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2013.12.30     カテゴリ: 昆虫 

   12月のフユシャク

クロバネフユシャク [ Alsophila foedata ]
Alsophila foedata

このあたりでは12月下旬から現れる、フユシャク亜科のフユシャク、クロバネフユシャクでございマス。
フユシャクらしい細身の身体をピタリと壁に密着させておりマス。

この日見る事が出来たクロバネフユシャクはこの一頭のみでシタ。

Alsophila foedata








チャバネフユエダシャク [ Erannis golda ]
Erannis golda

12月くらいから現れるフユシャクで、エダシャク亜科のチャバネフユエダシャクでございマス。
クロバネフユシャクと比べると、だいぶ大きく見えるチャバネフユエダシャク、本種の♀は通称「ホルスタイン」と呼ばれ、フユシャクの中でも特徴的な姿をしているのデスが、この日は見る事が出来ず・・・


Erannis golda







ウイルス性胃腸炎にやられ、散々なクリスマスを過ごしてしまったクマGでございマスが、いかがお過ごしでしょうか・・・
なかなか虫探しにも行けず、無駄に忙しい年末でありマス。

そんな中、短い時間ではありマスが、なんとか近所の公園にフユシャク探しに向かう事が出来まシタ。



この時期だし、昨冬もたくさんのフユシャクを見る事が出来た場所だけに、まぁチャバネは確実にいるだろうと言う安易な考えだったのデスが、実際行って見ると探しても探しても全然見つからず、やっと公衆トイレの壁に張り付いたチャバネフユエダシャクの♂を一頭発見デス。
しかしフユシャクと言えばやはり翅の退化した♀の姿を見ない事には、どうもスッキリしない・・・!

と言う事で、その後もう少し粘ったのデスが、すでにクモの餌食となったチャバネフユエダシャクの♀が一頭見つかったのみ、♂もこの2種のみと言う結果でシタ。

今年最後の虫探しになりそうなこの日だっただけに、なかなか諦めきれないクマGでしたが、なんとカメラのバッテリー切れで強制終了と言う散々な結果に!・・・(笑)


普段はあまり使う事が無く、いつも保険として携帯していた、社外製のバッテリーをカメラに入れていた為、満タン状態からいきない残量ゼロになると言うサプライズでシタ。

まあ、フユシャクも♂だけは撮影出来た事だし、これはこれでよしとするか・・・
と言う事で続きはまた来年に期待でありマス。




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2013.12.23     カテゴリ:  日常・いろいろ 

   未定から皆様へ☆ X'masカード


IMG_7645 cr750 Merry Christmas2 N640


皆様、楽しいクリスマス連休をお過ごしでしょうか?
Merry X'mas!

2013.12.18     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   ニホンアカザトウムシ、オオアカザトウムシ

オオアカザトウムシ左 [ Epedanellus tuberculatus ]と、ニホンアカザトウムシ右 [ Pseudobiantes japonicus ]


ニホンアカザトウムシとオオアカザトウムシ、同じアカザトウムシ科に属する非常によく似た2種を並べてみまシタ。

こうして見ても、パッと見はまるで同種の幼体と成体にしか見えまセン。
やはり決定的な違いはその大きさデスが、ニホンアカザトウムシは体長3.5~4.0mmほど、対するオオアカザトウムシは4.5~7.0mmで、ひとまわり大きいと言った印象デス。
ほんの数ミリの違いデスが、体長が5mmを超えると「デカイ!」と感じるのがザトウムシの世界、見た目の印象もだいぶ違って来マス。





オオアカザトウムシ [ Epedanellus tuberculatus ]
Epedanellus tuberculatus
オオアカザトウムシ。
触肢腿節(腕のような部分)に細かいトゲが複数並んでいるのが分かりマス。
この部分にトゲがあるのがオオアカザトウムシ、ニホンアカザトウムシにはトゲはありまセン。

分布は局地的(本州では近畿地方以西とされている)で、個体数も少ないとの事で、なかなかレアなザトウムシだと言えマス。
ニホンアカザトウムシを探し歩いていた時に、最初に出くわしたのがこのオオアカザトウムシで、てっきりようやく見つけ出したニホンアカザトウムシが「思ってたよりデカイ!」と興奮したクマGなのデス。(その後の調べでオオアカザトウムシだと分かり、さらに興奮)



ニホンアカザトウムシ [ Pseudobiantes japonicus ]
Pseudobiantes japonicus
こちらはニホンアカザトウムシ・・・触肢腿節のトゲはありまセン。 → オオアカザトウムシほどではありまセンが、腿節基部を中心に細かいトゲがあるようデス。ご指摘いただきありがとうございマス!
この個体のように腹背に1対の小さなトゲがある場合もありマス。
また、♂♀での差も多少ありマスが、眼丘にある特徴的な1本の角も、ニホンアカザトウムシの方が立派な印象デス。
本州西南部〜四国、九州に広く分布。
この記事に登場している2種は、同じ地域で採集したものデスが、同じ場所(同じ朽木周辺、等)からこの2種が同時に発見される事はありませんでシタ。
やはり同じ場所だと、より大型となるオオアカザトウムシの方が優勢と言う事なのでしょうか。





並べてみると、触肢腿節にあるトゲの様子がお分かり頂けると思いマス。
Epedanellus tuberculatus,Pseudobiantes japonicus

・・・同じ大きさに拡大すると、余計に見分けがつかなくなると言う説も浮上しマスが(笑)


それにしても、この透明感のある美しい赤を纏った比類なきデザインは、何度見ても感動ものデスね。
豊かな土壌が育んだ、ザトウムシ界の生きた宝石である!・・・と言っても過言ではないカッコよさ、アカザトウムシ達なのでありマス。




2013.12.13     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   オトナの渋み  Systenocentrus japonicus

ゴホンヤリザトウムシ [ Systenocentrus japonicus ]
Systenocentrus japonicus

ゴホンヤリザトウムシの完熟個体デス。


過去にも何度登場し、現在「未定」のトップ画像にもなっているゴホンヤリザトウムシでございマスが、前年の夏に成体となり、そのまま冬を乗り越えた個体は、かわいらしい白い紋も消えて、このようなゴツゴツとした岩のようなマッドなブラックbodyに生まれ変わるのでありマス。
今年の8月に採集し撮影していた個体デス。


Systenocentrus japonicus
非常にカッコいいザトウムシでありマス。
若齢個体や新成体とはガラッとイメージが異なり、体長こそ5mm以下デスが、重厚感たっぷりの姿でありマス。






コチラは同時期に見られた、若齢個体デス
Systenocentrus japonicus
葉裏にて、小さな昆虫の残骸のような物を食べておりマス。
例のごとく、沢沿いの低木の葉裏や葉上に、上の黒い個体も入り混じってたくさん見られまシタ。




ザトウムシと言えば、リンク先のIMでお馴染みジークくんが、これまたすごいザトウムシの写真をupしておりマス!!!→IM「サスマタアゴザトウムシ」
現在、サスマタアゴザトウムシの鮮明写真はネットでもなかなかお目にかかれない貴重なものだけに、これはかなりの衝撃・興奮モノでありマス。
・・・巨大な鋏角がめちゃかっこいい!!


その他にも、毎度々質の高い写真がUPされるジークくんのザトウムシコンテンツ、これからも目が離せないのは言うまでもありまセン!








 




・・・ところで、街はすっかりクリスマス!
こんな寒い季節、こんな凄いハンドブックが秘かに発売されておりまシタ!!

食べられる虫ハンドブック
食べられる虫ハンドブック

もちろん即購入のクマGデス。
ゴキブリからナメクジ、カボチャミバエまで、あらゆる昆虫(一部その他の生き物も含む)の味と、それぞれに適したレシピが分かりやすく解説された、いたって「真面目」なハンドブックなのでありマス。



クリスマスパーティーのオードブルに!
はたまた、虫好きのあの人に、こんな素敵なハンドブックのプレゼントは、いかがでしょうか?!・・・(笑)







2013.12.10     カテゴリ:  植物 

   葉を愛でてよし、花を見て考えてもよし。   Asarum nipponicum

カントウカンアオイ [ Asarum nipponicum ]
Asarum nipponicum

夏にはヤマユリも咲いていた場所でありマス。

かつては覆い茂る下草にその姿を隠していたのであろう、鮮やかな斑入りの深緑色の葉を、赤く染まった落ち葉がよりいっそう引き立てておりマス。


カンアオイは「寒葵」と書く通り、寒い冬の間もなお、この青々しさを保つのでありマス。
ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草で、日本では江戸時代より園芸品種としても人気が高く、美しい葉の姿や斑の変化を楽しめる野草盆栽として現在でも愛好家は多い植物のようデス。
しかしこのカンアオイ、見どころは美しい葉だけではありまセン。







地面から直接伸びているような葉の下を覗くと・・・ありまシタ。
落ち葉に埋もれながら、黒くて奇妙な姿の花がぽっかりと口を開けているのが、お分かり頂けるでしょうか。
Asarum nipponicum

この花、花弁ではなく萼片(がくへん)が3裂したもので、地面を這うように、いやむしろ埋もれるように咲いているその異様な姿は、かの世界最大の珍花・ラフレシアに例えられたり、多肉植物界の中でも個性的な花を咲かせるガガイモ科の花を彷彿とさせマス。

そんな熱帯珍花のようなカンアオイでありマスが、世界的に見ると東アジアを中心に北半球にしか分布はなく、その中でも日本には半数近くの種が生息していると言いマス。

地域による微妙な違いや変種が非常に多く、それはカンアオイの成長がとてもゆっくりで、さらに他の場所に広がると言う事も非常にゆっくりだから、地域変異が起こりやすい・・・そのなかなか拡散しない秘密はこの花にもあるようなのデス・・・花粉媒介者である生き物との関係・・・



このカントウカンアオイ、その名の通り関東では代表的な種と言う事デスが、これから冬の間が花期、まさにシーズンと言うワケなので、さらに追いかけてみようかと思いマス。
また多摩地区の丘陵には「タマノカンアオイ」たる地域限定の種も生息しているとの事・・・不思議な花の秘密と共に、この季節に楽しませてくれそうな植物でありマス。







2013.12.07     カテゴリ:  植物 

   「名もなき花」ではないけど  Galinsoga quadriradiata

ハキダメギク [ Galinsoga quadriradiata ]
ハキダメギク(掃溜菊) Galinsoga quadriradiata

夏の賑わいはどこへやら、すっかり静まりかえったキャンプ場の片隅に、なんともかわいらしく、素朴な白い花を咲かせている花を見つけ、なにげなくカメラを向けまシタ。








後々この花の名前を調べてみると、「ハキダメギク」というなんとも可哀そうな名前である事にオドロキまシタ。
ハキダメとはそう、掃き溜めの事でありマス。
大正時代、日本の植物学の父と言われる牧野富太郎博士が、東京世田谷のゴミ捨て場で発見し命名したのが1920年。
ちょうどその頃に熱帯アメリカから渡来し、分布を広げた帰化植物でありマス。


Galinsoga quadriradiata


直径5mmほどの小さな花デスが、きれいに3裂した舌状花が、これまたなかなか美しいのデス。
掃き溜めから健気に花を咲かせる、そんなまさに「雑草」であるこのハキダメギクが、なんだかとても可愛らしいと思いまシタ。

ちなみにこのハキダメギク、都会周辺から畑地、道ばた、公園、庭など、わりとどんな所でも見られる生命力旺盛な植物のようで、春の終わり頃から晩秋まですっと花を咲かせているとの事デス・・・



今まで全く気付いていませんでシタ(笑)きっと通り過ぎていたのでしょう・・・
そのさりげなさも、まさに雑草デスね。

2013.12.04     カテゴリ: 昆虫ゴキブリ 

   いつの間にか、12月・・・

クロゴキブリ [ Periplaneta fuliginosa ]
Periplaneta fuliginosa

美しき翅脈、静かな存在感。














本来、クロゴキブリの成虫は4月~11月頃までを活動期間としておりマスが、温暖化の影響か、はたまた都心部の気温が高いためなのか、12月でもまれに成虫を見る事が出来マス。
しかしながら、このクロゴキブリの成虫も、このまま冬を越す事はなく、間もなくその一生を終えるでしょう。

一年中見かけるイメージが強いクロゴキブリも、基本的に成虫は夏のワンシーズンで役目を終えて、冬が来る前には姿を消してしまいマス。

Periplaneta fuliginosa


子供の頃から、ゴキブリを特に気持ち悪いと思った事はなかったのデスが、ここ数年で海外産ゴキブリを飼育してみたり、いろいろとゴキブリを推しているうちに、とりわけこの最普通種であると言えるクロゴキブリが、一番のお気に入りのゴキブリとなりまシタ。


街角で、職場で、自宅で・・・たびたび出くわすこのクロゴキブリのワイルドな姿に、毎回テンションが上がりマス。
(きっとその場にいる人達はドン引きしている事でしょうが、気にしまセン)




クロゴキブリとの遭遇、例えるならば、小学生の頃・・・授業中に窓から巨大なオニヤンマが入って来た時のような、そんなトキメキなのデス。

お分かりいただけましたでしょうか・・・?(笑)







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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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