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2014.06.28     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   いま紫陽花が見ごろを迎えているであろう季節ではございマスが

オオナミザトウムシ [ Nelima genufusca ]


まるでアンティークのシャンデリアかのように、枯れた花序をたくさんぶら下げたヤマアジサイの姿に、なぜか趣を感じずにはいられないのデス。

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2014.06.26     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   赤い目じるし  Cordyceps nutans

この日はキヨスミウツボが最盛だったようで、目が慣れてくると群生株だけでなく、あちこちでぽつりポツリと単体で花を咲かせているのを見つける事が出来まシタ。
杉葉の下から顔を出した1輪のキヨスミヨツボを見ていると、すぐ横に赤い目印が二つ・・・

Cordyceps nutans
お、コレは・・・アレだな・・・!





慎重に周りの杉枯葉を取り除くと、やはり出てきまシタ。
1730_20140626224938ad8.jpg
カメムシの仲間を宿主とする冬虫夏草、カメムシタケでありマス。
じめっと湿気を孕んだ地面に顔を近づけると、美しい朱色の鮮やかさに気づかされマス。








カメムシタケ [ Cordyceps nutans ]
Cordyceps nutans
まだ未熟な状態のようデス。


2014.06.24     カテゴリ:  植物 

   不思議な姿は、この空気と共に味わいたい  キヨスミウツボ

雨上がりのこの日、しっとりとした空気に包まれた沢沿いの山道で、ツチアケビを探して歩いていると、地面からわずかに、にょっきり顔を出す白くて奇妙なモノが目に入りまシタ。


おおっ?!これは一体・・・

キヨスミウツボ [ Phacellanthus tubiflorus ]
Phacellanthus tubiflorus


白いキノコのようにも見える、なんとも不思議な姿の花・・・?

詳しい正体が分からぬまま、その見た目から何らかの腐生植物であろうと、地面に這いつくばり写真を撮っていると、偶然通りかかったベテランハイカーの方に、これは「キヨスミウツボ」だと教えていただきまシタ。






調べてみると、「腐生植物」ではなく「寄生植物」であるキヨスミウツボは、主にアジサイ類、カシ類、マタタビ類などをホストとし、特殊な寄生根で宿主となった植物の根から直接養分を吸収して生活しているとの事デス。
そのため、葉緑素を必要としないその体は、このように真っ白になったと言うわけデス。
Phacellanthus tubiflorus
地上に出ているのは花の部分のみで、約25〜30mmほど。
地中には鱗片葉をまとった長さ50〜100mmほどの太い茎があり、その先の寄生根が、宿主の根を取り込んでいるのだそうデス。


ハマウツボ科、キヨスミヨツボ属。
花期は5〜7月で、この日はまさに見頃と言ったところでシタ。
Phacellanthus tubiflorus
こうしてじっくり見てみても、実に奇妙な姿の花でありマス。







ベテランハイカーの方が、こっちにもっとたくさんあるよと、教えて下さりまシタ。
Phacellanthus tubiflorus
これは圧巻!・・・見事な群生株でありマス。


・・・聞けばこの辺りのキヨスミウツボも、残念ながら盗掘の被害に遭ってしまう事がたびたびあるのだそうデス。

そのため、この辺りをよく歩くベテランハイカーの方々の中には、このような群生が咲くと、枯れ葉などを上から掛けてカムフラージュする、なんて事もよくあるのだそうデス。
撮影の為に一度どけさせて頂きまシタが、実際この株にも、杉の枯葉が掛けられておりまシタ。



このキヨスミヨツボ、もともとは千葉県の清澄山で最初に発見された事にちなんでその名が付けられた、というのは有名な話しなのデスが、現在はその清澄では姿が見られなくなってきているとの事デス。












***追記***

約1カ月後の7月末、同じ株を見に行ってみると、しっかり結実しておりまシタ。
Phacellanthus tubiflorus
来年も是非、見に来たいと思いマス。

2014.06.22     カテゴリ: 植物コケ 

   キレイに染め分けられた三種による、熾烈な陣取り合戦

上からジャゴケ、ハマキゴケ(?)、ネズミノオゴケコケ3種

一面苔むしたコンクリートの壁も、よく見ると様々な種のコケがひしめき合っておりまシタ。
フィールドでは最も多く視界に入っているであろうコケ達も、いざ撮影したり同定したりして見ると、なかなか難しいものデス。

2014.06.19     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   梅雨もひと休み

ツチアケビ [ Galeola septentrinalis ]
Galeola septentrinalis

ようやく見つけた、花を咲かせたこの腐生ラン・・・

しかしよく見ると、すでに先客がおられまシタ。
この花で脱皮をすませ、しばしおくつろぎのご様子でありマス。

2014.06.17     カテゴリ: 昆虫イモムシ 

   お食事中  Arcte coerula

フクラスズメ幼虫 [ Arcte coerula ]
Arcte coerula

愛嬌者・フクラスズメのイモムシでございマス。
やはり、見かけるとツンツンしたくなってしまう存在・・・

今日は葉の裏から控え目な登場でシタ。

2014.06.14     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   そもそも、雨降りこそ出かけるべきなのでありマスが

