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2014.12.28     カテゴリ: クモガタ類カニムシ 

   樹皮下のカニムシ

トゲヤドリカニムシ [ Haplochernes boncicus. ]
Haplochernes boncicus

杉の樹皮下より。
アカツノカニムシとは一変、扁平でツヤの無い質感が特徴のカニムシです。



Haplochernes boncicus

マッドな質感がカッコいいカニムシです。
幅広な腹部から、大型に見えますが体長は2mmほど。
動きもゆったりとしていてこれまた威風堂々です。


スギの樹皮を捲るとぽつぽつと現れるので、ついつい次々と剥がしてしまいます・・・(笑)




Haplochernes boncicus


高倍率での撮影での完成度を上げるには、まだまだ修行と創意工夫が足りない事を実感した今日この頃・・・

とりあえず今のところ撮る事に手いっぱいになってしまっておりマスが、なんとしても、もっと美しく!かつ、おもしろいシーンを撮る!
・・・と言うのを当面の目標に、来年に向けていろいろと思案しておりマス。

まずは寒くても撮影に行かねば(笑)

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2014.12.26     カテゴリ: クモガタ類カニムシ 

   極小世界を闊歩する、透き通る赤    Pararoncus japonicus.

アカツノカニムシ [ Pararoncus japonicus. ]
1956.jpg

ガレ場の石をひたすらひっくり返し、じっと眼を凝らす・・・
するとひときわ目を引く赤いハサミが。





透き通る赤がとても美しいのデス。
1943.jpg

こうして拡大した写真で見ると、体長わずか数mmの小さな生き物である事を忘れてしまいそうな、堂々たる佇まいでありマス。
カニムシの仲間は見た事はあったのですが、やはりいかんせん小さい生き物なので、今回のようにじっくりと撮影に臨んだのは初めての事。
ジークくんにアカツノカニムシであると教えて頂きました。



少し小さな個体です。
1958.jpg



撮影している間、ずっと逃げ惑って歩き回り、最後は小さな穴に隠れてお尻だけ出しておりました。

1957.jpg





さてさて、いつの間にかクリスマスも終わってしまいまシタ・・・
なんだかんだでケーキにもありつけて、平和なクリスマスを過ごせたなぁなんて思っているクマGでございますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
そう言えば去年はクリスマスカードなんかも作ったのですが、今年はそんな余裕もなく・・・

今年もあとわずか、1年を振り返る間もなく過ぎてしまいそうですが、皆様も風邪などひかぬようお過ごし下さいマセ!

2014.12.23     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   寒さを燃やす、煌めく赤   Pseudobiantes japonicus

ジークくんが初めてニホンアカザトウムシを見たと言う場所に案内してくれました。
そこは里山の中に広がる、田んぼの脇に大きな朽木が4~5本横たわっている、なんて事のない場所・・・しかし実に「何かいそう」な場所でありマス。

一番大きな朽木をせーのでひっくり返し、裏側をじっくり見てみると・・・




お、いたいた!

ニホンアカザトウムシ [ Pseudobiantes japonicus ]
Pseudobiantes japonicus

いやぁ、やはり美しいザトウムシでありマス。
この艶めいた深い赤は、他に思い当たらないほどに輝いて見えます。
脚をたたんで恥ずかしげに顔を隠している、お決まりの姿勢で越冬中のようでした。



眼丘脇の臭腺口からニオイのある液体を出しているところ。
Pseudobiantes japonicus

鋭いトゲが並んだ巨大なカマ状の触肢や、眼丘の角などかなりイカツイ格好をしており、さぞ凶暴な生き物なのではないかと思われてしまいそうなニホンアカザトウムシですが、実は唯一の防衛手段なのがコレ。
写真を見るとお分かり頂けるように、液体は頭胸部の臭腺口から分泌されると、すぐに身体の脇の溝を伝って腹部の後まで流れ、そこに溜まる仕組みになっております。
小さな身体で少しでもニオイを拡散させようと言う工夫なのでしょうか。

