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カテゴリー 《 クモガタ類 》   全28ページ

2017.05.13     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   それは踏んじゃイケナイやつ


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石をひっくり返すと、ヌルっとしたモノが丸くなっていました。
この物体の正体は・・・?







よく見ると、傍らには中身を食べられてしまったかのような、小さなカタツムリの殻が。
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なるほどなるほど、やはりコイツの正体は・・・

などと、考えながら見ていると、どこからともなくスズキダニザトウムシがノコノコと近づいて来ました。
そしてそのまま、このヌルヌルに気づかずに、乗り上げてしまうスズキダニザトウムシ・・・





「おっと!ここはヤバかった!」

やっと気付いたのか、急に慌て始めるスズキダニザトウムシ、臭腺からはちょっぴりザトウムシ汁が出ているのが見えます。
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しかし、時すでに遅し。
スズキダニザトウムシの脚の先には、粘液がべっとり付いてしまったようで、もう大変であります。

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「うわぁ!・・やっちまたぁ!」

とても小さな彼等にとっては、脅威でしかありませんが、なんだかユーモラスなスズキダニザトウムシの動きに、和ませて頂いたクマGでした。












ちなみに、ヌルっとした物体の正体は・・・


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この頭の形状はご存じ、KGBでお馴染みのコウガイビルの一種でした。

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コウガイビルは、この軟弱な見た目に似合わず生粋の肉食で、ミミズやナメクジ、カタツムリなどを捕食します。
特長的な頭部ではなく、身体の中央腹面に肛門を兼用する口がある為に、食事風景は独特なスタイルです→コチラ


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2017.05.07     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   春の陽気にスキップ、カベアナタカラダニ


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5月に入り、我が家のベランダの植物達も、まさにシーズン到来です。
天気のよい朝に、水やりをしていると、ハオルチアの葉の上を動き回る赤い物体・・・

フィールドでは、こうした赤くて小さいヤツらは見慣れておりましたが、まさか自宅のベランダ、しかも愛でたる鉢植え植物の上を歩いているとなると、これは放ってはおけません。




水やりは一時中断、マクロレンズを持ち出して、追いかけてみます。

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この馴染みのある姿・・・
どうやら、これがいわゆる、カベアナタカラダニなのではないかと思われます。

そう、よくコンクリートの上を走り回っているアイツです。








カベアナタカラダニ Balaustium murorum
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カベアナタカラダニは、主に地面に舞い落ちた花粉を食べております。
他のタカラダニのように昆虫等に便乗する事もなく、一生花粉を求めて歩き回るのです。


・・・よって、鉢植えの植物には全く害はありません。
もちろん、人間を刺す事も無いので、ベランダにいても何も問題の無い、可愛いヤツらなのです。



オトンナ・レトロルサのもじゃもじゃの中にも・・・
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カベアナタカラダニは4~5月に姿を現すダニで、盛夏の頃には姿を消してしまいます。
「春のダニ」と言う事ですね。


春風に舞う花粉を探して、地面を歩き回るカベアナタカラダニの姿は、ダニ界の春の風物詩ですね。





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2017.04.06     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   静寂に包んであげたい。


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すっかり春らしくなって来ましたね・・・這いつくばって地面の虫ばかり見ていた季節も、もう終わりであります。
土壌生物を撮影中、地面からふと視線を上げると、長く美しい脚のクモが、まさに脱皮直後の状態で葉の裏からぶら下がっておりました。







透き通る身体、繊細な美しさ・・・この瞬間に出会えたのは、まさに幸運と言えましょう。
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恐ろしげな巨大な牙を持っておりますが、まだ透き通っております。
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撮影時はユウレイグモかと思っていたのですが、自宅であらためてモニターで確認してみると、頭胸部の形状や顔つきが全く違います。
体色がはっきり出ていないのでイマイチ分らないのですが、アシナガグモ科の一種、メガネドヨウグモ(Metleucauge yunohamensis.)あたりではないかと思われます。





葉裏から糸でぶら下がっておりますが、実は地面スレスレの高さ。
写真だけ見ると、静寂に包まれて神秘的なシーンを想像されるかと思われますが・・・



実際はやたらと風が吹き抜けて、クモはずっとぐるぐる回っておりました(笑)


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もちろん、撮影は一苦労でありますっ!

2017.03.29     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   ザトウムシの幼体


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ニホンアカザトウムシスズキダニザトウムシを見つけたポイントにて。
降り積もった落ち葉に紛れていた、古びたフジの実の鞘にピタリと収まっていたザトウムシの一種であります。




斑模様が特徴的であります。
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幼体でしょうか・・・
トゲはありませんが、脚の長さのバランスや、第2脚を真横にピンと伸ばして停止する姿勢から、トゲザトウムシ(Oligolophus aspersus.)ではないかと思いましたが、詳細は不明であります。
分岐した特徴的な触肢を持っているように見えますが、撮影現場では気づかず。




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幼体だとすると、卵から孵化して成長したのか、それとも幼体で越冬したのか・・・どうなのでしょう。

昨年は5月頃に石の裏で小さなザトウムシの幼体をたくさん見ております。
いわゆる、「普通のザトウムシ」のどれかの幼体だと思われますが・・・

こちらは去年の4月末に撮影したモノです
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見慣れたザトウムシ達でありますが、相変わらず分らない事だらけであります。









おまけ
ザトウムシの足元をうろついていたのはササラダニの一種?
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2017.03.28     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   今年初・ニホンアカザトウムシ

ニホンアカザトウムシ Pseudobiantes japonicus.
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「未定」では、すでにお馴染みのニホンアカザトウムシですが、こちらも今年初であります。
昨年の春は、かなり数多く出現したのですが、今年はなかなかその姿を見る事が出来ず。
ポイントを少し移動してやっと出会う事が出来ました。



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この日姿を見れたのは、写真の4匹のみ。
去年はそれこそ、どの石をひっくり返しても出て来たのですが・・・




しつこく撮影していると、お決まりのザトウムシ汁で必死の抵抗であります。
白濁しております・・・凝縮された、土壌のかほり。

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発生数に変動があるのか、それとも越冬場所を移動したのか・・・
去年は大量でしたが、このポイント周辺で撮影を始めた最初の年には、1匹も見かけなかったので、この場所にはいないモノだと思っていたほどです。

そもそもニホンアカザトウムシのライフサイクル自体がよく分からないのですが、とにかく今年も姿を見る事が出来て一安心であります。
今後も継続的に見守って行きたい存在です。




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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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