カウンター


 全1ページ

2015.11.29     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズ17  チャエダシャク

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

チャエダシャク [ Megabiston plumosaria ]


チャエダシャクでございます。
シャクガ科(Geometridae)、 エダシャク亜科(Ennominae)。
いよいよフユシャクの訪問か?・・・いえいえ、こちらは晩秋だけに現れる、大型エダシャクであります。
この個体は開帳50mm近くあり、なかなか見栄えがあります。






いやしかし!
チャエダシャク最大の特徴と言えば、やっぱりコレ!
1780_20151127012710fee.jpg
この個体が♂でよかった・・・!
と思わせるこのよく発達した立派な触角をご覧ください。
(♀の触角は糸状です)



1785_20151127012747b54.jpg
通常の制止時は、一番最初の写真のように翅の下に大切な触角は仕舞われております。
撮影のために、失礼してそっとツンツンしてみると、このように美しい触角を露わにしてくれました。




カッコいいです。
悟りを開いたかのようなこの表情、イケてます。
1784_20151127012746894.jpg


美しい触角ですが、拡大してみるとさらに美しい!!
1782_201511270127439c5.jpg
まるでふんわりとした羽毛のようであります。





翅はこんな感じです。
1786_20151127012749b22.jpg

新鮮な個体だったようで、渋い色合いの麟粉が晩秋のイメージにピッタリと言ったトコロであります。
しかし、翅の模様のパターンにはコレと言った大きな特徴も無いので、11月と言う出現時期と、この特徴的な触角が無ければ、同定にはもっと時間を費やしてしまったかもしれません。

1779_201511270127093d9.jpg

ところで「チャエダシャク」と言う名前ですが、茶色いから・・・ではなく、茶を食草としている事に由来しております。
訪問者シリーズ15に登場したチャハマキと同じパターンですね。

実際にはチャだけではなく様々な種類を食草にしているようで、その点もチャハマキと共通ですね。



1781_20151127012712d12.jpg

チャエダシャクは12月まで見られるガのようです。
先日紹介したヨトウガも然り、晩秋のみに姿を現すガも、けっこういるのですね。
わりと短い発生期間にもかかわらず、こうして訪問してきてくれたのは嬉しい限りであります。
冬を呼ぶ、エダシャクと言う訳ですね。





2015,11,26の訪問者です。



訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
訪問者シリーズその9  モンクロシャチホコ
訪問者シリーズその10 アオドウガネ
訪問者シリーズその11 ツマキシャチホコ
訪問者シリーズその12 クロゴキブリ
訪問者シリーズその13 シロテンハナムグリ
訪問者シリーズその14 チャドクガ
訪問者シリーズその15 チャハマキ
訪問者シリーズその16 ウスチャヤガ
スポンサーサイト

2015.11.25     カテゴリ: 昆虫 

   晩秋のハガタヨトウ

ミドリハガタヨトウ [ Meganephria extensa ]
Meganephria extensa

最近すっかり小さな虫ばかりに目が慣れてしまっていたので、なんだかやたらデカイのがいる!
・・・と、思わずびっくりしてしまいました。

巨大なスズメガが、あちこちに出現するあの懐かしい季節かと、一瞬勘違いしまいそうなほどに、とても堂々たる佇まいである、ミドリハガタヨトウであります。


Meganephria extensa

低く構えたサイドビューも、全くぬかり無しのフォルムであります。

ミドリハガタヨトウ・・・どこが「緑」なのか?と、疑問が浮かびますが、どうやら「新鮮な個体にほんのわずかに確認出来る」程度の緑らしいのです。
この個体、よく見ていただくと部分的に緑色っぽい個所がありますよね・・・?
これが、ミドリハガタヨトウの緑たる部分のようです。








ヘーネアオハガタヨトウ [ Nyctycia hoenei ]
ヘーネアオハガタヨトウ Nyctycia hoenei

少し歩くと、キノコがたくさん生えた倒木にもっと緑色っぽいガの姿が・・。



キノコに集まっている小さな虫を見ていたのですが、手元にいたこのガの存在に、しばらく気づきませんでした(笑)
ヘーネアオハガタヨトウ Nyctycia hoenei

