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2015.01.31     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズ6  ウスバフユシャク


訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

ウスバフユシャク [ Inurois fletcheri ]
2038_20150129232339e2a.jpg

ウスバフユシャクでございます。
シャクガ科(Geometridae) フユシャク亜科(Alsophilinae)
これまたフユシャクらしい地味さが際立つ、フユシャクの王道的存在です。




Inurois fletcheri


広い食性を持つフユシャクで、都内でも樹木の豊富な公園などで普通に見る事が出来る、最もポピュラーなフユシャクと言ってもよいのではないでしょうか。
12月~2月頃まで見られ、我が家にも今年に入ってすでに何度か訪問してくれておりマス。



2036_2015013023415000f.jpg寒い冬の夜、♀に出会うためだけに舞う、儚き小さなガ・・・
成虫になってからはエサを一切摂らないフユシャクの仲間は、口吻が縮小し非常に小顔な印象を受けます。



横から。
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寒さに負けないための、無駄をそぎ落としたスタイルです。

今年はフユシャク探しの冬のフィールドをサボりがちのクマGでありマスが、訪問者任せも申し訳ないので、寒さに負けずに出かけなかれば!
・・・と、あらためて思った次第でございマス。




2015.1.25の訪問者です。


訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
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2015.01.27     カテゴリ:  トビムシ 

   身を寄せ合って

トビムシの一種


樹皮下で群れていたトビムシの一種。
大きさは1mm前後でしょうか。

凄まじい数の黒い集団にはさすがにぎょっとしますが、このくらなら可愛らしいですね。
2015.jpg
なんだか小動物のよう・・・真ん中分けヘアーがとても愛らしいトビムシでありマス。

2015.01.25     カテゴリ:  菌類 

   探すべきものは多し!

冬虫夏草の一種


大きさは約3mmほど。
カイガラムシから発生していると思われる、小さな冬虫夏草ですが、詳細は今のところ不明です。
冬虫夏草屋の先輩が発見。

・・・真っ暗な冬の森で次々と冬虫夏草を見つけ出すその眼力には、とにかく脱帽するしかありません。
冬場でも新たに発生する種もあるのだそうで、この時期もまだまだ探す事が出来そうでありマス。

2015.01.21     カテゴリ: 昆虫バッタ 

   年中無休

マダラカマドウマ [ Diestrammena japonica. ]
Diestrammena japonica

カタツムリトビケラのいた場所からわずか数歩・・・
ジークくんに呼ばれて見に行くとまさかの光景が広がっておりました。

地面を覆う枯葉が霜を纏い初めて、LEDの白い光りにキラキラと反射して輝くほどに冷え込んで来た夜の林道に、一瞬真夏かと錯覚してしまう、カマドウマの群れる姿・・・
一年中その姿を見る事が出来るカマドウマでありますが、まさかこんな寒いのに活動しているとは思ってもいませんでした。



Diestrammena japonica

カマドウマは昔からデザイン的にとても好きな昆虫のひとつでしたが、彼らの事を全く知らないも同然であると言う事を、あらためて思い知らされたのでした。

2015.01.20     カテゴリ:  昆虫 

   生き物愛でる「男達の夜」

さてさて、更新が遅くなってしまいましたが、先日リンク先の「IM」でお馴染みジークくん、両爬を愛でる詩人・「月明かりにヤモリ」の月光守宮さん、そして熱き冬虫夏草屋であるジークくんの大学の先輩とで、関東某所・息も凍る夜の林道で、小さな生き物達を探してワイワイやってまいりまシタ。
その時の写真をUPして行きます。

まずはこちらの生き物から・・・




カタツムリトビケラの一種 [ Helicopsyche sp. ]


林道脇の岩盤からしみ出した水が、浅い水たまりのようになって林道を横切っている場所。
山に少し入れば、よくあるような場所なのですが、その浅い水に浸かった石の裏を丁寧に見ていくと、丸くて小さな砂の塊のようなものが見つかります。
それをさらにじっくり見てみると、まさに「カタツムリ」が形作られてるのです!

オドロキの造形を見せるのは、カタツムリトビケラと言うトビケラの一種の幼虫の巣で、大きさは直径2~3mmと大変小さなモノ。
はめ込まれている砂粒には透明感があり、美しい工芸品のようでありマス。




たくさんのカタツムリトビケラが付いている石もありました。
2009.jpg

しかしこちらは、写真でも分かるように乾燥している場所であり、もしかしたら羽化後ではないか?と言う感じです。



近くにオオヒラタザトウムシの幼体が隠れていたので、大きさ比較と言う事で一緒に撮影してみます。
2003.jpg

体長5~6mmのオオヒラタザトウムシもかなり巨大に見える小さな「カタツムリ」でありマス。





条件さえ合えば意外と普通にいると言う事らしいのですが、このように小さな生き物、ましてやまだ見た事のない生き物を見つけるには、やはり視点の切り替えが必要です。
そう言った意味では今回のように多ジャンルの生き物好きが集まると言うのは大変意義のある事ではありますが・・・
そもそもこんな極寒の夜中に!と言うのもなかなか可笑しい話しデスね(笑)


しかしながら「大学のサークル時代に」・・・などと言う経験がないボクにとっては、毎度貴重な時間を過ごさせて頂き、勉強になる事ばかりです。

みなさん本当にありがとうございマス、実に楽しい夜でした!



