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2015.08.31     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズ9  モンクロシャチホコ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

モンクロシャチホコ [ Phalera flavescens. ]


モンクロシャチホコでございます。
シャチホコガ科(Notodontidae)
言わずと知れたモンクロシャチホコでありますが、成虫よりもむしろ幼虫のほうが有名なのではないでしょうか。







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意外と可愛い顔をしております。
幼虫はサクラの類を食草としており、そのため都心でも公園のソメイヨシノなどに時折大量発生し、人々を驚かせる事もしばしば、と言う本種でありますが、一方でその幼虫は「桜毛虫」と言う別名で、桜の香り高い味わいが、昆虫食愛好家達に非常に人気の高い美味たるイモムシであると言う一面も、持っております。
モンクロシャチホコで検索してみると、「幼虫を食べた」的な検索結果が大半を占めて来るのには驚かされます(笑)

と、言うワケで都会にも数多く生息するまさに普通種。
公園の多いこの一帯では、訪問者以外でも近所でよく見かけておりました。






しかしながら、こうして改めてじっくり見てみると、なかなかオシャレで美しい柄だと言う事に気づきます。
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色合いも素敵、そして大き目の麟粉が、独特のモコモコ感を醸し出しております。
まるで白いニットのセーターを着ているかのようです。

・・・うむ、普通種の美しさを再発見すると言う素晴らしさ!
そしてこれからまさに「桜毛虫」のシーズン、次は「美味しさ」を発見してみようか!?(笑)



2015.8.22の訪問者です。


訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
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2015.08.30     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   赤い目印を探して   Cordyceps nutans.

カメムシタケ [ Cordyceps nutans ]
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予報を裏切って雨が止んだので、去年粘菌やらカメムシタケがたくさん見れた場所へ行ってみる事にしました。
ここ最近雨続きだったので、けっこう期待していたのですが、ポイントであった沢に横たわる大きな倒木を見てみるも、粘菌の姿はほとんど無く、タイミングが悪かったなぁと少しがっかりしましたが、めげずに続いて周囲の地面に目をやると、小さなオレンジの目印がすぐに目に飛び込んで来ました。



こちらにも、別の個体が。


去年ほどではありませんが、この日も多くのカメムシタケを見つける事が出来ました。

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沢沿いで、湿度も保たれており、環境は良さそうなこの場所。
ちゃんと探せば、もっと他の冬虫夏草も見つかるのだろうか?
今の所、ハナサナギタケくらいしか見つける事ができませんが・・・


2015.08.29     カテゴリ:  菌類 

   8月のイグチ いろいろ


8月もいよいよ終わりが近いな・・・なんて思うより先に、なんだかすっかり肌寒くなってしまったここ数日であります。
あの真夏の蒸し暑さも、すでに忘れかけてしまいそうな勢いでありますが、8月の初めに見たキノコの中から、イグチの仲間をご紹介です。
大きくて目立つものが多いので、クマGでも簡単に見つける事が出来る、フレンドリーなキノコ達であります。

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薄暗い森の中でもよく目立つ黄色い傘。
後ろを流れる沢のキラメキが、メルヘンチックなムードを演出。




なんだかツヤツヤしてるな?
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・・・と思ったら、小さな齧り痕が。
犯人はカタツムリか、はたまたナメクジか。
虹色に輝く足跡もまた、美しい。

もともとは、こんな地味な色合いです。
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カメラにこんな顔を向けてくれるひょうきん者もいました。

にゅいっと口を尖がらせて、イグチ科の特徴である菅孔をチラ見せしております。



オレンジ色の可愛らしい一本。
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どれも特徴的な色や形を持っておりますが、イマイチ同定に至る自信が湧いて来ないクマGであります・・・
美味しいキノコとしても有名なイグチの仲間だけに、ちゃんと同定できるようにしたいところではあるのですが、なかなか敷居が高いのです。
とりあえずゲリラ豪雨に見舞われた時に、うっかりポケットに入れっぱなにしてしまって、ぐちゃぐちゃになってしまったキノコ図鑑を、もう一度買い直さなければ(笑)
さ、来シーズンこそはがんばるぞ!

2015.08.23     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   MADMAX!

ゴホンヤリザトウムシ [ Systenocentrus japonicus ]左と、アキヤマアカザトウムシ [ Idzubius akiyamae ]右
Idzubius akiyamae.

先日、午後から少し時間が空いたので、今さらながら「マッドマックス怒りのデス・ロード」を観て来ました。
映画館で映画を観る事自体、もう何年ぶりなのか分らないほどに久々で、それだけで若干興奮気味なクマGではありましたが(笑)

あえてここで内容を説明するまでもありませんが、売店で購入したコーラを、ビールにしておくんだったと後悔する、最高にcoolでcrazyなひと時でありました。
V8に合掌!



・・・と、言う事で「未定」でも最高にマッドマックス的なコイツらを出しておかないワケには行きません!
この狂った武装センスを見よ!!!
Idzubius akiyamae.

「未定」ではすでにお馴染みの、ゴホンヤリザトウムシ(左)と、アキヤマアカザトウムシ(右)であります。

両者とも、ほんとにカッコいいザトウムシです。
トゲトゲでハードに着飾った昆虫奇蟲は数あれど、ここまでマッドマックスな虫はいたでしょうか!?
しかしながらこれだけcrazyな武装をしていても、実際はおとなしくて臆病な、かわいいヤツラらなんです。

威嚇する事すら知らない、平和主義者。
そんなギャップもまた、愛すべきザトウムシ達であります。

2015.08.20     カテゴリ: 植物コケ 

   隠れてないけど隠れ名所

チャボスギゴケ [ Pogonatum otaruense ]
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山道にせり出した大きな岩一面を、色濃く緑に染めているのはチャボスギゴケ。

この見事なコケの壁は、季節問わず多くの虫屋さんをはじめ、各種生き物屋さんにもお馴染みの東京の名山・高尾山の6号路を登り始めてすぐに出迎えてくれます。
沢沿いコースである6号路には、もちろんコケも豊富・・・しかしながらこのコケの壁は何度見てもやはり見事!
いつも、つい足を止めてしまいます。



通路が割と狭く、時間帯によっては登山客の往来も多くて、なかなかゆっくり観察しづらかったりする場所なのですが、雨で潤っていたこの日のチャボスギゴケは特に美しく、思わずカメラを向けました。
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2015.08.18     カテゴリ:  菌類 

   見上げれば

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大きなキノコ達に見下ろされておりました。

思いのほか涼しい朝夕の空気に、秋の気配をチラリと感じてしまうここ数日・・・
8月の写真もまだ少しあるのいですが、なかなか更新出来ずの毎日であります。
今週の休みは、雨で潤った森に行きたいなぁ。

2015.08.10     カテゴリ:  菌類 

   森の鉄球   今年の粘菌①

ツヤエリホコリ [ Collaria arcyrionema. ]と、ウツボホコリ  [ Arcyria denudata. ]
ツヤエリホコリ Collaria arcyrionema.と、ウツボホコリ Arcyria denudata.

この季節、必ず見たくなる光景のひとつと言えばやはりコレ!
猛暑続きで乾燥ぎみな今日この頃でありますが、連日やって来るゲリラ豪雨がもたらした、潤いをたっぷり含んだ沢沿いの朽木には、びっしりと小さな鉄球が煌めいておりました。
鉄球磨きにピッタリ!赤茶色のナイロンタワシのような、ウツボホコリもちらほらと見えます。




ツヤエリホコリ Collaria arcyrionema.
朽木に開いた、小さな穴に仲良くびっしりと。

太陽の光りが射し込むと、その煌めきはまさに金属光沢・・・不思議な美しさでありマス!
ツヤエリホコリ Collaria arcyrionema.よくみると、表皮が剥がれている部分があるのが分ります。
そう、この金属光沢は極薄のセロファンのような表皮によって織りなされるものなのです。









ホソエノヌカホコリ [ Hemitrichia clavata var. calyculata ]
コケの中からひょっこり出ていたのは、おそらくホソエノヌカホコリの未熟な子実体・・・




こちらは朽木の上から、仲良く並んでの登場です。
ホソエノヌカホコリ Hemitrichia clavata var. calyculata

ツルっとしてなんだか美味しそうなこの質感は・・・あんこ玉か、はたまたチョコボールか。
ホソエノヌカホコリ Hemitrichia clavata var. calyculata
こうして拡大して見ると、ぐっと近づけたレンズの先端と、周囲の森が写り込んでいるのが分ります。
直径わずか1mm以下の子実体に写し出された、小さな世界であります。




エダナシツノホコリ Ceratiomyxa fruticulosa var. descendens.と、ホソエノヌカホコリ Hemitrichia clavata var. calyculata
ちなみにこちらがホソエノヌカホコリの成熟した子実体です。
ツルっとした表皮の中には、こんなフワフワした細毛体が詰まっているのですね。

お馴染み、エダナシツノホコリの中に咲いた黄色い花のようでもありました。







さて、博物ふぇすに行って参りました。
お買いものもそこそこに、ただ会場のエネルギーに圧倒・・・好きなものを極めるって、スゴイですね。
濃いぃお話を聞かせて頂いた方々、ありがとうございました!

2015.08.09     カテゴリ: 昆虫 

   雅

フタツメオオシロヒメシャク [ Problepsis albidior matsumurai ]



真っ赤な背景で、雅さが倍増のフタツメオオシロヒメシャクであります。



さてさて、本日は博物ふぇすに行って参ります!
楽しみだ!

2015.08.06     カテゴリ:  菌類 

   桃肌

イグチの一種


ミヤマベニイグチでしょうか・・・?
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薄暗い林内に、ぽつりと淡いピンク色のキノコ。
近づいてみると、これまた美しい桃肌のイグチでした。


2015.08.05     カテゴリ: 昆虫バッタ 

   はずかしコロギス

夏の夜、灯火に集まる珍蛾珍甲虫を求めて、どこからともなく集まって来るのは人間だけではありません。
灯火をいくら廻っても、珍虫とは全くご縁が無いクマGを癒してくれたのは、葉の上にちょこんと乗っていたハネナシコロギス・・・

これはこれは、一枚撮らせてくださいなと、ぐぐっとレンズを近づけると、その長い触角がピクリと反応、ぴょんと跳んで逃げてしまうのかと思いきや、とまっていた葉を脚でむんずと掴んでたぐり寄せました。


ハネナシコロギス [ Nippancistroger testaceus ]








突然カメラを向けられて恥ずかしかったのか、はたまたただLEDのライトが眩しかっただけなのか・・・
どうやら口から糸を出して巣作りを初めたようなので、見せて頂く事にしました。

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葉の中で忙しなく動きまわります。

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こちら側から見ていたせいなのか、はたまた偶然なのかは分りませんが、こちら側だけやたら入念に作業しております(笑)

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張られた糸が増えてくると、次第に葉の隙間が狭くなってきました。

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もう少しかな?隙間からチラ見です。

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完成!
お見事であります。
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この間、わずか10分ほど。
さすが、なかなかの手際の良さでした。







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2015.08.04     カテゴリ: 昆虫イモムシ 

   夕暮れにイモムシ

フクラスズメ [ Arcte coerula ]


空が赤く染まるのを見る間もなく、山は一気に夕闇に包まれてゆきます。
涼しくなれば、活動開始したくなるのは虫達も同じ事・・・

立派なフクラスズメの幼虫に、久々にカメラを向けました。
以前は、見かけるたびにツンツンして遊んでもらっていたフクラスズメ幼虫、やっぱりいいイモムシだなぁ。

2015.08.03     カテゴリ:  菌類 

   アーモンドクランチ   Amanita sychnopyramis f. subannulata

テングタケダマシ [ Amanita sychnopyramis f. subannulata ]


チョコレートの上に散りばめられた、香ばしいアーモンドクランチ。
これは美味しそう!
冷んやりアイスなら、なお嬉しいですね。

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テングタケ科テングタケ属・テングタケダマシ。
名前に「ダマシ」と付く通り、本家のテングタケに非常によく似ておりますが、こちらの方がやや小型(写真の個体は傘の直径5〜6センチでした)で、そしてなによりこのアーモンドクランチが、見分ける為の最大のポイントになっているようです。
このアーモンドクランチ、実は「つぼ」(幼菌時にきのこ全体を包んでいる外被膜)の破片で、これが写真のように錐形でとがっていると言うのが、テングタケダマシの特徴です。








ちなみに美味しそうなアーモンドクランチですが、テングタケの名に恥じぬ有毒種なので要注意ですよ!

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2015.08.01     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   8月ですよ!

カブトムシ!


森の入り口にあるこの大きな樹には、大小数頭のカブトムシがやってきており、それぞれに夏を謳歌しているようでした。
この季節、里山の風物詩ですね。



しばらくすると、夏休みなのか小学校高学年くらいの少年が、自転車で颯爽と現れました。
遠巻きに見ていると、片手にスマホ、首から虫カゴをぶら下げて、樹を見上げている様子。
「虫捕り少年にも時代を感じるなぁ」なんて思いながらその場を後にしました。
数時間後に再びこの場所を通ると、カブトムシは1匹も減っている様子はありません。
どうやらクワガタ狙いだったようですね・・・さすが現代っ子も侮れません。

さて、今日から8月ですね!
このカブトムシや少年のように、夏を謳歌できるようがんばらねば!


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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