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2017.10.08     カテゴリ:  菌類 

   小さな迷路 ヘビヌカホコリ Hemitrichia serpula.

ヘビヌカホコリ Hemitrichia serpula.
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見つけると嬉しくなる粘菌、ヘビヌカホコリ。
今回もまた、ついつい撮影してしまいました。
ところどころ痛んだりカビが生えたりして、なんだか味のある個体であります。



ところで、「屈曲子嚢体型」と呼ばれる、クネクネした迷路粘菌仲間として、「未定」では以前にハイイロフクロホコリを紹介しておりますが、せっかくなので同じショットを撮影してみました。
こちらも合わせてご覧下さいまし→小さな迷路 ハイイロフクロホコリ

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それにしてもヘビヌカホコリは面白い&可愛らしい粘菌だ。
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2017.10.07     カテゴリ:  菌類 

   アラゲコベニチャワンタケ

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アラゲコベニチャワンタケ  Scutellinia scutellata.

沢に張り出すように立っている、大きなサワグルミの根本の二股になった部分。
樹皮の凹凸の間に僅かに溜まった枯葉と泥の中に、小さなオレンジ色のツブツブが見えました。
よく見てみると、どうやらアラゲコベニチャワンタケのようであります。
直径は大きなモノでも約2mmほど。

早速撮影してみると、真ん中にトビムシがいるではありませんか!
小さすぎて撮影してみるまで全く気付きませんでした。
樹の股にレンズを突っ込んで、慌てて倍率を上げて再度撮影してみました。


どうやら、このトビムシはアラゲコベニチャワンタケの中に入ったのはいいが、内側を向いた毛のせいで、なかなか外に出られない様子であります。





「うんしょ!」
なんとか外に出れそうです(笑)
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ところでこのトビムシ(Sminthurinus bimaculatus?)、「未定」では何度か登場しているのですが、毎年秋頃から姿を見せ始めるようです。
去年も11月に発見、撮影しております→記事
・・・あまりに小さいため、実際は1年中いるのかどうなのかは不明ですが、この「逆パンダ柄」を見ると、いよいよ秋も深まるのかなぁと言う気分になりました。

そんな事を考えている隙に、脱出に成功したトビムシは、そさくさと姿を消してしまいました。

2017.10.04     カテゴリ:  菌類 

   隙間って、いいよね

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地面に落ちていた細い枯れ枝から、小さなキノコが出ていました。
小さいながらも、裏側のヒダが美しいキノコであります。






よく見ると、ヒダの隙間に小さなトビムシが。

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ちょんちょんと、黒い眼があるのが確認できます。


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この円らな眼があるだけで、可愛さ倍増ですね。




手前にある気になる黒いつぶつぶは・・・
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どうやら何者かの糞のようです。
このトビムシたちの糞かどうかは不明ですが、最初に肉眼で見た時は別の生き物かと思って、張り切って接写しました(笑)






なんとも可愛らしいこの表情!・・・ゆるキャラ的姿であります。
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それにしても、キノコのヒダの隙間って、とても居心地がよさそうですね。
こんな場所で、のんびり昼寝でもしてみたいものです。

2017.09.29     カテゴリ:  菌類 

   ベニチャワンタケモドキ  Sarcoscypha occidentalis.


美しくも、怪しい赤・・・
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ベニチャワンタケモドキ Sarcoscypha occidentalis.


・・・で、よいのでしょうか?
この特徴的過ぎる姿を見て、知識の無いボクでもすぐに「ベニチャワンタケだ!」と思ったのです。
しかし、調べてみるとやはり一筋縄ではいかないようで、ベニチャワンタケモドキが存在していたのでした。

外側に毛が無いと言う事や、発生時期を考えるとどうやら「モドキ」の方の可能性が高そうであります。
(ベニチャワンタケは春に発生)




裏側から見ると、こんな感じです。
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裏側は、なんだか頑張っている姿に見えて可愛らしい(笑)


しかしながら、薄暗い林内でこの赤は衝撃的で、怪しげであります・・・
キノコの色彩は、ホント不思議ですね。

2017.09.28     カテゴリ: クモガタ類クモ 

   「小さい」と言う武器

ロホホラ翠冠玉  Lophophora diffusa
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久々にベランダPlantsの登場です。

この翠冠玉、以前にお花が咲きました~と記事を書いた事があるのですが、それが2014年8月。→記事
あれからすでに3年も経過してのですね・・・!!
相変わらず大きくならず、かと言って小さくもならずに過ごしていたのですが、今年に入ってからなんだかやたらと上に伸びてしまって、変な姿になっております(笑)







おや?
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ちょぼちょぼっと生えている綿毛の間に、小さなクモを発見しました。

これは我が家によく出没する、アダンソンハエトリの幼体でしょうか?
そういえばベランダの鉢植えの周りをうろちょろしているのをよく見かけます。







さっそくカメラを出して拡大観察です!
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・・・ん?
なんだかハエトリグモの雰囲気ではないですねぇ。






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どうやらこのクモは、アダンソンハエトリでは無くて「チリグモ」だったようです。
このクモも、アダンソンハエトリと同様に、我が家に生息しているクモの一種であります。
以前に記事でも紹介しております。→訪問者シリーズ22 チリグモ

・・・ただ、チリグモは小さすぎて普段はほとんどその存在に気づく事が出来ません。
小さいだけではなく、色や動きなどまさに「塵」のように存在を消して身を隠しているのです。


