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2014.11.30     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズその3  ブドウトリバ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・



ブドウトリバ [ Nippoptilia vitis. ]



ブドウトリバでございマス。
トリバガ科(Pterophoridae) カマトリバガ亜科(Pterophorinae)
名前の通りブドウ科の植物を食草とするトリバガです。



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野外においても最もよく目にするであろう、トリバガの普通種であります。
色合い的にも、トリバガの他種と見分けやすいと言えるのではないでしょうか。


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それにしても、あらためてよく見るとやはり繊細なデザインでありマス。
・・・が、いかんせんとても小さいデス。
一見ガとは思えぬそのデザインは、ぱっと見ると黒っぽい蚊がとまっているように見えてしまいそうデス・・・そして飛び方も蚊のように頼りなく、ふわふわとしてすぐに着地するのですが、油断しているとすぐに見失ってしまいます。
撮影中も部屋の中で何度か見失いました(笑)







1907.jpg


このブドウトリバ、実は11月始めの頃の訪問者だったのですが、気づけば11月も今日で終わりと言う日になっておりました。
最近なかなか忙しかったりでフィールドに出れない日々ですが、さらに11月も後半になると寒さが一段と増し、訪問者もぱったりいなくなってしまいました・・・
そりゃそうですよね、もう間もなく12月・・・思いつきで微妙な時期にスタートしてしまったこのコーナー、早くも休業か(笑)




2014.11.6の訪問者でした。


訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ




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2014.11.27     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   真っ赤に色付き、燃え尽きる  Araneus ishisawai

Araneus ishisawai

肌寒い曇り空、わずかに射しこんだお昼の太陽に地面の落ち葉が照らされると、そこにはなんだか見慣れぬ大きなクモの姿が。






イシサワオニグモ [ Araneus ishisawai. ]
Araneus ishisawai

ほんのりピンクが差したような、透明感のある美しい身体・・・
そのクモの正体は山地性のオニグモの一種、イシサワオニグモの♀でシタ。
しかし、最初見た時は大きなタカラダニでも付けているのか思ってしまうほどに、その腹部は真っ赤でボコボコと隆起しておりまシタ。
まもなくシーズンも終わりを迎えるであろうイシサワオニグモ、産卵を終えて腹部はしぼんでしまったのでしょうか。
沢などの石の裏に、大きな卵嚢をつくるそうです。







コチラは9月に網を張っているのを見つけた時。
Araneus ishisawai
・・・まるで別種のようデス。
美しいオニグモの1つに数えられるのもうなずけマス。

沢沿いに、頭上より1メートルほど上で輝くオレンジ色は、かなり目立っておりまシタ。


2014.11.23     カテゴリ:  菌類 

   ささやかに色づいた枝先

粘菌の一種(モジホコリ科?)
1925_201411230109209d6.jpg

クモの巣をくぐり抜けて顔を上げると、ふと目の高さの枯れ枝に、小さな秋色。
こんなところまで登って来たのか・・・長旅ご苦労さま!

2014.11.20     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズその2  クロクモヤガ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・


クロクモヤガ [ Hermonassa cecilia. ]



クロクモヤガでございマス。
ヤガ科(Noctuidae) モンヤガ亜科(Noctuinae)
ハルジオン、ギシギシなどのよくある雑草を食草とする、全国的な普通種。
数日後にもまたやって来ました。

1908.jpg

地味なガと言ったら失礼ですが、よくみると眉毛とまつ毛がチャーミングでした(笑)
2014.11.6の訪問者です。







 
 11.24追記
Hermonassa cecilia
ハート型の紋がくっきり表れた個体がやって来ました。
この時期ですが数の多いガのようです。

11.26
こちら24日の訪問者は、同じくモンヤガ亜科の、カブラヤガではないかと教えて頂きました。

あころじかるさんありがとうございます!


訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ

2014.11.18     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   古の存在感  今年のシャクトリムシハリセンボンその2

シャクトリムシハリセンボン [ Ophiocordyceps sp. ]
Ophiocordyceps sp.

昆虫、菌類、植物・・・
それらをすでに超越してしまったかのような、この姿。


Ophiocordyceps sp.

先日紹介したまだ新鮮なシャクトリムシハリセンボンと同じ日に見つけた、もうひとつのシャクトリムシハリセンボン。
枝ぶりよろしく縦横無尽に伸びたストローマには子嚢果がたくさん付いており、成熟したその身体は、さらに菌糸のようなもので覆われて真っ白に、そしてクモの糸まで纏わりついて、ただならぬ雰囲気を醸し出しておりマス・・・。
去年着床したものなのか、それともさらに前のものなのか。
大きさは20mmほどですが、存在感は抜群でありマス。

まるで樹齢数百年の老木のような佇まい・・・






Ophiocordyceps sp.

湿地がすぐそばにあり、小さな沢も流れているような場所です。

地面から上2メートル近い高さなので、微妙に観察しずらいですが・・・
今まで細い枝先などで見る事が多かったシャクトリムシハリセンボンですが、この個体は太い幹の部分にしっかり着床しており、そのおかげで風がよく通りそうな場所でありながらも、長くその姿を留る事が出来たのかもしれません。


シャクトリムシハリセンボンなどの気生型種は通年探す事が出来る冬虫夏草なので、木々が葉を落として視界が開けるこれからが、むしろシーズンと言えるのかも知れないですね・・・本種はもちろんですが、ヤンマタケが枝にぶら下がっている姿、是非ともこの目で見たいものデス。

2014.11.16     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   ハシリダニの小さな大収穫祭

ハシリダニの一種
Linopodes pubescensウブゲテナガハシリダニ

無数のショウジョウバエが周囲を取り巻き、妖艶な魅力さえ放っていた完熟のハナビラニカワタケ
その花弁のようなヒダをめくると、そこはさらに小さな祭典のまっ最中のような光景が広がっておりまシタ。





Linopodes pubescens

体長は1mm以下の小さなハシリダニの一種、特徴からウブゲテナガハシリダニ Linopodes pubescens. ではないかと思われますが確信はもてません。
身体に縦横に走る白い線がよく目立ちますが、拡大してみる体内の内臓が透けているものだと言う事が分かります。
よほど美味しいのか、どの個体も夢中でハナビラニカワタケを食べている様子でした。

朽木の下など、土壌でよく見かけるダニなのですが、長い第一歩脚で周囲を探るようすは、ザトウムシを彷彿とさせますね。








Linopodes pubescens


わいわいと楽しそう!(笑)

2014.11.14     カテゴリ: 昆虫 

   訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ


訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーを作ってみまシタ。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




記念すべき第一段は・・・

タマナギンウワバ [ Autographa nigrisigna. ]


不思議なワンポイントがオシャレなタマナギンウワバでございマス。





1914.jpg

ヤガ科・キンウワバ亜科。

タマナギンウワバの「タマナ」とは、「玉菜」キャベツの事であり、幼虫はキャベツやレタスなどを食草としており、農家では害虫とされているようです。



1913.jpg

なかなか迫力の面構え・・・よく見ると複眼も美しいですね。
2014.10.23の訪問者です。

2014.11.11     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   冬虫夏草ならぬ、夏虫秋草か。今年のシャクトリムシハリセンボン

シャクトリムシハリセンボン [ Cordyceps sp. ]
Ophiocordyceps sp.

紅葉し始めた木の葉に合わせるかのように、青白いストローマを無数に伸ばしたシャクトリムシハリセンボンの姿は、なんとも美しく趣な光景でした。
通年みられる冬虫夏草のひとつですが、シャクトリムシの枯れた姿が紅葉の赤に溶け込んで、こんなにも秋が似合う菌なのか!と思い知らされた次第でありマス。








Ophiocordyceps sp.

シャクトリムシは折れまがった所まで合わせて体長25mmほど。
大きさは宿主となるシャクトリムシの大きさによりけりなのでしょうが、今まで見た中では最も大きなものでした。
ストローマに子嚢果は見られず、この秋に着床したばかりの、まだ未熟な状態なのかと思われます。

・・・よくみると、頭部付近にカゲロウの幼虫のような虫がつかまっておりマス(笑)





Ophiocordyceps sp.
すぐ近くが湿地にようになっている、比較的開けた場所の灌木にて。

この日は運よくさらにもうひとつ、シャクトリムシハリセンボンを見る事ができました。
それは、また後日UPいたします・・・

2014.11.07     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   秋の木漏れ日と   Systenocentrus japonicus.

ゴホンヤリザトウムシ [ Systenocentrus japonicus ]
Systenocentrus japonicus

沢沿いの潅木にて、葉裏で仲良く三匹のゴホンヤリザトウムシ。
さてさて、今日は立冬ですね・・・こんな光景も、今シーズンは間もなく見おさめになりそうデス。




Systenocentrus japonicus
現在、我が「未定」のタイトル画像にも使わせて頂いている、このゴホンヤリザトウムシ。
体長は5mm以下と小型ながらも、かなり攻めたデザインのトゲトゲが非常にかっこいいザトウムシでありマス。

2014.11.05     カテゴリ:  菌類 

   ゼリィのはなびら  Tremella foriacea

ハナビラニカワタケ [ Tremella foriacea ]
Tremella foriacea

ハナビラニカワタケ
シロキクラゲ科のキノコです・・・なんとも言えぬ、美しき色合い

2014.11.03     カテゴリ:  植物 

   見上げてごらん

カントウカンアオイ [ Asarum nipponicum ]
Asarum nipponicum

カンアオイが、すでにひっそりと奇妙な花を咲かせておりまシタ。
美しい葉の紋様も魅力ですが、地面から見上げた虫食いの穴も、これはこれでまた趣でありマス。

2014.11.02     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   並毛蜱

ナミケダニの一種 [ Trombidium sp. ]
Trombidium sp.

葉の上で、アブラムシを食べているのはナミケダニの一種と思われるダニ。
大型で真っ赤な姿は、ケアカダニ [ Trombidium holosericeum. ] のような感じデスが、確信は持てず・・・
生きているアブラムシを捕らえたのか、はたまた死骸にありついたのかは分かりませんが、肉食系の一面を垣間見せてくれておりマス。
普段は落ち葉や朽木など、土壌に生息しているイメージが強い彼らが、こうして草の上で食事をしているシーンは非常によく目立ちマス。

この日は、草の葉の上に登っている個体を他にもいくつも見かけました。





Trombidium sp.


それにしても、なんとも可愛らしいこの姿っ・・・!
まくらにでもしたら、かなり気持ちよさそうなもふもふ感満点のダニでありマス。


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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