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カテゴリー 《 甲虫 》   全4ページ

2015.11.08     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   頭かくして

オサムシの一種


夕暮れ間近、もうすでに薄暗い林縁の朽木で、黒光りするオサムシが交尾をしていました。

そっと近づいてみるも、動かない・・・
よし、それではとカメラを向け、シャッターを切りながら除々に距離を縮めて行きます・・・


レンズの先端を朽木に置いてシャッターを切るとその瞬間、カメラの振動が伝わったのか、瞬時に「カサッ」とオサムシが走りました。


















ズボっ!

1715_20151030012818292.jpg

すぐ近くの穴に駆け込んだつもりだったのでしょうが、♂が閊えて全く入れておりません(笑)



上手く隠れているつもり・・・?
この状態で固まっておりました。
1716.jpg

頭隠してなんとやら。
まさにこの言葉通りですね。
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2015.10.18     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   訪問者シリーズ13  シロテンハナムグリ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

シロテンハナムグリ [ Protaetia orientalis submarumorea. ]
Protaetia orientalis submarumorea

シロテンハナムグリでございます。
コガネムシ科(Scarabaeidae )、ハナムグリ亜科(Cetoninae )。
以前、訪問者シリーズ10で紹介したアオドウガネと並ぶ、とりあえず「カナブン」と呼ばれてしまいがちな、超普通種の甲虫であります。





Protaetia orientalis submarumorea

アオドウガネよりも大型で、まさにカナブンと同じような大きさ・体型であるシロテンハナムグリですが、訪問者としてはこれまたかなりの常連客であり、生きているもの、死んでいるものと、よく見かけておりました。
生態もカナブンに近いもので、フィールドでは樹液にやって来ているのをよく見かけると思います。


アオドウガネ同様に、普通種とあなどってスルーしてしまいがちな本種でありますが、こうしてじっくり撮影してみると、思いのほか美しい事に驚かされます。
見る角度によって変化する重厚感ある輝きと、そこに散りばめられる白い紋様・・・

「あれ?こんなハナムグリいたかな?」
・・・と思ってしまう程の美しい輝きを、じっくりご覧くださいませ。


Protaetia orientalis submarumorea

先ずはかわいいお顔から。
本種と非常によく似た、シラホシハナムグリと言う種がいるようですが、そちらはだいぶ数が少ないとの事。
両者の違いは、頭楯の形状、脚の長さ、上翅の形状など、細かいポイントがいくつかあるようなのですが、比較対象が無いのでコチラではこの辺にしておきます。
・・・まぁ、我が家に訪問してくるのは、もちろんド普通種の方ですがね(笑)

頭楯の先端が凹んでいることから、紛れもないシロテンハナムグリであると言う事が分かります。


Protaetia orientalis submarumorea




Protaetia orientalis submarumorea
おっとりさんです。
撮影中、翅を広げてくれる事はありませんでした・・・
Protaetia orientalis submarumorea
風情ある白点。
大きな一対のトゲがあります。
Protaetia orientalis submarumorea
全体に施された点刻がまた美しいです。
Protaetia orientalis submarumorea

撮影中も非常に大人しく、むしろもっと動いてくれ!と言いたくなるほどのおっとりさんです。
しかしながら、地味な印象しかなかったシロテンハナムグリが、こんなに美しい甲虫だったなんて・・・

これは、クラスの隅の地味で目立たなかったあの娘が、ふとした瞬間に実はめちゃくちゃかわいい娘である事に気づいてしまった・・・!
的な展開を彷彿とさせる撮影でありました。

訪問者、侮れません!




2015,10,15の訪問者です。



訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
訪問者シリーズその9  モンクロシャチホコ
訪問者シリーズその10 アオドウガネ
訪問者シリーズその11 ツマキシャチホコ
訪問者シリーズその12 クロゴキブリ

2015.09.12     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   訪問者シリーズ10   アオドウガネ

訪問者シリーズ!

都内にありながら、木々が豊富な大きな公園が隣接している我が家のアパートの建物、玄関周辺には灯火に誘われてガや甲虫など様々な虫が飛来します。
そんな虫達を紹介するコーナーでございマス。

珍しい種は期待できそうもありませんが、普段はスルーしてしまいそうな地味な虫にもなるべくスポットを当てて行こうと思っております。




本日の訪問者は・・・

アオドウガネ [ Anomala albopilosa albopilosa. ]
Anomala albopilosa albopilosa.
アオドウガネでございます。
コガネムシ科(Scarabaeidae)スジコガネ属(Anomala)
とりあえず「カナブン」と呼ばれてしまう甲虫の代表選手であります。






Anomala albopilosa albopilosa.

