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2017.04.10     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   二度ある事は・・・ヤンマタケ  Hymenostilbe odonatae


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二度ある事は三度ある、とでも言いましょうか・・・
まさかこのタイミングで三度目が来るとは、思ってもみませんでした。




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そう、このシルエットは、間違いありません。
デジャブでしょうか・・・またもや地面に落ちているではないですか!







ヤンマタケ Hymenostilbe odonatae
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間違いありません、ヤンマタケであります。
しかもこれまた非常に美しい個体です・・・!

さらに、今回はアカトンボの一種(アカネ属)のトンボが宿主となったヤンマタケであります。
・・・これは初めて見ました。

ヤンマタケはトンボ目の成虫に寄生する、気生型の冬虫夏草で、ミルンヤンマ、オニヤンマなどのヤンマ科、サナエトンボ、そしてノシメトンボやナツアカネなどのアカネ属のトンボを宿主としております。
「未定」では、過去に2回この(地面に落ちている)ヤンマタケを発見、記事で紹介しておりますが、いずれも宿主はミルンヤンマで、アカネ属のトンボは今回が初めての発見であります。

過去記事
2014年→この淡き朱色は、夏の終わりの花火の色か、一足早い紅葉の色か
2016年→三度目の正直、あるか!?



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トンボの身体を、枝にしっかり着床させている菌糸は、しっとりとしており、うっすらと朱色にもピンク色にも見える色合いが、とても美しいです。
複眼は、しわしわになっておりますが個眼の凹凸もまだしっかり残っております。





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節々から均等に出た子実体。
全体に潤いが感じられ、菌が「生きている」事が実感できる個体であります。






ノシメトンボでしょうか。

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やはりいつ見ても非常にかっこいい冬虫夏草であります・・・素晴らしいです。

もう一度、頭部を。

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翅こそ残っておりませんが、地面に落ちていたにしては非常にキレイな状態を保っている個体だと思います。
去年の夏~秋に着床したのでしょうか。

今回は、この春に何度か脚を運んでいる、枯れ沢での発見でした。
今年は、去年まで見て来た他のポイントは、土壌も若干渇き気味でイマイチしたが、このポイントは湿度が保たれており、石裏を見ても生き物が豊富です。
後日紹介する予定ですが、クモ生の冬虫夏草もこの場所で新たに発見しております。




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さてさて・・・
どうしてもその姿を見たくて探しまくって、やっと最初に見つけてから、かれこれ3年。
そろそろちゃんと樹に着床している姿を見たいものです(笑)
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ヤンマタケ、いい形してますね。
まだまだ虫草の少ないこの時期にうらやましいです。

しかし接写の画像の上手さ、さすがです。
僕も今年は新しいマクロレンズを導入したので、クマGさんのようにもっと寄った写真にも挑戦してみようと思います。
また遊びに参ります。

西沢さん

コメントありがとうございます!
ヤンマタケは大好きな虫草なので、ラッキーでした。
通年見る事が出来るモノらしいので、条件さえ合えばいつでも出会うチャンスはありそうです。
ちゃんと枝に着床した姿を見たいと思ってはいるのですが・・・普段から地面ばかり見ている、と言う事でしょうね。

新しいマクロレンズですか!いいですね~、写真楽しみにしております。

驚きました。きれいな形を残していますね。
とても参考になりました。私もいつかフィールドで出会えることを期待したいです。
konpasさん

ボク自身もオドロキでした。
本来は樹や草に着床しているのですが、風や雨で落ちてしまう事が多いようです。
近くに水源があり、湿度が保たれているような場所です。
是非とも探していただきたいです!




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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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