こちらはヘーネアオハガタヨトウであります。
もふもふとした渋いモスグリーンが、キノコにもよく似合います。
ミドリハガタヨトウも、このヘーネアオハガタヨトウも、年1化で晩秋にしか姿を現さない、まさに季節限定モノであります。

ヘーネアオハガタヨトウ Nyctycia hoenei

どちらもハガタヨトウを名乗る、晩秋から初冬に現れるガです。
緑色を纏って、秋の風景に溶け込んでおりました。

以前に紹介したケンモンミドリキリガも、晩秋に現れる緑色の美しいヤガのひとつです。
すっかり寒くなりましたが、フユシャクだけでなくヨトウガやキリガなどもまだまだ探せば出会う事はが出来そうです。
そう言えば家の玄関の前にもキリガが来ていたような・・・。

いよいよ冬ガシーズン、静かに到来ですね!

2015.11.22     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   雪舞い上がる






どんよりとした曇り空の下。
それでも時折雲の隙間から顔を見せる太陽の日差しに元気づけられてか、地面やら草の葉の上やら、とにかくそこらじゅうからおびただしい数のこのアブラムシの一種が、空を目指して上へ上へと蠢いておりました。
これは、いわゆる「雪虫」と呼ばれるアブラムシの有翅虫の類いかと思われますが、雪虫の特徴である白いワックスは、まだほんの少ししか纏っておりません。
それでも、どこから出てくるのか一面このアブラムシだらけ・・・
コケむした大きな倒木の上までやって来た彼等は、コケの蒴の先端までよじ登り、そこで風が来るとフワっと飛び立って行きます。




しかしすぐそばのクモの巣では、こんな光景が。
1712_201510300127561cd.jpg


もうすでに網にたくさん掛かり過ぎて、クモもすっかり無反応であります。

1713_2015103001275839b.jpg


つい晩秋の愁いを感じてしまいます・・・
そう言えば、愁いとは「秋」に「心」と書くのですね。












・・・でもそんな愁いを感じてしまうのは、人間の勝手な解釈に過ぎません。
彼らはただ、産卵の場所を目指して空に羽ばたくだけなのです。


1447336780e96ZjJCqOllLhtJ1447336780.gif


さあ、雪になって舞い上がれ!






2015.11.21     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   センチメンタルな恋の季節  Leiobunum japonicum


下草が無くなり、落ち葉の絨毯をまとった森の中・・・秋の装いは、少しづつ冬へと向かっております。
もう会えないかな?と言う不安をよそに、雨でしっとりと濡れた地面では、まだモエギザトウムシ達が活動中でした。

不意に接近した2頭が、追いかけっこを始めたかと思うと・・・



モエギザトウムシ [ Leiobunum japonicum ]
Leiobunum japonicum

なんとも可愛らしい。

クモ形類では唯一、直接交尾をするとされるザトウムシの交尾スタイルは、こんなフレンチキスなのであります。
まあ、フレンチキスは「軽いキス」なのか「ディープキス」なのか、諸説あるようですが。



Leiobunum japonicum

落ち葉の舞台がいい雰囲気ですね。

左側が♂。
体の下側からペニスを伸ばして、♀の生殖器に挿入します。




14479756169vWQEWyt_NA3Mce1447975597.gif


交尾行動自体は、夏にも観察できますが、晩秋のこの時期だとなんだかより一層感慨深いものに感じます。
越冬はせず、冬には全て死んでしまう彼等なので、こうしてまた来春に命を繋いでいるのだな・・・なんて。

でも、なにはともあれ、モエギザトウムシの交尾は「コチョコチョ!」って感じで、とても可愛らしいのです。











それがオオナミザトウムシだと・・・




ガっツリ!!

