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2014.08.29     カテゴリ:  菌類 

   何故に、こんなに赤いのか  Amanita hemibapha

タマゴタケ [Amanita hemibapha ]
Amanita hemibapha

落ち葉を押し上げて地中から現れた、鮮烈な赤・・・
見つけるとちょっと嬉しい、タマゴタケでございマス。
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2014.08.27     カテゴリ:  菌類 

   この淡き朱色は、夏の終わりの花火の色か、一足早い紅葉の色か  Hymenostilbe odonatae

ヤンマタケ [ Hymenostilbe odonatae ]
Hymenostilbe odonatae

ついに出会う事が出来まシタ・・・


このゾワっとするほどの素晴らしいカッコよさ、ただなる美しさを放つ存在感。
リンク先の「IM」でお馴染み、ジークくんの撮影した本種の美しい写真を見てからと言うもの、ずっとこの目で見たい見たいと思っていた冬虫夏草、ヤンマタケでありマス。











この表情を見よ!
1821.jpg

ヤンマタケは赤トンボの仲間やサナエトンボ、オニヤンマやミルンヤンマなどのトンボを宿主とする気生型の冬虫夏草(以前紹介したシャクトリムシハリセンボンイトヒキミジンアリタケも、気生型の冬虫夏草デス)で、夏から秋にそれらのトンボに感染すると、沢沿いの樹木の枝など高湿度な場所に着床し、身体の節々から菌糸の塊を出しながら越冬して、翌年の夏に菌糸の塊は分生子を付けて成熟しマス。

このヤンマタケのシンネマがほんのり朱色をしているのは、分生子が付いて成熟しているためで、よって昨年に着床し、越冬して夏を迎えた個体だと思われマス。



シンネマ部分の様子
1822.jpg


さて、このヤンマタケでありマスが、上記のように沢沿いなどに張り出した樹木の枝に、ぶら下がるように着床している姿がまたカッコいいのデス・・・が今回、そのような写真は全く撮影する事が出来まセンでシタ。


それは何故かと言うと・・・











地面に落ちていたからデス!!(笑)

1818.jpg

思わず1人で「あっ!!」と声をあげてしまったのは言うまでもありまセンが、まさかこんなかたちで対面するとは思ってもいませんでシタ。

ヤンマタケの状態から察するに、落ちてからまだそれほど時間が経っているとは思えまセンが、ここ最近の豪雨や台風で落ちたのか、それとも・・・
一応、通り道であるこの場所デスが、幾重にも張り巡らせたジョロウグモの立派な巣がそこかしこにあった事などから、しばらくは人間が通ったとは思えない状況でシタ。
そんな蜘蛛の巣を払いのけながら、ここを奥まで行って散策し、帰って来た時に発見したのデス。
と、言う事はもしや、クモの巣と一緒に払い落としてしまったボク自身が犯人なのか?!・・・そんなまさかっ!!

・・・真相は不明でありマスが、とにかく踏まずに見つける事が出来て非常にラッキーでシタ。




宿主はミルンヤンマでしょうか。
1819.jpg
現地にて。
採れたて新鮮!・・・とでも言わんばかりのキレイな状態でシタ。


とても見たかったヤンマタケが見れたものの、着床している様子を見れていないと言う、程よく次回に課題を残して頂いた結果となりまシタ。
これから迎える秋、翅を残した今年の未成熟個体なども合わせて、まだまだ探してみたいと思う次第デス。

まあとにかく、コレを見れた事に感動でありマスっ!


2014.08.25     カテゴリ:  菌類 

   大きなナメクジの小さなお家は、旬の味


薄暗い沢沿い、まるで洒落たランプシェードのような、可愛らしいキノコがひとつ。
まだ傘はそんなに古い感じではないのデスが、穴がぽつぽつ開いておりマス。







地面に這いつくばって、そっと中を覗き込んでみると・・・
1795.jpg
大きなヤマナメクジがおくつろぎ中でシタ。

なんとも快適そうな傘のお味は、どんなものなのでしょうか。
キノコが大好物であるナメクジは、毒キノコも平気で食べる事が出来マス。
羨ましい限りデスね・・・どんな美味たる毒キノコがあるのか・・・






それにしても、こんなに特徴的なキノコなのデスが、調べても種類がちっとも分からず。
現在調査中でありマス。

キノコは難しい・・・まだまだ修行が足りまセン。

2014.08.22     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   昼間には見えないものがある

コアシダカグモ [ Sinopoda forcipata ]
Sinopoda forcipata

LEDライトが照らす先、不意に真っ白い物が見えまシタ。
朽木の下、近づいて見るとそこには真っ白な糸で包まれた、大きな卵嚢を抱えた、コアシダカグモの姿がありまシタ。






我が子を守る長い脚、そしてそこに並ぶ白い星は、闇夜に映える美しさデス。
Sinopoda forcipata

2週間ほど前に撮影。
・・・今頃はもう、孵化しているかもしれまセン。

2014.08.19     カテゴリ:  菌類 

   真夏の雪化粧  Beauveria

ボーべリアの一種 [ Beauveria ]
Beauveria

気づけばいつの間にか折り返しを過ぎ、暑さの中にも夏の終わりを予感させる今日この頃・・・
しかし、暑い!

2014.08.16     カテゴリ: 虫ゼリーMAXPlants 

   咲いた咲いた!今年も咲いたよCeraria pygmaea

ケラリア・ピグマエア [ Ceraria pygmaea ]
Ceraria pygmaea


暑い日が続いておりマス。

そんな暑い中、我が家のベランダの中でも最前線の一番暑い場所にて・・・
今年も咲きまシタ、と言うより、よく見たらすでに咲いておりまシタ。

カサカサ・・・ではなくケラリア・ピグマエアでございマス。
ケラリア・ピグマエアは南アフリカ原産・スベリヒユ科の塊根植物で、ぼってりとした立派な塊根から、ぷっくりムチムチした丸い葉を出す可愛らしい姿が特徴・・・
・・・のハズなのデスが、残念ながら我が家のピグマエアはそのどちらも兼ね備えておりまセン←去年の解説より。

去年もちょうどいまごろ、このケラリア・ピグマエアが開花したと言う記事をUpしておりマス。→記事





花の直径は3mmあるか無いかと言うくらい・・・
ホントに小さいのデスが、目を凝らして見てみると透けるような淡い白緑色の可愛らしい姿をしておりマス。
Ceraria pygmaea


・・・小さい小さいと言っても、なかなかこのサイズ感は伝わりにくいと思いマス。
そこで今年は比較対象と共に!








Ceraria pygmaea

クマG園芸のスケールの小ささが、お分かり頂けたかと思いマス(笑)

何も知らずに見たら、カラカラの鉢にカサカサの枯れ枝が突き刺してあるようにしか見えないとも言い難い、この渋過ぎる姿がまた、愛らしいのでありマス。
これぞ過酷な乾燥地帯を生き抜くための美しき姿!

そしていつの日か、ぼってりスゴイ塊根に育つ日を夢見て・・・

2014.08.14     カテゴリ:  菌類 

   一夜限りのスペクタクルショー  Stemonitis sp.

ムラサキホコリの一種 [ Stemonitis sp. ]
Stemonitis sp.

粘菌の中でも子実体が大型でよく目立ち、最も多く見かけると言ってもよいであろう、ムラサキホコリの仲間

しかしながらその子実体が形成されるまでの姿は美しく、神秘に満ちておりマス。
真夜中の森で、人知れず乾いた朽木の上に這い出して来たムラサキホコリは、一夜にしてその姿をまったく別の物に「変形」させる、まさに小さなスペクタクルショーの開幕でありマス。




Stemonitis sp.

陸上の産物とは思えぬぷりぷり感&ツヤツヤ感のある先端部を、すごい勢いで押し上げるかのように基部から伸びあがって行きマス。
じっと見つめていても、その成長の様子はなかなか分かりませんが、数分前に撮影した写真と比べると、明らかに伸びているのが分かるほどデス。


基部の様子・・・透明な粘膜の中に、ムラサキホコリの特徴でもある、子実体を支える軸が出来あがっているのが見えマス。
Stemonitis sp.

そして約2時間後。
Stemonitis sp.
軸を覆っていた粘膜は上へとせりあがり、子のう部分へと変化しておりマス。
この一定間隔を保って朽木に接地している部分、毎度見入っていまう部分でもありマス。


まだ透明感を残しつつも、すっかり伸びきって出来あがった子実体は、赤さび色に色づいて来ておりマス。
Stemonitis sp.

この赤さび色はムラサキホコリの胞子の色によるもので、形成されたばかりの、透明で白い子実体の中で胞子が作られ始めると、子のう部分はだんだんと赤く色づいて、やがて朝を迎える頃には胞子は完全に成熟し、全体がいつも見かける黒々とした赤さび色になると言うわけデス。

そして太陽が昇り気温が上がると、全体が乾燥し胞子を飛ばせる状態になり、このツヤ感はすっかり失われマス。
瑞々しい魅力を持った粘菌の未熟子実体は、暑い夏の夜に、涼をもたらすかのような美しさがありまシタ。

2014.08.10     カテゴリ: 昆虫 

   リフレクター  Tarsolepis japonica

ギンモンスズメモドキ [ Tarsolepis japonica ]
Tarsolepis japonica

闇夜に怪しく光る、リフレクター付きのガ。

名前に「モドキ」とある通り、スズメガ科ではなくシャチホコガ科のガでありマス。
リフレクターの他にも驚きの機能を備えたこのギンモンスズメモドキ、その全容は、また後ほど・・・。


2014.08.08     カテゴリ:  菌類 

   茶托でおもてなし  チャダイゴケ

チャダイゴケの一種 [ Nidulariaceae sp. ]
Nidula niveotomentosa  コチャダイゴケ

薄暗い沢沿いに落ちていた小さな枝に、キレイに並んで口を開けているのは「チャダイゴケ」の一種、「コケ」と名前に付いておりマスが、見ての通りコケではございまセン。

・・・むしろ全くコケには見えないチャダイゴケは菌類、キノコの一種でありマス。

チャダイとは「茶台」と書き、茶托の事を指すようで、茶托(ちゃたく)とは茶碗の下に敷く台の事で、皿状の物から脚の付いた装飾性の高い物まで様々で、このチャダイゴケのように台の着いた豪華なものは、おもてなしの為の品として、日常生活にはちょっと馴染みの無い物かもしれまセン。






ツネノチャダイゴケでしょうか?
Nidula niveotomentosa  
そんな茶台の中には白い碁石、もしくは豆のような小塊粒(ペリディオール)が入っており、この中に胞子が詰め込まれておりマス。
・・・なんともおもしろい&可愛らしい姿!

降って来た雨粒によってこの小塊粒が弾け飛び、近くの草などに付着したところを他の生き物が食べ、その糞と共に胞子が拡散する・・・と考えられており、これまた独特の拡散方法に行きついたキノコのようデス。
この茶台部分の口の開け具合も、小塊粒がうまく弾け飛ぶための絶妙な角度になっているのだそうデス。

とは言え、上の写真では小塊粒がこぼれ出てしまっている個体も写っておりマスが・・・。
見た目もさることながら、生態も非常にユニークで、興味が尽きないキノコでありマス。

茶台の直径は6~7mmと、とても小さく、どこにでもある種類だと言う事なのデスが見落としてしまいがちデス。
ボクも今回初めて、この独特な姿を目にする事が出来まシタ。