我が家に訪問してくる甲虫の中でも、最も数が多いであろうこのアオドウガネ、雨の日も風の日も、必ず数頭転がっていると言う、まさに常連客中の常連客であります。
生きているもの、死んでいるもの、生きているのか死んでいるのか分らず数日間同じ場所にいるもの・・・と、スタイルも様々です。




見る角度により微妙に変化する、マッドな緑色の光沢があります。
見慣れ過ぎているせいか有り難みを見出すのは若干難しいですが、これはこれでとても美しい色合いですね。
Anomala albopilosa albopilosa.
丸みのある優しい顔が可愛らしいです。

アオドウガネは幼虫・成虫ともに植物を餌としており、成虫は主に広葉樹の葉、幼虫は植物の根や腐葉土などを食べております。
繁殖力が強く、作物の葉や根を食い荒らすとして、農家からは害虫として嫌われている昆虫であります。
もともとは南方系の甲虫らしいのですが、その繁殖力で生息地を着々と広げていっているのでしょう。

初夏の頃には、どう迷い出たのか、コンクリートの上を歩く本種の幼虫を見かけておりました。
おそらく、ちょっとした路肩の植え込みや、プランターの土などからも発生しているものと思われます。 






Anomala albopilosa albopilosa.
あまりにもたくさんいすぎると、写真を撮ろうと言う気持ちさえ、萎えさせてしまう・・・
そんな意味では、撮影難易度は高め?と言える、アオドウガネでございました(笑)



2015,9,2の訪問者です。



訪問者シリーズその1  タマナギンウワバ
訪問者シリーズその2  クロクモヤガ
訪問者シリーズその3  ブドウトリバ
訪問者シリーズその4  ニトベエダシャク
訪問者シリーズその5  クロバネフユシャク
訪問者シリーズその6  ウスバフユシャク
訪問者シリーズその7  アオズムカデ
訪問者シリーズその8  セスジシミ
訪問者シリーズその9  モンクロシャチホコ

2015.06.20     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   オオトラフハナムグリの触角が示す、その先には  Paratrichius doenitzi.

オオトラフハナムグリ [ Paratrichius doenitzi. ]
Paratrichius doenitzi

林縁の葉上で自慢の触角を広げ、周囲を見回しているオオトラフハナムグリ(オオトラフコガネ)の姿がありました。
この季節、こうした姿をよく見かけますが、出会うと嬉しくなる甲虫のひとつですね。



相変わらずの美しさを見せてくれます。
Paratrichius doenitzi
この色使い、模様のセンス、素晴らしいとしか言いようがないデザインは、やはり魅力的であります。
さりげなくカメラ目線までくれたサービス精神たっぷりのこの個体も、数カット撮影したところで素早く向きを変えてブーンと飛び去って行きました。










葉上のオオトラフハナムグリの撮影を終えて、今度はすぐ近くの枯れ沢で倒木を見ていると、小さなキノコの下にもまた、オオトラフハナムグリの姿が。

Paratrichius doenitzi


「こんなところにもいたのか」
と、思って写真を撮っていると、ブーンと羽音を響かせてさらにまた一匹、オオトラフハナムグリがやってきました。

これは、もしや・・・?









倒木の周囲の落ち葉を、そっとどかして探してみると・・・やはりいました。
Paratrichius doenitzi
美しい♂とは似つかぬ地味な姿。
オオトラフハナムグリの♀であります。



Paratrichius doenitzi

オオトラフハナムグリは、幼虫時代は朽木を食べて成長し、成虫になると花の蜜や花粉を求めて活発に飛びまわります。
しかし♀はこのように朽木の下に潜んでいる事が多いようで、さらにこの地味な体色も相まってか、あまりお目にかかれない存在になっているようですね。
知らずに見れば、とても同種とは思えません。

♂は見晴らしの良い葉上に陣取り、自慢の立派な触角のレーダーを駆使して、こうした場所に潜んでいる♀のニオイを探していたに違いありません。




2015.05.25     カテゴリ: 昆虫甲虫 

   緑にとけ込む

アオジョウカイ [ Themus cyanipennis. ]

木陰の葉上で佇むアオジョウカイ。
こうして葉の上に登っている甲虫がとても多くなってきて、季節を感じますね。



1318.jpg
やはりこっちが気になる様子であります。


1319.jpg
最後はお決まりの。


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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