Nelima genufusca

フレンチキス・・・と言うより、まさに合体!!
ただでさえ巨大なオオナミザトウムシが2頭連なって、なかなかの迫力であります。
♂の体の下側から伸びる、白いペニスも確認出来ます。













さてさて、気づけば11月も終わりに近づいております・・・
今月もあとわずか、と言うか今年もあとわずか!!

次にフィールドに出た時には、まだモエギザトウムシ達の姿を見る事は出来るのでしょうか。
どこを見てもワサワサたくさんいた彼等が、まるで嘘のように姿を消してしまうのも、もう間もなくでしょう。


0.5

「来年までバイバイ」

2015.11.17     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   グリーンモンスター  Neoscona scylloides

サツマノミダマシ [ Neoscona scylloides ]
Neoscona scylloidesサツマノミダマシ

小さなトビムシを撮影してると、ワサワサと歩いて割り込んで来たのはサツマノミダマシ。
大きなクモではありませんが、さらに小さな世界を覗いていたこの時は、巨大過ぎて画面からはみ出してしまいました。


鮮やかな緑色の腹部がよく目立つクモですが、こんな顔をしております。
Neoscona scylloidesサツマノミダマシ

2015.11.15     カテゴリ: 虫ゼリーMAXPlants 

   ティランジア・ストレプトフィラ  Tillandsia streptophylla

ティランジア・ストレプトフィラ [ Tillandsia streptophylla ]
Tillandsia streptophylla ストレプトフィラ

先日、ツイッターで知り合いになった方にいただきました。

「B品なので・・」と言うお話でしたが、株自体はとても元気元気!!
いやあ、これは一足早いクリスマスプレゼントであります・・・嬉しい!
ありがとうございます。

ハイセンスな植物チョイス、野性味重視の辛口管理、いろいろ素晴らしすぎるお方です。
新たけのこ園芸





Tillandsia streptophylla
どうやっても地面には置けないほどにカールした外葉がカッコいい。
そんな外葉にひっそりと隠れておりますが、基部はでっぷりとした壺型なのです。


Tillandsia streptophylla
ぐんぐん伸びてくれそうです。


Tillandsia streptophylla
根っこもがっちり出ております。
う~ん、かっこいい!



大切に育てなければ・・・!

そう言えば我が家のティランジア勢も、そろそろ室内に取り込みたい季節になってまいりました。
キレイに巻いた葉を痛めぬようにはどうすればよいか・・・
やはり棚に置くよりは、ぶら下げた方が見栄えもよさそうですが・・・

せっかくなので、かっこよく管理したい!・・・さて、どうしたものか。



2015.11.14     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズ16  ウスチャヤガ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

ウスチャヤガ [ Xestia dilatata ]
Xestia dilatata

ウスチャヤガでございます。
ヤガ科(Noctuidae)、 モンヤガ亜科(Noctuinae)。
晩秋に現れる、中型のガであります。






一見地味ですが、訪問者としては存在感アリです。
Xestia dilatata
赤みがかった茶色が美しい、なかなかの好スタイル。
第一印象では、顔の上を縁取った細い白線がチャームポイントかな、と思いました。

Xestia dilatata
が、しかし!
正面から見るとより際立つ、モヒカンスタイルがチャームポイントだったようです!!

Xestia dilatata



さりげなく、うっすらとハート型の紋もオシャレであります。
Xestia dilatata
画像で検索してみると、この紋は個体によってハートにならない場合が多そうですが・・・
しかしながら、こう言った感じのガは同定が難しく、いつも悩んでしまいます。
もし間違いがございましたら、指摘していただけると有難いです!