そう言えば以前にも、本種によく似たオオアカザトウムシで、同じ習性観察しておりました。







イカツイと言えばこちらもかなりイカツイ!!(笑)
1955.jpg

とても美しい高倍率域の写真を次々と生み出すジークくんの撮影スタイルは、その左右に突き出たストロボアームの様から通称「カニムシ」と呼ばれているとか、いないとか。

そんな彼が2年前にニホンアカザトウムシを見たこの場所で、再び出会う事が出来たと言う素晴らしさ。
何気ない事ですが、めまぐるしく変わってしまう環境の中、いつまでもこのような場所が残っていて欲しいものだと、あらためて深く思ったのでした。


2014.12.20     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   刺激的なフォルムは健在!

ゴホンヤリザトウムシ [ Systenocentrus japonicus ]
Systenocentrus japonicus

朽木の下で越冬していた、ゴホンヤリザトウムシ。


先日、リンク先の「IM」でお馴染みジークくんにお誘い頂き、カニムシやザトウムシを求めてフィールドを案内して頂いた時のひとコマ。

ふだん、灌木の葉上でしか見た事がなかったゴホンヤリザトウムシを、朽木下から見つけてくれたジークくんですが、彼は逆にこのように石や朽木下の地面でしか見た事が無いと言っていました。
このゴホンヤリザトウムシ、西方の地域ではトゲが6本になる場所もあるのだそう。






・・・そんな話しで盛り上がりながら、のんびり撮影をしていると、「うるさいなぁ」とでも言わんばかりにのっそりと動き出したゴホンヤリザトウムシでした。

Systenocentrus japonicus

ジークくんとは久々の再会でしたが、毎度いろいろな事を教えて頂き、ホントに刺激的デス。
生き物の事は勿論、撮影技術の事、そして恐怖のぎっくり腰の事も・・・(笑)

その時の写真を少しづつUPして行きマス。




2014.12.13     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   微塵世界に、しっとりと刻む時間

イトヒキミジンアリタケ [ Ophiocordyceps sp. ]
Ophiocordyceps sp.

いつからここにあるのだろうか。
古びてクモの巣もかかったイトヒキミジンアリタケ。





周囲を少し探してみると、近くにまだ新しい個体もありました。
1882.jpg
アリの頭の後から伸びた、2本の細長いストローマの片方に子嚢果を付けております。
黒くて、つぶつぶしたまるい物が子嚢果の塊です。




1894.jpg
近くには水の流れがあり、地面はぬかるんでイノシシのぬた場になっているような場所です。
低く斜めに張り出した太いツルの裏側は、地面から30㎝ほどとかなり低い位置。

以前にイトヒキミジンアリタケを見つけた場所よりも、かなり多湿な環境で、雨が降ったらそれこそ水びたしになりそうな場所です。
周辺にも高さ1m以下の低い場所で、たくさん見つける事が出来ました。

2014.12.10     カテゴリ:  菌類 

   コケに抱かれる秋も終わり




先日、ヒナノハイゴケを撮影した日に見つけた可愛らしいキノコ。
コケは青々としておりますが、蒴が黄金色に色づいた穂のようで、背景と相まってなんとも秋らしい色合いの一枚に。

・・・と言ってもすでに先月のお話し、空を黄色く染めているこのイチョウの葉も、今ではもうすでにほとんど落ちてしまっております。




1937.jpg

今度はコケむした樹皮にぐっと近づいてみると、ぷちぷちの蒴がよく目立つヒナノハイゴケの中で、とまったままの状態で死んでいたカネタタキの♀。
冬の到来を感じますねぇ。



なんだかんだで公私ともに無駄に忙しい、まさに師走を過ごしてしまっているクマGでございますが、そんな中ウイルス性胃腸炎にやられてダウンしてみたりと、ドタバタな毎日でありマス・・・ゆっくり山に行きたいなぁ。

皆様も、くれぐれも体調管理には気を付けて下さいマセ・・・

2014.12.07     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

ニトベエダシャク [ Wilemania nitobei. ]


ニトベエダシャクでございマス。
シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)
おっと、こちらは11月訪問者の出し忘れでした!




1917.jpg


カバノキ科、ブナ科、ニレ科、クワ科、マンサク科、バラ科、カエデ科、ツツジ科、モクセイ科、スイカズラ科
・・・広食ですね。
関東では11月頃に現れるシャクガのようです。。。アキシャクとでも呼びましょうか。

ちなみにこの個体がボロボロなのは、捕獲に失敗したからではなく、すでにこの状態であったと言う事を補足しておきましょう。
どれだけの試練を乗り越えて、ここに到着したのありましょうか。




1918.jpg

翅を傷めているためか、どうしても傾いてしまうようです・・・
毛質がふわふわ、色合いもシックでなかなかオシャレなシャクガなのではないでしょうか。


2014.11.13の訪問者です。


訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ

2014.12.03     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   ま・つ・げ

トゲザトウムシ [ Oligolophus aspersus ]
Oligolophus aspersus

・・・うーん、あらためて見てみても、あまりまつ毛には見えない(笑)
あくまでも眼の上のトゲ・・・デスね。

2014.12.01     カテゴリ:  日常・いろいろ 

   コケTシャツ2014、キター!

12月ですね・・・!
秋色の木々も徐々に葉を落とし、すでに冬へと移り変わろうと言う今日この頃。


そんな寒さを吹き飛ばすかのような、鮮やかなコケ色のグリーンが届きました。

10月に紹介した、コケTシャツ2014バージョンでございマス!
リンク先であるオシャレなコケブログ、「ムシメガネ」のmusimegane6さんと、「かわいいコケブログ」のバードさんによる、コケ好きのコケ好きによる、コケ好きのためのTシャツ、しかも今回は京都苔・こけ・コケ展2014の限定カラー※と言う事で、コケに勝るとも劣らない、気合いのグリーン仕様なのでありマス!

1935.jpg
毎回、納品書やサイズ表記のシールなどもいちいち遊び心が盛り込まれていて、いいですねぇ~。
Tシャツの説明書きもこの通り、素敵過ぎなのです。
ちなみに一枚目の写真がサイズシールなのですが、あまりに素敵なデザインなので、キレイに剥がしてカメラのストロボに貼っているクマGでありマス。




・・・と言うことですが、今回はすでにTシャツでフラつくにはちと寒すぎるので、近所の公園でコケ観察と洒落こみましょう。
もちろんこの鮮やかなコケグリーンのTシャツなら、真冬の重厚なアウターの中に着込んでも、チラリとその存在をアピールしてくれる事、間違い無しです。


1928.jpg
さて、見事に黄色く色づいた公園のイチョウの木ですが、幹をよく見てみるとびっしり生えたコケに、これまた見事にツブツブの蒴が付いておりました。
前日の雨もあり、コケ達は瑞々しく美しさを増しておりマス。


1930.jpg
確信は持てませんが、特徴からヒナノハイゴケ [ Venturiella sinensis ] でしょうか。
この公園ではいたるところで群生しているのを見る事が出来ますが、こうしてじっくり拡大してみると、また別世界が広がります。

まだ未熟な胞子体に日の光が射すと、帽に包まれた蒴歯がほのかに透けて見えます。
1931.jpg
いつもは通り過ぎているような近所でも、こんなに神秘を見せてくれるのがコケのいいところです。
もちろんフィールドに出かければ、さらにそこらじゅうでコケが待っていてくれますね。

コケの同定に至るには、まだまだ修行が必要そうデスが・・・そこはこのコケTシャツで、気分だけでもアゲて行きましょう。





※苔・こけ・コケ展2014、そして今回のコケTシャツの販売はすでに終了しておりマス。

・・・欲しい方は、また次回にご期待を!


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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