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カテゴリー 《 クモガタ類 》   全29ページ

2017.09.28     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   「小さい」と言う武器

ロホホラ翠冠玉  Lophophora diffusa
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久々にベランダPlantsの登場です。

この翠冠玉、以前にお花が咲きました~と記事を書いた事があるのですが、それが2014年8月。→記事
あれからすでに3年も経過してのですね・・・!!
相変わらず大きくならず、かと言って小さくもならずに過ごしていたのですが、今年に入ってからなんだかやたらと上に伸びてしまって、変な姿になっております(笑)







おや?
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ちょぼちょぼっと生えている綿毛の間に、小さなクモを発見しました。

これは我が家によく出没する、アダンソンハエトリの幼体でしょうか?
そういえばベランダの鉢植えの周りをうろちょろしているのをよく見かけます。







さっそくカメラを出して拡大観察です!
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・・・ん?
なんだかハエトリグモの雰囲気ではないですねぇ。






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どうやらこのクモは、アダンソンハエトリでは無くて「チリグモ」だったようです。
このクモも、アダンソンハエトリと同様に、我が家に生息しているクモの一種であります。
以前に記事でも紹介しております。→訪問者シリーズ22 チリグモ

・・・ただ、チリグモは小さすぎて普段はほとんどその存在に気づく事が出来ません。
小さいだけではなく、色や動きなどまさに「塵」のように存在を消して身を隠しているのです。


体長は約2mm、動きはきわめて素早く、走り出すとあたかも床の上をホコリが風で舞っているかのよう。
そして1度見失うと、なかなか発見する事が出来ない、スーパー擬態テクニックを駆使して・・・
皆さんのお宅にも、こっそり住んでいるかもしれませんね。



チリグモ Oecobius navus.
チリグモ科(Oecobius)
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こちらも合わせてどうぞ。
訪問者シリーズ23 アダンソンハエトリ
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2017.07.05     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   7月だ!! いや、もう7月だった。


前回の更新からだいぶ経ってしまいましたが、すでに7月に突入してしまいました・・・!
6月の後半はなにかと忙しく、フィールドへ向かう事ができず。
残ったネタも多少あったのですが、消化せぬまま日々悶々としておりました。

そして7月、梅雨の合間と言う、絶好のタイミングでフィールドへ向かう事が出来たので、ここから挽回して行きたいと思う次第であります。





久々に山へ行くと、すでに成体と変わらぬ程に成長したザトウムシ達が、わらわらと葉上で出迎えてくれました。

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前回の記事の時は、まだ小さいヤツらがやっと葉上で活動を開始したばかり、と言う感じだったのに・・・
森はすっかりザトウムシシーズン到来となっておりました。






もちろん、お馴染みのタカラダニも頑張っております!
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このザトウムシには、3匹のタカラダニが付いておりました。



いつ見ても憎めない、この表情・・・・(笑)
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そして接地面積の小ささに、あらためて驚愕であります。
このタカラダニのように、季節に振り落とされぬよう、今年もしっかり食らいついていかねば・・・!!

2017.05.13     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   それは踏んじゃイケナイやつ


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石をひっくり返すと、ヌルっとしたモノが丸くなっていました。
この物体の正体は・・・?







よく見ると、傍らには中身を食べられてしまったかのような、小さなカタツムリの殻が。
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なるほどなるほど、やはりコイツの正体は・・・

などと、考えながら見ていると、どこからともなくスズキダニザトウムシがノコノコと近づいて来ました。
そしてそのまま、このヌルヌルに気づかずに、乗り上げてしまうスズキダニザトウムシ・・・





「おっと!ここはヤバかった!」

やっと気付いたのか、急に慌て始めるスズキダニザトウムシ、臭腺からはちょっぴりザトウムシ汁が出ているのが見えます。
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しかし、時すでに遅し。
スズキダニザトウムシの脚の先には、粘液がべっとり付いてしまったようで、もう大変であります。

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「うわぁ!・・やっちまたぁ!」

とても小さな彼等にとっては、脅威でしかありませんが、なんだかユーモラスなスズキダニザトウムシの動きに、和ませて頂いたクマGでした。












ちなみに、ヌルっとした物体の正体は・・・


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この頭の形状はご存じ、KGBでお馴染みのコウガイビルの一種でした。

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コウガイビルは、この軟弱な見た目に似合わず生粋の肉食で、ミミズやナメクジ、カタツムリなどを捕食します。
特長的な頭部ではなく、身体の中央腹面に肛門を兼用する口がある為に、食事風景は独特なスタイルです→コチラ


2017.05.07     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   春の陽気にスキップ、カベアナタカラダニ


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5月に入り、我が家のベランダの植物達も、まさにシーズン到来です。
天気のよい朝に、水やりをしていると、ハオルチアの葉の上を動き回る赤い物体・・・

フィールドでは、こうした赤くて小さいヤツらは見慣れておりましたが、まさか自宅のベランダ、しかも愛でたる鉢植え植物の上を歩いているとなると、これは放ってはおけません。




水やりは一時中断、マクロレンズを持ち出して、追いかけてみます。

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この馴染みのある姿・・・
どうやら、これがいわゆる、カベアナタカラダニなのではないかと思われます。

そう、よくコンクリートの上を走り回っているアイツです。








カベアナタカラダニ Balaustium murorum
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カベアナタカラダニは、主に地面に舞い落ちた花粉を食べております。
他のタカラダニのように昆虫等に便乗する事もなく、一生花粉を求めて歩き回るのです。


・・・よって、鉢植えの植物には全く害はありません。
もちろん、人間を刺す事も無いので、ベランダにいても何も問題の無い、可愛いヤツらなのです。



オトンナ・レトロルサのもじゃもじゃの中にも・・・
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カベアナタカラダニは4~5月に姿を現すダニで、盛夏の頃には姿を消してしまいます。
「春のダニ」と言う事ですね。


春風に舞う花粉を探して、地面を歩き回るカベアナタカラダニの姿は、ダニ界の春の風物詩ですね。





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2017.04.06     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   静寂に包んであげたい。


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すっかり春らしくなって来ましたね・・・這いつくばって地面の虫ばかり見ていた季節も、もう終わりであります。
土壌生物を撮影中、地面からふと視線を上げると、長く美しい脚のクモが、まさに脱皮直後の状態で葉の裏からぶら下がっておりました。







透き通る身体、繊細な美しさ・・・この瞬間に出会えたのは、まさに幸運と言えましょう。
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恐ろしげな巨大な牙を持っておりますが、まだ透き通っております。
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撮影時はユウレイグモかと思っていたのですが、自宅であらためてモニターで確認してみると、頭胸部の形状や顔つきが全く違います。
体色がはっきり出ていないのでイマイチ分らないのですが、アシナガグモ科の一種、メガネドヨウグモ(Metleucauge yunohamensis.)あたりではないかと思われます。





葉裏から糸でぶら下がっておりますが、実は地面スレスレの高さ。
写真だけ見ると、静寂に包まれて神秘的なシーンを想像されるかと思われますが・・・



実際はやたらと風が吹き抜けて、クモはずっとぐるぐる回っておりました(笑)


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もちろん、撮影は一苦労でありますっ!



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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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