1mm強の個体。










全く動かないこのダニでありますが、いざ動き出してしまうと思いのほか歩く速度が速く、おまけにノンストップで歩き続けます。


コブタカラダニGIF


一体どんな生活を送っているのでしょうか。

2017.03.11     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   MA・DA・NI


さて、3月に突入してすでに11日も過ぎておりました。
やっとフィールドへ行ける休日、すっかり春を探す気満々で山に向かったのですが、予想に反して肌寒く、さらに地面はカラカラに乾燥しておりました。


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・・・そんなカラカラの地面に這いつくばってみると、落ち葉の上を歩いていたのはコイツ、マダニの一種であります。
マダニと言えば、山で生き物を観察する上ではかなりの厄介者でありますが(クマGも何度かやられております)、こうしてコチラが先に発見してしまえば、問題ありません。



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落ち葉の上をスタこらサッサ、第1脚を振り上げて、前方を探るようにしながら歩き回ります。
片方は先端が脚の付け根に引っかかってしまったようで、ずっとこのように丸めたままになっておりましたが・・・

マダニはこの第1脚の先端にある「ハラー氏器官」と言う部分で、宿主動物が吐き出す二酸化炭素などを検知しているとの事です。
他のダニでも、第1脚を触角のように使って周囲を探りながら行動しているダニは多いですね。
そう、ザトウムシも然り、であります。




横からみると、この通りかなり薄っぺらな体であります。

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これが吸血すると、パンパンに膨れ上がるのですね・・・恐ろしい。





それにしてもマダニがこんな風に地面を徘徊しているとは。
これから草を登って宿主を探すのでしょうか。
とにかくすでに彼等も活動を開始している事には違いないので、地面に這いつくばる時も油断は出来ないようであります。




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2017.03.01     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   ジュズダニの歩み


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ジュズダニ科の一種
石をひっくり返すと、お馴染みのジュズダニがノコノコ歩いておりました。
相変わらず、接地感の無さげな尖った脚先でどうやって石裏を歩いているのかが気になりますが、背中の盛り具合もなかなか・・・
これは面白いモノを背負っていそうな雰囲気であります。





少し拡大してみましたが、まだよく分かりません・・・



・・・と、このジュズダニを見ていたのですが、同じ石の裏にいたヨロイダニがトビムシをツンツンし始めたので、歩みの遅いジュズダニは一先ず置いといて、そちらを撮影する事に。
まぁ、そんなにすぐにはいなくならないだろうと高をくくっていたワケですが、ヨロイダニの撮影を一頻り終える頃には、案の定すっかり姿を消してしまっていたジュズダニでありました。



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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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