Xestia dilatata
幼虫はギシギシ,イタドリ,ヨモギ,キリ,カラスノエンドウなどを食草としております。
成虫は、夜間に吸蜜するために花に集まるようです。



Xestia dilatata
さてさて、本格的に寒さを感じるようになってまいりました。
秋の訪問者もいなくなり、いよいよフユシャク達のシーズンがやって来ます。
今年も訪問してくれるでしょうか~、楽しみであります。


2015,11,3の訪問者です。



訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
訪問者シリーズその9  モンクロシャチホコ
訪問者シリーズその10 アオドウガネ
訪問者シリーズその11 ツマキシャチホコ
訪問者シリーズその12 クロゴキブリ
訪問者シリーズその13 シロテンハナムグリ
訪問者シリーズその14 チャドクガ
訪問者シリーズその15 チャハマキ

2015.11.13     カテゴリ:  トビムシ 

   さらに小さな住人

トビムシの一種
1729_201511111745494fc.jpg

小さなヒメグンバイのいた、サワグルミの葉裏・・・
さらにじっくりよく見ると、さらに小さなトビムシ達が活動中でありました。


黒い体に、白い紋がよく目立つ独特なカラーリングのトビムシであります。
1730_201511111745507fe.jpg

別の場所ですが、9月の初めに記事にしたツノホコリの上でも、本種によく似たトビムシを見つけておりました。→記事


可愛らしい姿であります。
1731_20151111174550964.jpg






体長は1mm以下・・・およそ0.5~0.8mmほどかと思われます。
肉眼ではほぼ黒い点にしか見えませんね・・・。
1738_201511120034539ad.jpg

そんな彼等は、歩くのがなかなか速く、ファインダー内に収めるのも難儀なのですが、このサワグルミの葉裏と言うのが、写真でお分かりのように非常に毛深くて、そのおかげでトビムシが歩きづらそうにスピードダウンしてくれます。
それでも、割とサクサク歩いて、いつの間にかまた葉の裏側へ消えてしまうのですが・・・。

おしりの部分の白い紋。
1686_201510300125362e5.jpg
オレンジ色の顔。
1685_2015103001252274b.jpg


川沿いですが、割と乾いた落ち葉の裏で多く見つかりました。
また川からは離れた朽木上の枯葉からも見つかりました。
大小数頭が集まっている場面も見られたので、もしかしたら求愛行動なども観察できるかもしれません。

これは是非とも撮影してみたい!
定期的に通ってみたいと思っております。

2015.11.12     カテゴリ: 昆虫カメムシ 

   ステンドグラス

ヒメグンバイ [ Uhlerites debilis ]


川沿いの大きなサワグルミ樹の下で、落ち葉を捲っていると、たくさん出て来たのはヒメグンバイ。
いつみても、面白い姿の虫であります。



拡大してみるとさらに面白い!
1689_201510300125404d4.jpg
泡立てて固めた、透明樹脂で出来たプロテクターのような装甲は、渋い秋色のステンドグラスのようでもあり。
体長は2~3mmと、小さな昆虫ですが、非常に凝ったデザインであります。


葉裏でじっとしている彼等ですが、それをいい事にバシバシ撮影していると、のっそり動き出していつの間にかどこかに行ってしまいます。
1691_20151030012602b69.jpg
これからここで、越冬に入るのでしょうか。

2015.11.08     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   頭かくして

オサムシの一種


夕暮れ間近、もうすでに薄暗い林縁の朽木で、黒光りするオサムシが交尾をしていました。

そっと近づいてみるも、動かない・・・
よし、それではとカメラを向け、シャッターを切りながら除々に距離を縮めて行きます・・・


レンズの先端を朽木に置いてシャッターを切るとその瞬間、カメラの振動が伝わったのか、瞬時に「カサッ」とオサムシが走りました。


















ズボっ!

1715_20151030012818292.jpg

すぐ近くの穴に駆け込んだつもりだったのでしょうが、♂が閊えて全く入れておりません(笑)