2014.08.06     カテゴリ:  両生類 

   どこにいても変わらぬ、存在感  Bufo japonicus formosus

アズマヒキガエル [ Bufo japonicus formosus ]
Bufo japonicus formosus
ヒキガエルと言えば子どもの頃からすごく馴染みがある生き物で、よく遊び相手になってもらっておりまシタ。
そのせいでボクの中ではもっぱら家の周りなどにいるイメージが出来あがっており、こう言った場所で出会うと違和感すら感じてしまうのデス。
「水は冷たくないかい?」などと、余計な心配をしてしまうほど(笑)

沢に大きく横たわった倒木の下に潜り込んでアングルをとった1枚でありマス。

2014.08.04     カテゴリ: 虫ゼリーMAXPlants 

   やっぱり、なんだか草餅を食べたくなってしまう  Lophophora diffusa

暑い日が続いておりマスが。
先日は7月31日、我が家のベランダPlants達の中において、長きの沈黙を破った者が現れまシタ。
Lophophora diffusa
この小さなツボミは、我がベランダの中でも数少ないサボテンの一種であるロフォフォラ・ディフューサ(翠冠玉)のもで、その独特な風貌と色合い、もっちり柔らかなとてもサボテンとは思えない姿に一目ぼれし、あれこれ吟味して(素人なりの)購入したのが、もう2年以上前・・・








ロフォフォラ 翠冠玉 [ Lophophora diffusa ]
Lophophora diffusa
そして8月4日現在・開花中!
おお・・・なんとも清楚な白さをお持ちの、繊細なお花。




花の直径は20ミリほど、株の直径は42mmほどデス。
Lophophora diffusa

・・・と、ロフォフォラを知っている方なら、株本体の方にはまだまだ物足りなさを感じるかと思われマス。

そう、この株は購入してから2年以上前経ちマスが、大きくもならず、かといって小さくもならず、ほぼ変化のないままこの夏を迎えていたのでシタ。
成長が遅い種類だとは聞いていまシタが、ここまでとは・・・
しかしながら邪険にする事なく、少ない毛が痛まぬように周りから水やりをしたり、砂ぼこりをブロワーで吹いてあげたり(笑)と、大切に育てて来たのデス。
今年の大雪の際には、ベランダに大量の雪が吹き込み、不覚にも雪が積もってしまったりしたこのロフォフォラでありマスが、それにも負けずに無事冬を越え、そして春からは日当たりと水やりを去年よりも「ほんの少し」多くしてみたのでシタ。




Lophophora diffusa
透明感ある雪のような白さは、暑さも忘れる美しさデス。


Lophophora diffusa

ロフォフォラの醍醐味であるフワフワもイボイボも、全くと言っていいほど現れていない我が家の株・・・
まぁ、これはこれで可愛らしいからいいか!・・・と、言う事で。

今年の開花を機に、どんどん成長してくれたらいいなぁ、なんて思いながら、また気長に付き合って行こうと思う次第でありマス。


2014.08.03     カテゴリ:  菌類 

   黄色の次は、赤  Tyromyces incarnatus

アケボノオシロイタケ [ Tyromyces incarnatus ]
Tyromyces incarnatus アケボノオシロイタケ

よく見ると、小さなかじり痕と黒い糞が。
犯人はすぐ横におりまシタ。

アケボノオシロイタケ。
朽ちてボロボロになりつつある倒木から、鮮やかな曙でありマス。

2014.08.01     カテゴリ:  菌類 

   黄色い手

粘菌の一種
変形体
苔むした切り株の上までよじ登って来た、粘菌の変形体・・・
このしっとりとした緑の中にあって、明らかに異質なほどの鮮やかさを持つ、怪しい黄色でありマス。






変形体
朽木の切り株から這い出して、空中に手を伸ばしているかのようデス。
今宵はいよいよこの場所で、子実体へと華麗な変身を遂げるのでありましょう。


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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