体長は約2mm、動きはきわめて素早く、走り出すとあたかも床の上をホコリが風で舞っているかのよう。
そして1度見失うと、なかなか発見する事が出来ない、スーパー擬態テクニックを駆使して・・・
皆さんのお宅にも、こっそり住んでいるかもしれませんね。



チリグモ Oecobius navus.
チリグモ科(Oecobius)
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こちらも合わせてどうぞ。
訪問者シリーズ23 アダンソンハエトリ

2017.09.24     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   穴から顔を出してコンニチワ

「・・・ん?」

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朽木の穴から、なにやらアヤシイ物が顔を覗かせております・・・









このツブツブは・・・間違いない!
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この日も、いつものポイントを覗いて、真っ赤なベニチャワンタケモドキらしきキノコを見つけたので、荷物を降ろしてのんびり撮影しておりました。
撮影の合間に、ふと後ろにあった朽木に目をやると、おそらくカミキリムシが開けたのであろう、古穴がふたつ。
その古穴のひとつから、チョロリとはみ出したオレンジ色の小さな物体・・・。
穴の直径10mm程度です。




拡大してみると、この通り。
半埋生していると思われる子嚢果のツブツブ感は、カメムシタケとは明らかに違う!
これは初見の冬虫夏草に間違いない!!
(最初、何かの間違いで朽木からカメムシタケが出ていたのでは?と疑っておりました笑)
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とりあえず落ち着いて、まずはベニチャワンタケモドキの撮影をひと通り終わらせます。
次に、じっくり朽木の穴から顔をだした状態を撮影しました。

そしていよいよ朽木からこの冬虫夏草を取り出して、正体を見てやろうと意気込みました!

しかしながら、朽木はなかなか固く、さらにストローマがかなり細く弱々しいのです。
オレンジ色のストローマは、途中ですぐに白い菌糸のような状態になり、いまにもプチっと切れてしまいそう。
慎重に作業を進めて行くと、意外なほどすぐに宿主らしき物体に行き当たりました。

白くて細いストローマは、下手に持ち上げたら自重で切れてしまいそうな程に柔らか。
なんとか無事に朽木から取り出す事ができました。




子実体部分です。
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鮮やかなオレンジ色の頭部に、半埋生の子嚢果。
ストローマは、途中から白くなります。
実は双頭だったようで、もう1本小さな子実体が出ておりました。



宿主の部分です。
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何かのサナギなのでしょうか。
取り出す時に潰してしまったワケではなく、このような状態でした。
イマイチ、これが何の昆虫なのか、分りません。
通常なら、宿主の中身は白い菌糸が詰まっているような気がするのですが・・・中身が無くて、ぺっちゃんこな感じです。




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こうして見ても、宿主部分の中身がすっからかんなのが分ります。
オレンジ色の頭部は、冬虫夏草らしくてなかなかカッコよしであります。





発見時の状態をもう一度。
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斜めに横たわった朽木の穴から、上手い具合に顔を出しております。
とても小さいので、オレンジ色じゃなかったら見逃していたかもしれません。

このポイントで発見した冬虫夏草は、本種を含めると7種類目になりました。
とても狭いポイントですが、非常に濃度が濃い場所と言えそうです。
そしてまだまだ新たな種が見つかるかもしれません。

これに関しては、またいずれまとめて記事にしたいと思います。
さて、シーズンが完全にオフになる前に、出来る限りフィールドに足を運びたいトコロであります。

2017.09.12     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   ひと休み。

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イトヒキミジンアリタケ Ophiocordyceps sp.

アリから発生する冬虫夏草、イトヒキミジンアリタケの古い子実体柄で、小さなカタツムリが休んでおりました。
アリにとっては恐ろしい存在の虫草ですが、カタツムリには全く関係ない様子であります。

2017.09.11     カテゴリ: 昆虫 

   いい仕事、してます。  ヒゲナガガ科の幼虫

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いつものポイントで地面に腰を下ろして撮影していると、手元の落ち葉や枯れ枝に紛れて見慣れないシルエットが。
取り出してみると、落ち葉をキレイに切り取って組み合わせたモノでした。

ヒロズコガの巣を思い出し、すぐにガのマユ(ミノ)的なモノであると予想はついたのですが、しばらく観察していても幼虫が顔を出す様子はありません。
(この時点では写真左側が、枯れ枝に軽く固定されている感じでした)



しかしキレイなつなぎ目です・・・いい仕事してますね。
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撮影していると、枯れ枝から外れてしまったので、コケの上に乗せて撮影。
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三葉虫のような形状でなんだかカッコいいです。


裏側です。
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裏側の仕上げも抜かりなし!!
ほんと、キレイに作られております。



調べてみたところ、どうやらヒゲナガガ科(Adelidae)の一種の巣のようです。
ヒゲナガガはシーズンにはよく見かけるガでありますが、実は生態がよく分っていないものが多いようで、検索してもあまり画像が上がって来ないのですが、リンク先の「てくてく日記」の伊藤さんが、2015年の記事でこれと似たようなヒゲナガガ科の幼虫を観察されておりました。→てくてく日記「ヒゲナガガ科の幼虫」

この中身が幼虫なのか、サナギなのか全く分りませんが、今回は持ち帰ってみる事に。
忘れて放置してしまわないように、経過観察したいと思います。







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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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