オオナミザトウムシ [ Nelima genufusca ]
Nelima genufusca

今年も、いつの間にかそこらじゅうにオオナミザトウムシの幼体が闊歩しておりまシタ。








ウラナミアカシジミ [ Japonica saepestriata ]
ウラナミアカシジミJaponica saepestriata

予報通りの雨がパラつきはじめると、ガードレールの下にひっそりと翅を休める鮮やかなオレンジ色が一点。




毎日フィールドに出かけられる訳ではないので、いつも割と久しぶりになってしまうのデス。
すると毎回季節の移り変わりの早さを痛感、それが毎年加速しているかのような気がしてならない今日この頃でありマス。
梅雨時の潤った空気は好きなのデスが、休みの度に雨が降るのはなかなか凹みマスね。
今年に入ってから、やたらとその率が高いのデスが、どうしたものか・・・

日頃の行いを改めて、次の休みに備えマス。(笑)

2014.06.11     カテゴリ: 昆虫 

   今夜は月が降りて来た  オオミズアオ

Actias aliena aliena

山道の灯火から少し歩いた下草の中、手に持ったLEDライトの放つ白い光束が示す先、葉の間に明らかに他とは異質な、大きく青白い物を照らし出しマス。















オオミズアオ [ Actias aliena aliena ]
Actias aliena aliena

もはや説明は不要であろう、闇夜に怪しく輝くこの翡翠色の大きな翅、そして金色の触角・・・
まるで月から降臨したかのごとく浮かび上がる、オオミズアオの姿がそこにありまシタ。


Actias aliena aliena

何度見てもその美しさ、存在感にはつい引きとめられ、しばし魅入ってしまいマス。











いつ雨が降り出すのか、どんよりと湿った空気漂うこの夜、暗黒の夜空に映えるこの姿は、まさに月の女神の名にふさわし、く光を放っているようにさえ見えまシタ。
Actias aliena aliena




梅雨入りギリギリ直前の撮影より。
昼間に見ると爽やかなミントグリーンが美しいオオミズアオでありマスが、闇夜の中ではしっとりと、妖艶な魅力を放っておりまシタ。


2014.06.09     カテゴリ: 昆虫ゴキブリ 

   初夏を予感させる夜  Periplaneta japonica

ヤマトゴキブリ [ Periplaneta japonica ]
Periplaneta japonica

「クロ」ではございまセン・・・ヤマトゴキブリでございマス。

さまざまな生き物が現れ、フィールドは一気に賑わいを見せるこの季節。
そんな中、彼らもひっそりと新成虫誕生のピークを迎えようとしているのでありマス。


全国的に梅雨入りしてしまいまシタが、その直前に出会った今シーズン初のヤマトゴキブリ成虫でシタ。


2014.06.08     カテゴリ:  植物 

   淡く、渋く、咲き乱れる  サイハイラン  

サイハイラン [ Cremastra appendiculata ]
Cremastra appendiculata











今にも雨が降り出しそうな朝の山道。
小さな沢沿いを歩いていると、沢の向こう岸の林縁に茂るシダや下草の間から、渋いピンク色が見え隠れしておりマス。

これはと思いすぐに沢に下り近づいてみると、そこにはサイハイランの小さな群落がありまシタ。
Cremastra appendiculata

木陰のしっとりとした空気の中、下草の中からあちこちサイハイランが顔を出しておりマス。
地面から突き出した30~40㎝の花茎には、ややうつむき加減に構えた花が10から20垂れ下がり、淡いピンクの花弁が、まるで采配を振るったかのごとく舞っている姿は、正に満開と言ったところデス。
派手さはなく控えめなその色合いデスが、遠くからでも目をひきマス。


どうやらこの辺りでは、たくさん見られるランなのだと言う事らしいのデスが・・・うれしい出会いでシタ。


2014.06.06     カテゴリ: 昆虫 

   少しだけ心が通った気分になる  Gandaritis whitelyi leechi

ツマキシロナミシャク [ Gandaritis whitelyi leechi ]
ツマキシロナミシャク本州以南亜種 Gandaritis whitelyi leechi

林内に分け入ると、そこらじゅうから飛び立つ斑模様のガ。
近づくとまたひらひら舞いあがり、少し離れた場所に止まりマス。

ヤマトシロアリの羽アリを撮影をしていると、足元に置いていた三脚に、その一頭が止まっておりまシタ。
カメラを近づけても逃げる様子も無く、夢中で三脚に口吻を伸ばしておりマス。





あまりにたくさん出てくるので、ついスルーしておりまシタが、こうしてじっくり見てみると、非常に美しいガである事に気づかされマス。
ツマキシロナミシャク本州以南亜種 Gandaritis whitelyi leechi

2014.06.02     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   ヤマト、新たなる旅立ち   Reticulitermes speratus

ヤマトシロアリ [ Reticulitermes speratus ]
Reticulitermes speratus

盛大な旅立ちのセレモニーは、薄暗い森の中、音も無くひっそりと。


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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