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2018.10.17     カテゴリ:  菌類 

   目の覚める秋色・10月の小さな風景

マメホコリ  Lycogala epidendrum
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小粒だけど、とびっきりの秋色を凝縮したようなマメホコリ。
どんぐりが巨大に見えるほどに小さいのですが、遠くからでもすぐに分かる程の鮮やかさであります。




そして、雨が止み73時間20分後。
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鮮やかだったマメホコリ達は、成熟して漆黒の姿に変わっておりました。



今年5月・春色のマメホコリの記事も合わせてどうぞ。
「地面も鮮やかに・5月の小さな風景
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2018.10.12     カテゴリ:  菌類 

   脳みそ?パン? ノウタケ

ノウタケ Calvatia craniiformis
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脳みそみたいだから、ノウタケ。
しかし、触ってみると軽くてフワフワしていて、これは脳みそと言うよりむしろパンです。
幼菌は食べられるのだそう。

茶色いけど、けっこう目立ちます。
ホコリタケ科。

2018.10.10     カテゴリ:  両生類 

   台風一過に現れる近所の住人、ヒキガエル

アズマヒキガエル Bufo japonicus formosus
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先週猛威を振るった大型台風、24号通過の後に現れたヒキガエル。
相変わらず、いい顔してます。




今年は7月8月と、異常なほどの暑さで近所のニホンヤモリ達も全く見かけなかったのですが、涼しくなってきたここ最近、彼らの姿もよく見かけるようになり、一安心です。

人間の生活のすぐそばに暮らしている、素晴らしい生き物達・・・
夜の帰宅路、こうした身近な生き物達の存在を確認するたびに、嬉しくなって仕事の疲れもしばし忘れる事ができます。

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2018.10.07     カテゴリ:  菌類 

   ヒスイガサ Hygrocybe atroviridis

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情熱的な赤と来たら、次はこの神秘的なグリーンをご覧ください!
以前からその存在は知っていたのですが、今年ようやくお目にかかる事が出来ました。
先ずキノコが「緑色」だと言う違和感の素晴らしさ!






こちらも8月撮影です。
上の写真は傘が水滴で濡れており、ツヤツヤでとても美しいですが、乾いている個体はこのような感じです。
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フカミドリヤマタケ Hygrocybe atroviridis.
通称・ヒスイガサとも呼ばれるヌメリガサ科のキノコで、2011年に新種報告されたばかりのキノコなのだそうです。




ついついメルヘンチックに撮りたくなってしまう可愛らしさです。
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裏側を見てみると、ヒダも緑色でとても美しい!
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こんなかわいらしい群生もありました。
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このヒスイガサ、実は日当たりのよい芝生を好んで発生するキノコなのだそうです。
なので都内の公園の芝生にも、発生するとかしないとか。
芝生だなんて、およそキノコが無さそうな場所にこの緑色ですから、実は発見されていないだけ、でもっと色々な場所で発生しているに違いありません。


この日は、菌友Mさんからのお声かけのお陰で、一面モフモフのコケの絨毯の上に発生している姿を撮影する事が出来ました。
コケの中から発生しているのは、極めて珍しいのではないでしょうか?
しかしながら、芝生でもそうなのでしょうが、緑色の中から緑色を探すと言うのはなかなか難しいモノであります・・・
カサの直径も10mmに満たないくらいなので、緑色の地面では光学迷彩のように姿をくらまし、ついさっきまで撮影していたヒスイガサを見失い、あやうく踏みつぶしてしまいそうなシーンが何度もありました(笑)






・・・そんな小さな緑色のキノコを、一面の柔らかなコケの絨毯にゴロんと寝そべって、じっくり愛でる贅沢な時間・・・
クマG的、今年の夏満喫イベントの上位に食い込む、素敵なひとときでした。
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2018.10.01     カテゴリ:  菌類 

   ガーネットオチバタケ 2018


8月の写真をUPするタイミングを逃しているうちに、9月も終わってしまったではありませんか!
あまりにも残暑が無さ過ぎて寂しい9月でしたが、このまま秋も深まって行きそうな気配ですね。
と、言う事で8月に撮影した情熱的な赤いキノコを!




ガーネットオチバタケ Cruentomycena orientalis
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今年も無事に見る事が出来ました!
7月の異常な暑さにより、8月も初旬はキノコの発生が非常に少なく心配したのですが、こうしてガーネットオチバタケを撮影する事が出来たので一安心です。
とは言え、昨年よりもだいぶ数は少なめで、この日は写真の4本しか確認する事ができませんでした。


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若干乾燥ぎみではありますが、深い赤が美しいキノコであります。

ガーネットオチバタケは南方系の種で、日本では南西諸島では割と普通に見る事が出来るキノコなのだそうです。
それが関東のこの地にひっそりと分布していると言う事が、非常に不思議なのであります。



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栗との関係性も気になる所・・・
来年も発生確認を継続したと思います。

2017年のガーネットオチバタケ →「情熱的な赤と、上品なピンク


2018.07.29     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   クモの冬虫夏草、その後 Gibellula sp.