上手く隠れているつもり・・・?
この状態で固まっておりました。
1716.jpg

頭隠してなんとやら。
まさにこの言葉通りですね。

2015.11.05     カテゴリ:  トビムシ 

   小さな眼

マルトビムシの一種
1694_20151030012606055.jpg

小さなヤマナメクジが這っていた、朽木裏のキノコの針・・・
そこには、さらに小さなトビムシ達が活動中でありました。




小さなキノコも、彼らにとっては壮大な白い森のようであります。

1695_2015103001262793b.jpg

こんな丸っこい見た目とは裏腹に、キノコの森を登ったり降りたり・・・縦横無尽に駆け回っております。


1697_201510300126305e0.jpg

まるでブドウの粒のような、ツヤっとした紫色がオシャレなトビムシです。

1698_20151030012631553.jpg
可愛らしいです。
大きさは1mm強と言ったところ。





1700_2015103001265125c.jpg

じっとしているな、と思ってよく見てみると、キノコを夢中で齧っておりました。
黒っぽい粒は糞です。

時折こうして立ち止まってキノコを齧る姿が見られました。

1701_20151030012653336.jpg

11月。
日中の陽射しは暖かですが、そこかしこを闊歩していた大きな昆虫達の姿はめっきり少なくなって来ました。
今年もすでに、トビムシなどのより小さな生き物を見つける目に、シフトする時期なって来たようですね・・・

夏場のような勢いとは無縁ですが、これはこれで、なかなか楽しいものであります。

2015.11.04     カテゴリ:  原始腹足 

   香り立つ、しっとり感

ヤマナメクジ [ Incilaria fruhstorferi ]


少しだけ降った雨を蓄えた朽木の下は、しっとりとしていて、とても居心地が良さそうです。
よく見てみようと顔を近づけると、ふわっと菌類の香りが漂ってきます。

柔らかいキノコの針の上を歩いていたのはヤマナメクジと思われるナメクジの子供。
まだ10㎜にも満たない可愛らしい姿であります。



1703_2015103001271217c.jpg

そんな事を言っていたら、びよーんと伸びて10㎜を超えてました(笑)
たくさんたべて大きくなーれ。

2015.11.02     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズ15  チャハマキ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

チャハマキ [ Homona magnanima ]
シリグロハマキチャハマキ

チャハマキでございます。
ハマキガ科(Tortricidae) ハマキガ亜科(Tortricinae)
独特のシルエットを持ったハマキガの仲間です。
一見すると地味ですが、よく観察するとなかなか美しいガであります。




1672_2015102702264096e.jpg

翅に茶色い模様があるからチャハマキ・・・ではなくて、茶の葉を食草としていることに由来している、チャハマキの名前。
チャの他にも、ミカン、ネムノキ、クマノミズキなど色々と食べるようで、チャハマキを検索すると駆除対象としての検索結果が多く上がってきます。
つまり、害虫として扱われているガのようですね。





印象的なサイドビュー。
1675_2015102702264426f.jpg

前翅の前縁部分が大きく反り返った、特徴的な形状をしております。
これは、「前縁褶(ぜんえんしゅう)」、「前縁ひだ」と呼ばれる部分で、ハマキガ科の♂の特徴・・・よって、この個体はチャハマキの♂である、と言う事であります。





1676_2015102702270844e.jpg

前翅縁の中央辺りに、黒褐色の紋が入るハズなのですが、気持ち程度のものしか確認できません。
体色の変異が多い種であるとの事らしいのですが・・・

しかしながら、全体の紋様は非常にキレイに出ており、シルバーを基調とした地色に、渋い錆色のグラデーションが、美しいさざ波模様を描いております。




1677_201510270227105e6.jpg

春先から初冬まで、長期間に渡り成虫が見られるチャハマキ。
初訪問でしたが、実は何度も訪問して来ていたのかもしれません。
渋い美しさを見せてくれました。




2015,10,15の訪問者です。



訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
訪問者シリーズその9  モンクロシャチホコ
訪問者シリーズその10 アオドウガネ
訪問者シリーズその11 ツマキシャチホコ
訪問者シリーズその12 クロゴキブリ
訪問者シリーズその13 シロテンハナムグリ
訪問者シリーズその14 チャドクガ

2015.11.01     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   緑色

アリグモの一種


小さな眼の中に宿る、緑色の世界。


最新記事
カテゴリ


プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

検索フォーム
あしあと
pictlayer
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: