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2013.11.28     カテゴリ: 昆虫 

   緑色に深まる秋    Daseochaeta viridis

ケンモンミドリキリガ [ Daseochaeta viridis ]
Daseochaeta viridis

コケと言えば。

木々は紅葉し下草は枯れるこの季節、しっとりと鮮やかさを保つ、コケ達にもけして引けを取らない美しい緑色をしたガが現れマス。







晩秋に現れるヤガ科の一種、エゾモクメヨトウ類のケンモンミドリキリガでございマス。
Daseochaeta viridis

ヒメヤママユやウスタビガを探して灯火を見て回っていると、実はこのガの姿を見る事が最も多かったのデス。
目的のガではない上に、たくさんいるのでつい蔑ろにしてしまうところでシタ・・・

しかしながらじっくり見てみると、なんと美しい事でしょう。
この時期あえて選んだ淡い緑色に、くっきりとしたさざ波模様がとても上品で素敵デス。




写真は♀の個体・・・♂は触角が櫛状になりマス。
Daseochaeta viridis







灯火を見て回っていると、どうしても電柱などに止まっている事が多い、このケンモンミドリキリガ・・・

コケに擬態しているのかどうかは定かではありまセンが、やはりコケが似合いマス。
Daseochaeta viridis




コケの緑、秋蛾の緑・・・

晩秋の緑色も、さらに冴えわたっておりマス。

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2013.11.24     カテゴリ: 植物コケ 

   紅葉だけではない

ホソバオキナゴケ [ Leucobryum juniperoideum. ]
1555.jpg

秋深まり、下草の勢いが無くなって来ると、コケの緑の鮮やかさにハッとさせられマス。
大きな杉の樹表にて。

2013.11.22     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   過ぎゆく季節を見つめる   Nelima genufusca

オオナミザトウムシ [ Nelima genufusca ]
Nelima genufusca

山に行けばそこらじゅうを闊歩していたオオナミザトウムシも、この時期になるとすっかり数が少なくなり、こうして♂♀ペアでひっそりと寄り添っている姿をよく見かけるようになりマス。

秋晴れとなったこの日は、日中の暖かい日射しに誘われて地面を徘徊している個体にも会う事が出来まシタ。







・・・とはいえやはり、空気はすっかり秋デス。
Nelima genufusca
サワグルミの大きな半倒木、その苔むした樹表にて。
実は去年も同じこの樹で、シーズン最後のオオナミザトウムシを撮影しておりマス。
今年は秋の木漏れ日に包まれた一枚となりまシタ。









なんだか紅葉はイマイチでしたが、遠くに見えるススキがとても綺麗な、そんな日でありまシタ。
Miscanthus sinensis

2013.11.18     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   変わらぬ光景

トゲザトウムシ [ Oligolophus aspersus ]
Oligolophus aspersus

射し込む朝日が徐々に夜の冷たい空気を暖めて、やがて森全体を照らし始めると、まだこうして葉上に陣取るトゲザトウムシの姿が見えてきまシタ。
夏と変わらず濃い青を保つアオキの大きな葉が、また季節感を鈍らせマス。



いつものこの光景、今年もそろそろ見納めの頃でしょう。



2013.11.16     カテゴリ: 昆虫 

   秋と冬のあいだに Saturnia jonasii

先日、久々に向かう事の出来た山は、すっかり冷たい空気に包まれておりまシタ・・・




秋はどこ行った?!
そんな事を思わせるほどキーンと冷え込んだ空気は、秋を通り越してすでに冬を感じさせるものデス。

そういえば、東京では去年より7日も早く木枯らし1号が吹いたと言うニュース。
寒いわけデスね。




そんな中、晩秋のガを求めてここへやって来たのでありマス。
晩秋のガとはそう、ウスタビガとこのヒメヤママユなのデス。

ヒメヤママユ [ Saturnia jonasii ]
Saturnia jonasii


沢沿いの小さな灯火にて。

山道から少し入ったところにある、なんとも頼りなげな灯火の青白くぼんやりとした灯りには、思いのほか多くの小さななガ達が集まって来ており、虫達の活動している姿に少し安心させられまシタ。

寒さと期待に急がされ、足早に次の灯火へと進むと・・・
遠くからでも一目でソレと分かるシルエット、思わず駆け寄りマス。

この日最初に出会ったヒメヤママユは、しっとりとした新鮮さを保った、これ以上ない美しさでありまシタ。
寒さも一瞬にして忘れてしまう、この存在感でありマス。










発達した触角も非常に美しい、♂の個体デス。
Saturnia jonasii

この日はこの個体の他に、数頭のヒメヤママユを見る事が出来まシタが、どの個体も疲れきってボロボロになっており、クモの巣にかかっている個体もいまシタ。
ここ数日ぐっと気温が下がっていた中、こんなにも美しい個体に出会えた事はとても幸運でシタ。





ふかふかの絨毯は、上質な毛並みと秋にぴったりの美しいお色でございマス。
Saturnia jonasii




結局、ウスタビガは見る事が出来ませんでシタが、それでも十分満足の出来る、至福のひと時を過ごす事が出来まシタ。
夏の賑やかな灯火もいいデスが、冷たい空気の中に佇む静かな灯火も、また趣でありマス。





まだ秋が残っているうちにもう一度おいで・・・晩秋のガ達は、そんな事を言っているようでシタ。


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2013.11.13     カテゴリ: 虫ゼリーMAXPlants 

   カサカサ、その後 Ceraria pygmaea

ケラリア・ピグマエア [ Ceraria pygmaea ]
Ceraria pygmaea



カサカサしながらも、小さな花をさかせてくれた健気な我が家のケラリア・ピグマエアでありマス。
その後、毎日ひとつかふたつ小さな花をぽつりぽつりと咲かせながら、8月・9月をカサカサしたまま過ごしておりまシタ。

10月、思いのほか長く楽しめた花期が終わり、気温も涼しくなってくるとシワシワだった葉が少しづつぷっくりと。
そして11月、いよいよ小さな新葉が出はじめまシタ。
ピグマエアの名の通り、とても小さな樹ではありマスが、生命力はたっぷりデス!






それにしてもこのケラリア・ピグマエア、本来はもっとぼってりと太い塊根に育つのが魅力のはずなのデスが、調べてみると実生株でないと塊根にならないとの事・・・
この株が実生なのかどうかはよく分からないのデスが、やはり丸々とした塊根には憧れてしまいマス。

しかしながら、水やりも極力控えて「辛く」育てるのが美しい塊根に育てる為のセオリーの様で、必然的に成長はゆっくりになる・・・
風格ある姿に成長する事に、近道はなしと言う事デスね。




いったい何年かかるのか、まさに多肉盆栽
じっくり付き合う園芸〜( ̄草 ̄)

2013.11.10     カテゴリ: 昆虫 

   やっぱり

シャクガ科


来週はなんだかさらにぐっと気温が下がる予報・・・
最近すっかりインドア更新ばかりの未定でございマスが、やはりフィールドで晩秋のガに会いたいと思いを馳せる今日この頃。

行かねば!


2013.11.08     カテゴリ: 昆虫ゴキブリ 

   朽木の民     Panesthia angustipennis spadica

オオゴキブリ 幼虫 [ Panesthia angustipennis spadica ]
Panesthia angustipennis spadica

同じ黒光りをしていても、いわゆるゴキブリのイメージとはだいぶかけ離れているであろう、このオオゴキブリ。
豊かな森の中、そこに点在する朽木でひっそりと暮らしておりマス。

ゴキブリ目オオゴキブリ科のゴキブリ。
広葉樹を中心とした柔らかい朽木に潜り込み、その朽木を餌として分解吸収するために、消化器官内に微生物を住まわせて共存し、消化の助けを受けておりマス。
一本の朽木から幼虫・成虫が入り混じり数頭出てくる事が多く、原始的な社会性昆虫と考えられているとの事デス。



この個体は今年の夏に都内の山で採集し、飼育しているもの・・・と言っても、捕獲した時の朽木と共にケースに放り込んであるだけなのデスが。









あらためて見てみても、実にかっこいいゴキブリでありマス!
Panesthia angustipennis spadica

写真の個体はまだ中齢幼虫と言ったところデスが、ゴキブリと言うよりもむしろ甲虫にしか見えない鋭い脚のトゲや硬質なボディーのツヤ感が、重厚感を醸し出しておりマス。

・・・まあ、コレで甲虫でなくてゴキブリだからこその、魅力なのデスが(笑)








成虫になるとさらなるボリューム感、山で遭遇すればカブトムシばりの存在感と、それを遥かに凌ぐツヤ感でございマス!
Panesthia angustipennis spadica


成虫の体長は40mmを少し超えるくらいと、数値上は国産屋内棲ゴキブリ最大種・ワモンゴキブリとそれほど差はないのデスが、横幅、厚み、重量感をふまえた印象は巨大海外勢ゴキブリで最も有名であろうGromphadorhina portentosaこと、通称マダゴキにもけして引けをとらないモノであるのデス。




日本にもこんな素敵なゴキブリがいたのか!・・・と感動させられる事間違い無しデス。

何にせよ、朽木がないと生きて行けないオオゴキブリ、彼らに遭遇できたなら、その森が豊かであると言う証しなのかもしれまセン。






2013.11.02     カテゴリ: 虫ゼリーMAXPlants 

   京紫

ハオルチア・京紫 [ Haworthia'Kyoh-Murasaki' ]
Haworthia 京紫

Haworthiaをもう一品。

今年の夏にこっそりGETした、ハオルチア・京紫でございマス。
涼しくなって、みずみずしくいい感じになってきておりマスこの京紫、まだまだ小さい株だけにこれから楽しみなのデス。


それにしても「京紫」とはなんともシャレたネーミング。
その名に恥じぬ雅な姿に成長してくれる事を妄想する、秋の夜なのでありマス。




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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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