2月、枯れ沢の石の裏で菌糸に覆われた怪しいクモの死骸を発見し、記事にしたのですが、その後経過観察をしておりました。→記事
4月の時点では特に変化無しだったのですが、5月の中旬に見に行ってみると・・・!
やはり、思った通り子嚢果が確認出来ました。



2月撮影
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そして5月撮影
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え、どこも変わってないじゃないかって?
いえいえ、しっかりと変化しております!





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お分かりいただけますでしょうか。
白い菌糸の上に、薄黄色の子嚢果が出ております。


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拡大。
宿主のクモがかなり小さいので、肉眼ではなかなか確認しづらい大きさです。

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いたるところから子嚢果が出ており、なかなかカッコいい仕上がりに。
宿主の状態や子嚢果の形状から、ヌンチャククモタケ(仮称)である可能性が高そうです。
最初の写真を撮影した今年2月には、少し離れた場所で全く同じ状態のクモをもう1つ発見しています。(そちらは採取、標本として献上しました)
この個体はその後も経過観察を続けるはずだったのですが、次に見に行った6月の時点で見失ってしまいました。
周辺のガレ場では、真冬でも石の下には小さなクモ達が多く活動しております。
おそらく秋や冬に菌に感染したそれらのクモは、春から初夏にかけて成熟するのでしょうか。






あわせてこちらの記事もどうぞ。
「クモの・・・」
「クモの冬虫夏草 Givellula sp.」
「クモノイト」
「雪化粧ならぬ、菌化粧」




2018.07.23     カテゴリ:  その他の生き物 

    コウガイビルの昼食

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三角の頭を左右にゆらゆらと振りながら、何か獲物はないかと探しまわる、お馴染みのコウガイビル。
乾燥にとても弱いコウガイビルですから、食事は本来ならば雨降りかもしくは涼しい夜間にひっそりと行われるのでしょうが、今はカラカラの炎天下、しかも丁度お昼時であります。

しかし、うっそうと茂った木々に囲まれたこの枯沢は、別世界のようにじっとりと薄暗く、地面は少しだけ湿り気を保っておりました。
そんなしっとりとした地面を進むコウガイビルの前方に、小さなヤマナメクジの幼体が現れた・・・と思った次の瞬間には、すでにコウガイビルがヤマナメクジを捕らえておりました!
コウガイビルの意外なスピードに、油断したカメラは間に合わず!!




12:19
食事開始です。
まるでヘビのようにヤマナメクジを締めあげるコウガイビル。
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状況を把握したヤマナメクジ、慌てて隙間からニュルリと顔を出しました。
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普段は攻撃を受けて身を縮めるイメージしかなかったナメクジが、凄い勢いで身を伸ばして逃げようとする姿に驚きました。
互いにヌルヌルなので、隙間からツルツルと逃げられそうです。


しかしコウガイビルは、頭部で上手くガードし、ヤマナメクジを包み込みます。
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一見すると軟弱なコウガイビルですが、その長い体を巧みに使って獲物を捕らえていたのであります。

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なんとか抜けようと、必死の抵抗をみせるヤマナメクジでしたが、その度にコウガイビルは頭部で行く手を塞いで上手く捕らえます。





12:22
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ヤマナメクジは完全に動けなくなってしまったようです。
コウガイビルはズルズルと土の壁に粘液でぶら下がるような姿勢になりました。
近くを通るアリがちょっかいを出して来ますが、お構いなし。

※コウガイビルの口は、三角の頭部ではなく体の中央・覆面にあります。



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ヤマナメクジでふくらんだ体。
コウガイビルは頭部でしきりに自分の腹部を確認しています。


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ヤマナメクジがいる部分が盛り上がっているのがよく分ります。

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12:36
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腹部の裏側が少し見えました。
白く見えるのは取り込まれたヤマナメクジの一部でしょうか?





食事を終えたのでしょうか、ぶら下がった姿勢から、歩き始めました。
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ヤマナメクジが取り込まれたところが盛り上がって白く透けているのが分ります。
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12:48
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その場を立ち去るコウガイビル。
ヤマナメクジを捕らえてから約30分ほどの食事でした。
もっとじわじわと消化しながら食べるのかと思いこんでいたので、この食事スピードにはオドロキであります。
このコウガイビルは体長約10センチほど、ヤマナメクジの幼体は15mmほどでした。



こちらの記事も、合わせてどうぞ!
無害。コウガイビル

2018.07.21     カテゴリ: クモガタ類ザトウムシ 

   ゴホンヤリザトウムシの幼体

ゴホンヤリザトウムシ Systenocentrus japonicus.
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7月中旬、ゴホンヤリザトウムシの幼体を確認。
地面に落ちていた小枝を行ったり来たりしながら、しきりに何かを口に運んでいるように見えました。
真っ黒な成体とは違い、透明感のある姿が可愛らしい!


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成体と同じように背中に5本の槍が並んでいるので、小さくてもすぐに本種だと分ります。
体長は0.8mm前後。


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成体で越冬するゴホンヤリザトウムシ、おそらく越冬から目覚めて産卵をしているのでしょう。
一体、どこにどんな卵を産んでいるのでしょうか・・・?


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プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

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