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カテゴリー 《 コケ 》   全4ページ

2016.04.16     カテゴリ: 植物コケ 

   Micro Fissidens

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なんて事ない、うっすらとコケむした石が転がっておりますが・・・
お分かり頂けますでしょうか?

ポツリ、ポツリとオレンジ色の小さな点がありますね?





もう肉眼では、小さすぎてコレが一体どうなっているのかはよく分りませんでした。
でも雰囲気的に、もしかしてコケの蒴ではないか?と言う気がして、早速カメラで覗いて見ると・・・



まさに!!
オレンジ色の花のごとく、蒴歯を広げている極小の蒴でありました。

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極小世界に広がるお花畑・・・
なんとも不思議な世界であります。


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レンズの倍率を最大に上げて撮影。
蒴の直径はおよそ0.3~0.4mm、蒴柄の高さはおよそ2mm弱と言ったところでしょうか。
とにかく小さいのです!!




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これはもしかしておもしろいモノを見つけたのでは!?
と、早速「かわいいコケブログ」バードさんに伺ってみたところ、これぞマイクロ・フィシデンスと呼ばれる、極小ホウオウゴケの仲間であろうとの事。
その小ささから、発見するのはなかなか困難を極める極小コケらしいのです。
もちろん、このコケを発見出来たのは偶然で、小さいながらも鮮やかなオレンジ色の蒴歯が無ければ、見つける事は出来なかったでしょう。

そしてさらに、別の蒴歯が閉じている蒴を撮影中、ピント合わせのためにライブビューモニターで拡大して見ていると、蒴歯がフワっと動く様子も観察出来ました。
周囲の湿度に敏感に反応し、瞬時に動く蒴歯に画面を目の当たりにして、ひとり興奮したクマGでありました。






・・・動画は撮れなかったので、GIFでどうぞ。



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このコケが生えていた石の表面です。
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撮影時、どのコケから蒴柄が出ているのかが、いくら見てもよく分かりませんでした。
おそらくこのコケの本体は、丸い葉のものでも尖った葉のものでも無く、さらにその下にある緑色の部分だと思われます。
「葉もあるが、小さくて確認しずらい」、との事です。
石全体を緑色で薄く覆っているのが、このコケの本体であると言う事であります。

今年の3月に初めて入った新たなポイントでの発見でした。
夏には藪に覆われて入れなくなってしまうであろうこの場所は、土壌生物もたくさん生息していそうな場所であります。




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2016.03.27     カテゴリ: 植物コケ 

   近所のコケに、遊んでもらいました

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思えばまともに生き物探しに行けぬまま、気づけば3月がもうすぐ終わろうとしております・・・
この時期、見たいと思っていたモノがいろいろとあったのですが、それはもう、来年のお楽しみになってしまいそうであります。
2月に撮影した写真もまだちらほらあるのですが、せっかくなので春らしく、美しいコケの写真を。

気合いを入れて山まで行かなくても、近所のコケ達はいつでも癒してくれます。
雨上がりの駐輪場、近所のアスファルトに生きるコケ達であります。




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ハリガネゴケでしょうか。
いつの間にか緑鮮やかな蒴をたくさん伸ばし、賑やかになっておりました。

雨の滴を纏って輝く、若い蒴の美しさ。

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こちらはスナゴケでしょうか。
雨の日などはいつも、遠目からでもわかる鮮やかな色で楽しませてくれます。
いつか近くで見てみようと思っていました。





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雨の潤いをたっぷり吸い込んだ、細胞ひとつひとつが見えそうな透き通る葉。
こんな淡い色の葉が幾重にも重なり、あの鮮やかな黄緑色を作り出していたのですね。





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薄い光りを浴びて輝く葉。

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小さなオアシスであります。
小さくなって紛れ込みたい衝動にかられます。

近所でもよく探せば、まだいろいろなコケを見つける事が出来そうです。
足もとに広がる小さな世界は、まだまだ奥が深そうであります。




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2016.02.26     カテゴリ: 植物コケ 

   苔ボトル

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山道を歩いていて、ふと地面に落ちていたゴミに目をやると、朽ちたマヨネーズ?のボトルの中にコケが着床し、青々と詰まってておりました。
これは言うならば、天然の苔ボトルであります。





こう言う姿を見ると、我々はすぐにコケは「力強い」とか「健気に生きていて偉い」とか思ってしまいますが、おそらくコケにとってはこの場所で普通に生きているだけであって、たまたまそこに人間の捨てたゴミがあっただけに過ぎません。

太古の昔から変わらず生きて来たコケにとっては、人間の存在などはちっぽけなもの、およそ気にとめるものでは無いのでありましょう。
まあ、いつまで経ってもゴミの不法投棄すら止める事が出来ない人間は、大いに問題アリですがね・・・



何者にも流される事無く、かといってけして力でねじ伏せようとする事もなく、時には柔軟にやり過ごす・・・
コケはそうやって数億年という長い間、地球に繁栄してきた生き物であります。
人間がこのまま地球を汚し続け、自ら絶滅していったとしても、コケは変わらず、何事もなかったかのように生き続けて行く事でしょう。
山からの帰り道にこのコケボトルを見つけ、そんな壮大なドラマを妄想しながら電車を寝過したクマGでありました。

・・・やっぱりコケは力強く、偉い生き物だ。

2016.02.12     カテゴリ: 植物コケ 

   緑のお山

スギゴケの一種


一面枯葉に覆われた地面に、突如として現れるこんもりと鮮やかな緑色。
この緑のお山は、スギゴケの一種の群落であります。
思わずそっとタッチしてみると、コシがあるけど柔らかい毛先が手のひらにちょっとくすぐったくも、とても気持ちいいのです。


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視線を下げてスギゴケの林に入り込んで見れば、季節を忘れてしまうほどに眩しい、一面緑色の世界であります。

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枯葉色の山の麓の、小さな緑のお山です。
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一見カサカサしていそうな場所ですが、スギゴケの葉は潤いを保っているようでした。
よく見ると、木の根の間にうまく群落を作っており、それにより保湿されているのかもしれません。
一斉に蒴を伸ばしているところも、是非見てみたいものです。

この季節、枯渇しがちな「緑色の癒し」を頂きました。

2016.01.30     カテゴリ: 植物コケ 

   冬の目に鮮やか

ホウオウゴケの一種
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コケは冬でも色鮮やかであります。
一面の落ち葉から突如現れる新鮮な緑色に、時どきハッとさせられます。
この特徴的な形は、ホウオウゴケの一種でしょうか。




すぐ近くには蒴付きの群落も。
この季節は太陽が昇ると霜が溶けて、瑞々しく蘇る姿が見れます。
・・・今頃は雪に埋もれているかもしれません。


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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