2015.01.09     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   寒くても通常営業中

ダニの一種


カニムシでもいないかと、近所の公園のケヤキの樹皮を捲ってみると、越冬している昆虫やクモにまぎれて、ダニ達は活動中のようでした。
シワのある体に、ポツポツと白い縁取りが特徴的なこのダニも、そんな樹皮下の住人でありマス。




例のごとく、第一歩脚で前方を探りながらもぞもぞと移動していると・・・
1993.jpg
「ん?これは食べ物か・・・? 」


残念ながら、どうやら食べ物では無かったようです。
1994.jpg
体長は0.7~1mmほど。

2015.01.07     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




2015年、一発目の訪問者は・・・

クロバネフユシャク [ Alsophila foedata. ]
Alsophila foedata

クロバネフユシャクでございマス。
シャクガ科(Geometridae) フユシャク亜科(Alsophilinae)
フユシャク、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!とテンションも上がる、このなんともフユシャクらしい「地味美」でありマス。




Alsophila foedata

クヌギ、コナラなど。
1月頃から姿を現すフユシャクで、昨シーズンはフィールドでも観察しております。
普通種ですが、訪問してくれた事がありがたいのデス。

Alsophila foedata


横から。
Alsophila foedata
無駄をそぎ落とした、平べったいBodyでありマス。





とじ合わせた翅を広げて、臨戦態勢をとるクロバネフユシャク。
Alsophila foedata
この後、ひらひらと舞いあがります。

実は昨年末に首を痛めて、苦しい年末年始を過ごしてしまったクマGでありますが(未だに後遺症が・・・)、今年は良い事あるといいなぁなんて思っていた矢先、2015年のガ運を占う、幸先のよいスタートになりました。
そう言えば初詣も行ってないデスが・・・

とりあえず、今週末に予定されている遠征が楽しみだ!





2015.1.3の訪問者です。


訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク

2015.01.06     カテゴリ: 昆虫 

   白黒と言えば、コレも白黒はっきりさせたい

ブドウトリバ [ Nippoptilia vitis. ]
Nippoptilia vitis

チャバネフユエダシャクを探している時に見つけたブドウトリバ。
以前に訪問者シリーズでもご紹介した、お馴染みのトリバガです。
杉の樹皮と一体化しながらも、相変わらずエッジの効いたデザインでありマス。










それともうひとつ。
樹皮に茂ったコケの中を歩き回っていた小さな虫・・・

1970.jpg

体長は1~2mmほど。
この特徴的な白い紋が見えたので撮影してみたのですが、拡大して見るまで脚が何本あるのかすら分からず。

1972.jpg

何かの幼虫?
・・・一体何者でしょうか。

1971.jpg


01.21
コナカゲロウ科の一種の幼虫ではないかと教えていただきました。

かぜくささんありがとうございます!
さらにかぜくささんが、コナカゲロウの繭と思われるモノを撮影され、紹介しております。→
虫たちの作ったもの

2015.01.03     カテゴリ: 昆虫 

   実はホルスタインでもジャコブでもなかった   Erannis golda.

チャバネフユエダシャク [ Erannis golda. ]
Erannis golda 

この白黒ブチ模様は、ホルスタインではなくジャコブである!
と言う事はお分かり頂けたかと思います・・・

そんなワケで、2015年最初を飾る生き物はこのチャバネフユエダシャクでキマリです。




Erannis golda

この、他種のフユシャクとは一線を画したかのような特徴的な体色から、「フユシャクと言えば」本種を思い浮かべる方も多であろう、フユシャクのアイコン的存在であるチャバネフユエダシャクの♀でありますが、実は今回初めて生きている個体を目にする事が出来たのデス。(幼虫もなかなか特徴的なカラーリングです)
昨シーズンも何度か探しに行ったものの、タイミングが合わずに、♂の姿は多数見られたのですが、♀はクモの餌食になった残骸を見るのみとなっており、「今年こそは!」と意気込んで12月の終わりにやっと出会う事が出来ました。



と、言う事で、この可愛らしい姿をじっくりとごらんあれ!


先ずは横から。
ぽってりとフユシャクらしいスタイルです。
1967.jpg



擬死をしているところです。
すぐに擬死をしてしまうので、なかなか撮影には苦労しました。
Erannis golda


顔の様子です。
Erannis golda


サイズ感はこんな感じです。
フユシャクの♀としては大型かと思われます。
Erannis golda





そしてなんと!!
チャバネフユエダシャクの新たな秘密を発見!!







それは・・・・

人面っ!(笑)
Erannis golda

ごん太の眉毛と大きな眼、口、よく見ると耳まであるのがお分かり頂けますでしょうか!?
これを発見してしまってから、もうここが顔にしか見えなくなってしまったクマGでありマス。

しかしネットで画像を検索してみると、この白黒模様には個体差が多く、残念ながら全ての個体が人面であると言う事ではないようデス・・・
出現期は11月~12月と、フユシャクシーズンの初頭を盛り上げる本種。
まだチャンスはあるかと思われマスので、どなたか是非!人面のチャバネフユエダシャクを探して頂きたいっ!

2015.01.01     カテゴリ: 昆虫 

   2015!

チャバネフユエダシャク [ Erannis golda. ]
08-0222 N 930

丑年じゃないデスよ!今年は未年デス!
え?これホルスタインじゃないかって??

いいえ、これはれっきとした羊の一種、「ジャコブ」をイメェ~ジしておりマス。
え?そんなの後付けじゃないかって??

もちろんそんな事はございまセン。
かわいらしい白黒のブチ模様は、じつに3千年の歴史があると言われております、由緒正しき希少種の羊デス。




皆様、よいお正月をお過ごしでしょうか?
「未年」「未定」・・・記事を書きながら、「あ!今年は未定の年じゃないかっ!」と気づいてしまった次第でありマス。
と、言うワケで、本年も「未定」を、どうぞよろしくお願いいたしマス。



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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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