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カテゴリー 《 ハエ・アブ 》   全7ページ

2018.04.28     カテゴリ: 昆虫ハエ・アブ 

   シバカワコガシラアブのお祭り Nipponocyrtus shibakawae.

シバカワコガシラアブ Nipponocyrtus shibakawae.
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シバカワコガシラアブのお祭りに遭遇!


林縁の陽だまりを、♂♀入り乱れてブンブン飛び回る小さなアブのようなハエのような虫・・・
なかなか翅を休める事無く飛び回るので、じっと眼を凝らしても正体がはっきりと解らなかったのですが、なんとも怪しい雰囲気。
しばらく見ていると、数匹がもつれ合って地面に落ちました。

すぐにカメラを構え、近づいて確認してみると、やはりコガシラアブ!
特長的な体型と、鈍い金属光沢ですぐにソレだと分りました。
以前にセダカコガシラアブを紹介した事がありますが、彼らコガシラアブの仲間は、春の人気者・ビロードツリアブに並ぶ春限定の異型アブ・・・そう、スプリング・エフェメラルなのであります。




団子になって地面に落ちた3匹。
もつれながらもバランスを整え、キレイに3段重ねが完成しました。
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真ん中の個体が小さいですが、♂♀はどうなっているのでしょうか・・・




こちらは正常と思われる、♂♀の交尾。
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飛び交うシバカワコガシラアブを見ていると、基本的には空中で交尾をしているようです。
しかし、あまり上手ではないのか、草や枝に激突したり、他の個体が邪魔に入ったりで、結局地面に落ちてきてしまう場合が多いようです。


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体格差があるようですが、やはり小柄な♂が上に乗るのが自然・・・


こちらは明らかに大きい方(♀?)が上になっております。
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ひたすら休まず飛び続けている彼らですが、ずっと眺めているとごくたまに翅を休めに止まる事があります。
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コガシラアブの仲間は、クモの体内に内部寄生する寄生アブで、春に現れます。
成虫は花から吸蜜するとの事ですが、今回シバカワコガシラアブは求愛に夢中で、吸蜜のシーンは見れませんでした。
何にせよ、まだまだ謎多きアブであると言えそうです。



こちらの記事もどうぞ
春の異型アブ・セダカコガシラアブ


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2018.02.08     カテゴリ: 昆虫ハエ・アブ 

   見事な触角!・・・だけじゃなかった! ユスリカ科 Chironomidae

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真冬でも越冬せずに発生・活動している昆虫は少なからずいます。
落ち葉の積もった地面を見ていると、ユスリカやチョウバエ、その他不明な小さなハエ目達の姿を見つける事が出来ました。

この見事な触角を持ったユスリカの一種もそのひとつ。
とても小さいですが、レンズを通して拡大してみると思わず「おお!お見事!」と言いたくなります。



凄い触角部分をさらに拡大!(トリミング)
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触角のお手入れも大変そうであります。
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2月の初め。
いつもの山に行ってみると、1月に降った大雪がまだ溶けずにすっかり地面を覆っておりました。
そんな一面の雪の地面に、ぽつりぽつりと小さな昆虫の姿・・・早速みてみるとやはりユスリカでした。
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上の写真のユスリカと同種のように見えます。





さらに別の個体を発見、カメラを向けてみると・・・
なんと!雪の上を歩くユスリカの体に、真赤なタカラダニの姿があるではないですか!
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これは驚きでした。
このユスリカが土壌から発生したのか、近くを流れる小川から発生したのかは分かりませんが、こんな雪に覆われた真冬であっても発生するユスリカと同時にタカラダニも活動していたとは。
暖かい季節にしか見れないと思っていた光景を、真冬に見る事が出来て、一気にテンションも上がりました。
これだけでも、雪残る寒い山に来たかいがあったと言うモノです。

しかしながら、タカラダニ達は一体どのようなタイミングでユスリカなどの体に付くのでしょうか。
こうした場面を見る度に、その疑問が深まってゆきます。



乗ってるシリーズ!!!
「乗っている!ヤリタカラダニ!」
「乗っている!!ヤリタカラダニ!!再び」
「乗ってる!!!シリーズ!!! ③」
「キノコに乗ってる・・・だけじゃ無かった」
「久々に・・・乗ってる!」

2017.05.11     カテゴリ: 昆虫ハエ・アブ 

   可愛い顔してトゲもある、コケに隠れた可愛い娘ちゃん


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山道から土手を沢まで下りると、コケの種類も一気に豊富になります。
ここはジャゴケがキレイだなーと、何気なくコケを見ていると、あるものを見つけてしまいました。
今回は冬虫夏草ではありません(笑)

さて、何が写っているでしょう・・・?




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上手く擬態しておりますが、怪しいシルエットに気づきましたでしょうか・・・?








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そうです、この物体・・・!

見た瞬間に、リンクさせて頂いている、「てくてく日記」の伊藤さんがずっと定点観察されていた、シリブトガガンボの幼虫を思い出しました。
つい先日も、記事に登場しております→それぞれの春

幼虫時代のイメージを引き継いだトゲトゲのある身体、そして周囲のコケに溶け込む、キレイな緑色のサナギであります。




ちょっとごめんよと、ひっくり返してみると・・・
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おっと!
何と言う可愛いお顔!!(笑)





大きな黒い眼、そして翅と脚がぴっちりキレイに折りたたまっており、それがまるで髪の毛に見えます。
・・・コケから生まれた女の子!?新たな萌えキャラ誕生の予感であります。
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頭からピョコっと出たアンテナのような突起は、双翅目のサナギでよく見られる特徴ですが、それもチャームポイントに。
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・・・しかしながら、胴体を覆うトゲトゲは、拡大してみると意外にもかなり鋭いモノでした。
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白いく見えるのは体内を通る気管でしょうか。




鋭いトゲトゲで、お尻の守りも完璧であります。
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沢のすぐ脇の、水しぶきもかかるような場所です。
ジャゴケの上に無造作に転がっておりました。
幼虫もいるかなと、周囲を探してみたのですが見つける事は出来ず。


シリブトガガンボの仲間は、大半がこのようにコケに擬態した姿で身を隠し、そこで周囲のコケを食草としているのだそうです。







シリブトガガンボ亜科の一種 Cylindrotomidae sp.
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2017.02.19     カテゴリ: 昆虫ハエ・アブ 

   木漏れ日にふわり舞い降りた、白い天使


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久々のフィールドはすっかり春爛漫の陽気だったこの日、一歩藪に踏み込むと、木漏れ日に暖められた林内のそこかしこから小さなハエ目らしき羽虫が飛び交いました。
気にはなったのですが、先ずは地面の虫から・・・と、這いつくばっていると、目の前の落ち葉にその中の一匹がふわりと舞い降りたのでした。





ひょっこりと顔を出し、落ち葉の上をちょこまかと歩き回のはチョウバエの一種。

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丁寧に一節づつ毛で覆われいる特徴的な触角と、ハエ目らしく意外に大きな複眼であります。
・・・しかしながら、もふもふのガにしか見えませんね、この面構え。





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どこにでもいるチョウバエですが、これまた同定が難しいのであります。
と、言う事でとりあえず「チョウバエ科の一種」、でございます。

しかし拡大してみると、とても美しい昆虫のひとつですね。



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これだけ暖かいと、いよいよ花粉の気配を感じずにはいられません。
この日はギリギリ大丈夫だったのですが・・・花粉を気にせずフィールドに行けるのは、しばらく先になりそうです。


2016.12.01     カテゴリ: 昆虫ハエ・アブ 

   主役



コケの蒴に、ショウジョウバエの一種。

双方、可愛らしい事、このうえなし。
しかし、このブログの特性上、カテゴリを「ハエ・アブ」か、「コケ」のどちらかにしなければなりません。
こう言う選択を迫られる場面は、記事を書いているとよく起こりうるのですが、毎度非常に悩ましいのです。
普段、小さな虫などを主に撮影しているので、ここは「ハエ・アブ」のカテゴリを選択しますが・・・


脇役に回っても、いつも文句も言わずに主役を引き立てる、コケはやはり偉い。




・・・と、言う事で今年もいよいよ、待望の「苔暦2017」が発売開始との事であります!
クマGも早速注文しちゃいました!詳しくはお馴染み・「かわいいコケ ブログ」へ!→【お知らせ】


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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