FC2ブログ
カウンター


 全90ページ

2020.01.31     カテゴリ: 昆虫ゴキブリ 

   山に行けなくても・・・チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリ Blattella germanica.
PM9A9646 crN900

1月もあっという間に終盤・・・寒いから、と言うわけでは無いのですが、なかなか山に行けないので、たまにはゴキブリの写真でも。
日本のみならず、世界的な害虫として名高い、ご存知チャバネゴキブリであります。
こちらはモリチャバネではなく、本物のチャバネゴキブリ(笑)、卵鞘付き!!




飴色の透明パーツで構成されたbodyが美しい・・・と、思いませんか?
PM9A9696 crN900

ゴキブリと言うだけで、拒否反応を起こして毛嫌いされてしまいがちな存在でありますが、こうしてじっくり見てみると実に綺麗で可愛らしい昆虫だと、つくづく思います。







そして、まるで生き物の卵とは思えない、卵鞘のデザイン。
PM9A9692 crN900
工業製品のようにピッチリ整った卵鞘のデザインもさる事ながら、その大きさに驚きます。
体の大きさと、さほど変わらないほどに巨大な卵鞘・・・他の屋内棲大型ゴキブリ達と比べても、体に対しての卵鞘の大きさはズバ抜けていると思います。
卵鞘の中には30~40の卵が入っていて、成虫寿命4~5カ月の間に、5個前後の卵鞘を産むと言われております。






この小さな体に秘められた、「子孫を残す」ためのエネルギーを感じずにはいられません。
PM9A9679 crN900

あらためて、ゴキブリは美しい昆虫だ。
スポンサーサイト



2020.01.23     カテゴリ:  多足類 

   日の丸のヤスデ  ミヤマタテウネホラヤスデ

ミヤマタテウネホラヤスデ  Antrokoreana takakuwai sylvestris.
PM9A8979 crtN930
何と言う繊細な美しさ!・・・まるでガラスのビーズを繋いだような。

今年は暖冬過ぎて、冬らしい写真が撮れない・・・寒がりなので普段の生活にはいいのですが、ちょっと心配なくらいですね。


2020.01.17     カテゴリ:  菌類 

   クモノスアカゲヒナチャワン  Arachnopeziza aurelia

クモノスアカゲヒナチャワン  Arachnopeziza aurelia
PM9A9016 crN930

陸上にも海中にも見える不思議空間。
このオレンジ色の物体は、極小のチャワンタケの仲間・クモノスアカヒゲヒナチャワンであります。
※クモノスアカヒゲヒナチャワンではなくクモノスアカヒゲヒナチャワンでした!
西沢さん、ありがとうございます!!

名前が長い!・・・「クモノス」とは、白いフワフワとした菌糸に覆われているからと言う事のようです。

PM9A9015 crtN 930

トビムシの姿も。
昨年も同じ時期・同じ場所で発見していて、発見当初は謎の菌でした。
冬季に、水分を多く含んだ朽木の裏側などに群生するようです。







こちらが昨年2019年1月に撮影した時のもの。
2087_20190118000930e6b.jpg

白い菌糸がモリモリで、異世界感がハンパないですね。
白い菌糸は幼菌時に現れるのだそう。




突然のブログ更新ですが・・・生きてました!(笑)
覗きに来てくださっていた方々、ありがとうございます。
2020年はちゃんと更新して行きたいと思う次第であります。

2019.01.26     カテゴリ: クモガタ類ダニ 

   お待たせしました、やっと2019年の初更新、ジュズダニ科の一種

ジュズダニ科Damaeidaeの一種
2064_2019011202442692a.jpg

その存在は知っていながらも、ずっと出会う事ができなかったこのジュズダニ・・・
一面の白いカビの菌糸の上を、長い脚を持て余すかのように、ゆらゆらとゆっくりと歩いております。

ジュズダニの仲間は、石の裏や落ち葉を見ているとよく現れるダニで、「未定」でも何度か登場しているのですが、この脚が長いタイプの種は初めて発見しました。
今まで見てきたジュズダニと言えば、擬態のために体中にいろいろな物を付けていましたが、このジュズダニは、長い脚にはなにも付けていないのが特徴的であります。
目のように見える部分は胴感杯と呼ばれ、そこから胴感毛と言う毛が一本出ており、それが触角の役割をしているのだそう。




2065_20190112024428de8.jpg
朽木をひっくり返した裏側に現れた、白いフワフワの菌糸がつくり出す、異様な銀世界。
そこに現れた、これまた奇妙な姿のジュズダニ。
今年の冬は例年にも増してカサカサに乾燥していて、土壌生物探しも捗らないなぁ・・・なんて思っていた矢先に、こんな生き物が現れてくれるなんて、やっぱりフィールドは裏切らない、寒くても出かけるべきであると実感した次第であります。

と、言う事で一月もそろそろ終わりになりそうですが、今年もよろしくお願いいたします。





こちらの記事も、合わせてどうぞ!
「ジュズダニのが背負うモノは?」
「ジュズダニの歩み」
「つるつる」
「緑じゃないけど・・・ミドリハシリダニ」
「うずたかい背中」
「モフモフのコートはもう脱いだ?」
「ふわふわダニ Epidamaeus」 








そうそう、ダニと言えば・・・
1月20日、子羊舎さんからいよいよ「Flâneur 」vol.4がリリースされました!
「クケリ」に会いに、ブルガリアを旅した超大作!


IMG_5757 450


・・・え、ダニ関係ないじゃないかって?
いやいや、今回は「自然遊戯」のコーナーでわたくしクマGも少しだけ記事を書かせて頂きました。
テーマはダニ(笑)

くわしくは、コチラへどうぞ→「Flâneur vol.4」








2018.12.05     カテゴリ: 植物コケ 

   今年も美しき緑色の花が姿を現した

オオカサゴケ Rhodobryum giganteum.
1954_201811300119217e2.jpg

雨に潤うオオカサゴケ。

夏場は藪に隠れてひっそりとていますが、晩秋にその藪が枯れて無くなると姿を現す、小さな群落があります。
今年もその季節がやって来ました。


1955_201811300119224fc.jpg
透明感のある、キメの細かさはコケならではの美しさ。






冷たい雫を乗せて輝く、緑色の花のようであります。
1956_20181130011924467.jpg




こちらの記事も、合わせてどうぞ。
「緑の傘」

2018.11.24     カテゴリ: 昆虫虫のいる風景 

   雪虫が舞う、秋の終わり

3939.jpg

11月もそろそろ終わり。
いつもの森は、冬の到来を告げる雪虫が舞う季節になっておりました。








白くて立派なワックスをたっぷりと携えた雪虫は、頼りない足取りで、草や枝の先端まで登って行きます。
3937.jpg



そして、翅をめいっぱい広げ、風に乗るのです。
3938.jpg










3947.jpg

冬の訪れを告げる、幻想的な雪虫達の舞。
普段は何かと嫌がられるアブラムシですが、この時ばかりは尊い存在となります。




こちらの記事も、合わせてどうぞ!
「雪舞い上がる」

2018.11.18     カテゴリ:  菌類 

   赤い傘  アカヤマタケ Hygrocybe conica.

アカヤマタケ Hygrocybe conica.
3910.jpg

秋の雨がぽつぽつと降り始めた山道の脇に、ぽつりと一本の赤い傘。
ふだん人があまり通らない場所なのですが、地面に這いつくばって撮影しているとちょうど向こうから山ガール2人組が急ぎ足で歩いて来たので、フレームに入れてみました。



真赤な三角頭の、このキノコ。
色と形が特長的なので、それを頼りに検索してみると、アカイボカサタケにたどり着きました。
しかしながら、これはヌメリガサ科のキノコ(アカイボカサタケはイッポンシメジ科)であるとご指摘頂き、なるほど、よく見てみると柄の形状や傘の質感、変色具合などが全く違います。
特長的なキノコでも、もっと注意深く観察しなければ・・・勉強になりました。
いつまで経ってもキノコ初心者のクマGであります。

2018.11.15     カテゴリ:  菌類 

   カマキリのボーベリアは語る

3916.jpg

ボーベリアに感染したカマキリ。

いつもの山道を歩いていると・・・目が合ってしまいました。
すっかり虫が少なくなった山道に、あり得ないほどの存在感・・・
この時期、ボーベリアに感染した昆虫の姿は特に珍しいものでは無いのですが、コレがあまりにも大きくて見事だったので思わず足が止まりました。







3913.jpg

節々から白い菌糸が湧き出した姿は、思わず目を背けたくなりますが、しかし見ずにはいられない怪しい魅力を持っております。
宿主がカマキリだと、カミキリムシなどの甲虫から発生したボーベリアとは、また違った雰囲気ですね。



3911.jpg

腹部の節からの菌糸が凄いです。
この状態で地面に落ちていたので、かなり目立ちます・・・知らない人はギョッとしてしまうに違いありません。

体色は抜けていますが、翅だけに淡く緑色が残っています。
3912.jpg




ところでこのカマキリ。
地面に落ちている姿を見つけた時に、平たく潰れた腹部を見てすぐにハラビロカマキリだと思ったのです。
今になって見れば、そもそも大きさがだいぶ違うのですが、撮影時はすっかりハラビロカマキリだと思い込んで、「このハラビロ、かなり大きい個体だ!」なんて思いつつ、疑いもせずに撮影を終えたのでした。

結局、PCで現像しても気づかず、さらにこうしてブログにUPする段階になってやっと違和感に気づいたのです。
ハラビロカマキリは前脚の基部に大き目の疣状突起が3~4個並びますが、このカマキリは細かいトゲが並んでいるので(3枚目参照)、ハラビロカマキリで無い事は確実です。
やはり大きさもだいぶ違いますし、これはオオカマキリであったと、やっと気付いたのです。
なるほど、大きな腹部はおそらく産卵前だったのだと、納得。
これで一件落着・・・のハズだったのですがなぜか違和感が残りました。


そして、後日またなにげなくハラビロカマキリの画像を検索していると、新たな候補が現れたのです。
それは「ムネアカハラビロカマキリ」であります。
そんなカマキリ、全く頭になかったのですが、大きさや体型・体色、前脚基部のトゲの並びなどを検証してみると、どうやらオオカマキリではなくムネアカハラビロカマキリである確率が高そうです。
ムネアカハラビロカマキリは近年各地で発見され、分布拡大が問題視されている大型のカマキリで、外来種なのかどうかすらまだはっきりしていない未知の種。
東京都でも発見例がたくさん上がっているそうですが、そんなカマキリが、いつものフィールドに生息していたとは・・・

今回の一件は色々とショックな事がありましたが、ムネアカハラビロカマキリが外来種で、招かれざる客であったとすると、ボーベリアとは、なんと優秀な菌なのでしょうか。








なにはともあれ、菌も素敵ですがカマキリも、とっても素敵な昆虫です。
3034_201809220222000e6.jpg
ハラビロカマキリ Hierodula patellifera.




こちらの記事も、合わせてどうぞ!
「ボーベリアと共に迎える、今春」



最新記事
カテゴリ


プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!
InstagramのKUMA-Gもフォローよろシク!!

検索フォーム
あしあと
pictlayer
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: