カウンター


 全83ページ

2017.08.17     カテゴリ:  原始腹足 

   透明貝 マルシタラガイ  Parasitala reinhardti

マルシタラガイ  Parasitala reinhardti
6040.jpg

まだ雨がパラついていた早朝の山にて。
雨で濡れた樹幹に、小さなカタツムリがいたので、撮影して見る事に。

拡大してみると、軟体部分がピンク色に透き通っており、可愛らしいではありませんか!
ちょっとクリオネ感を漂わせる、山の天使・・・!(笑)





別の角度から撮影してみると、殻も透明感があり、体内に大きな卵が透けて見えました。
6039.jpg

殻の大きさは3mmあるかと言ったところ。
非常に小さいので、勝手にまだ幼体だと思っておりましたが、これで成体のようです。
少し見づらいですが、軟体部の尾端にある突起も特徴のひとつです。
小さくて繊細な見た目ですが、とても活発に動き回ります。


この個体を撮影していると、別の個体も現れて、よくみるとそこらじゅうにいる事に気づきました。
6037.jpg

ベッコウマイマイ科 Parasitala
カタツムリは普段ほとんど注目していませんでしたが、調べてみると面白そうです。
いつものフィールドでも、探せばまだまだ色々な種類見つかりそうです。
(7月撮影)
スポンサーサイト

2017.08.16     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   謎が謎を呼ぶ・・・

6150.jpg


凄まじい存在感を漂わせ、無造作に地面に転がる謎の物体・・・
菌友のMさんより話は聞いておりましたが、実物を目にする事が出来ました。


大型の毛深いイモムシから、さらにたくさんの細長いシンネマが生じて、凄い事になっております・・・

6149.jpg

この個体は少し古かったようで、状態があまりよくありませんが、幼虫の頭部もしっかりと残っております。
宿主となった幼虫はおそらくマイマイガか、その近縁の種だと思われます。



6151.jpg


この個体のシンネマはご覧のように白~茶色ですが、新鮮な個体だと青白いようです。
今のところ、正体は謎のままでOphiocordyceps属ではないか?と言う事らしいです(分生子が検出できなかったため)・・・







どうでしょうか、この禍々しさ・・・
6152.jpg

こんなに大きくて目立つのに、正体が分からないとは・・・









おまけ。
・・・と言うワケでは無いですが、同じポイントで見つかったシャクトリムシハリセンボン。Ophiocordyceps sp.

6148.jpg

毎年必ず1つは見つけているのですが、こちらは同行の方が見つけてくださったものです。
それにしても子実体も少ないし(風雨で折れた?)、とにかく小さい!

こんなのをサラリと見つけてしまう辺り、経験とセンスの違いでしょうか・・・それとも菌運!?
とにかく、今年も1つでいいから自分の目で見つけたいモノであります。
地面に落ちる前のヤンマタケもね(笑)

2017.08.14     カテゴリ:  菌類 

   ちいさなキノコ達 ①

5980.jpg


8月もすでに折り返しに差しかかりますが、関東はまるで梅雨が再来したかのような日々であります。
ギラギラとした8月らしさはどこへやら、雨予報とにらめっこの毎日です。

そのお陰もあり、今年はスタートが遅かったキノコ達が、ようやく麗しい姿を見せ始めました。
いつものフィールド、冬虫夏草を探すポイントの谷は、大きなキノコはありませんが、小さなキノコ達はたくさん見られます。







傘の上に乗せた雫に写り込んだ、小さな世界。


5981.jpg

・・・たまにはこんな写真も(^菌^)

クヌギタケ属でしょうか。






シロキツネノサカズキ Microstoma floccosa.
6011.jpg

薄暗く、ジメジメした場所が大好きなこのキノコ。
地面に落ちている、湿った細い枯れ枝に発生している事が多いです。
可愛らしい変わった形と、このケバケバしたピンク色は、探さなくとも目に入って来ます。

チャワンタケ科・シロキツネノサカズキ属。




6048.jpg

シロキツネノサカズキと同じように、枯れ枝から生えていた小さなキノコ。
クヌギタケ属?








6062.jpg

こちらは他のキノコより少し大きいですが、裏側を覗くと美しいハチの巣状になっておりました。
スズメタケではないか?と教えて頂きましたが、今のところ詳細は不明です。







6045.jpg

とても小さいですが、不思議なキノコを発見・・・
透明で、ぷるんとしたゼリーのような姿であります。





ひっくり返してみると、さらにオドロキ!・・・これは何だ!?
6049.jpg


このキノコは、どうやらラッシタケ科・ラッシタケ属のキノコのようであります。
ヒダでは無く、大きな孔が並んだ裏側がちょっと衝撃的でした。




とても小さいです。
6050.jpg

このラッシタケ属の一種も、他のキノコ達と同様に、落ちていた湿り気のある細い枯れ枝から発生しておりました。

調べてみたところ、ラッシタケ属のキノコには発光性のあるモノが存在するそう。
さらに、上のスズメタケも発光するらしい・・・!



もし今回撮影した2種は発光キノコだとしたら、いつも通っているポイントで発光キノコが見れる!・・・しかも2種!!
と、言う事になります・・・これは胸熱です!!!

この後も何度かこのポイントを訪れておりますが、今のところこの2種と再会する事は出来ておりません。
これは是非とも確認してみたいと思います!



6052.jpg










最後は、雫乗せが似合うキノコでは上位にランクインするであろう、オチバタケです。

6061.jpg


ちいさなキノコ達シリーズ、続きます!

2017.08.11     カテゴリ: 菌類冬虫夏草 

   エダウチカメムシタケ

エダウチカメムシタケ Hirsutella nutans
6113.jpg



薄闇に、際立つ見事な紅白・・・!!
数あるカメムシタケの中でも、ひときわ真っ赤な子実体から、真っ白なマユダマタケがにょきにょきと生えております。


このエダウチカメムシタケは、この時期冬虫夏草としては最も多く見られるであろう、カメムシタケの子実体に、同じく冬虫夏草のマユダマタケの一種が重複寄生する事により発生するもので、もちろん出現率はカメムシタケより圧倒的に低いです。

6114.jpg

見事に紅白に塗り分けられた、結実部の美しさ。
菌と菌の攻防が織りなす鮮やかな色彩が、薄暗い地面からポッと浮かび上がるかのようなその姿に、思わず手を合わせ拝みたくなってしまったクマGでした。








他の冬虫夏草も何種か発見している、いつものポイントにて。
6126.jpg

カメムシタケの発生も非常に多い場所ですが、エダウチカメムシタケは今回初めての発見でした。
写真ではストロボを当てておりますが、実際はもっと薄暗く、背面と右側に石が壁のように囲んでおり、また上には倒木が斜めに倒れていて、ある程度雨風から守られているような環境に見えました。


2017.07.28     カテゴリ: 昆虫寄生関係 

   久々に・・・乗ってる!

6086.jpg


こけむした石の上に止まっていた小さなハエに、何気なくカメラを向けてみました。
似たようなハエはそれこそ、そこらじゅうにいるので、特にこの個体を狙ったワケでもありません。


数枚撮って、液晶画面でピントを確認しつつの流し見・・・
と、何かただならぬ違和感を感じ、もう一度カメラを構えて覗いてみました。

倍率を上げて・・・





おお!!・・・の、乗ってる!!
6084.jpg

このオレンジ色、そしてこの顔はタカラダニの一種と思われます。
ザトウムシに付いているタカラダニと、よく似ております。






キノコバエの一種でしょうか・・・?
かなり小さなハエです。
6087.jpg

このように、翅の下に付いているダニは上から見ただけでは、全く分りません。
視点を変えて観察・撮影してみる事が重要ですね。




乗ってるシリーズ!!!
「乗っている!ヤリタカラダニ!」
「乗っている!!ヤリタカラダニ!!再び」
「乗ってる!!!シリーズ!!! ③」
「キノコに乗ってる・・・だけじゃ無かった」

2017.07.23     カテゴリ:  爬虫類 

   コケでくつろぐ、ヤマカガシ


ヤマカガシ Rhabdophis tigrinus
5996.jpg


コケむした樹の上で休んでいたヤマカガシ。
とても居心地のよさそう場所です。
ヘビの自然な姿がなかなか撮影出来ないので、慎重に近づいて行ったのですが・・・

案の定、すぐにこちらに気づくと、ソロリと逃げて行きます。







仕方ない、逃げるヤマカガシを引きずり降ろし、ちょっとだけ撮影させていただきました(笑)
5994.jpg

まだ小さな、若い個体であります。
この場所はカエルやオタマジャクシが豊富なので、それらを狙ってやってきたのでしょう。




脱皮前で、眼が白く濁っております。
5985.jpg

脱皮後の美しい姿も、見たいですね。






こ0のように可愛くて大人しいヤマカガシですが、猛毒のヘビでもあるので、触る時は注意が必要です!
5983.jpg

2017.07.18     カテゴリ:  菌類 

   「粘菌フェイント」では済まされない、不思議な世界

6013.jpg


粘菌かと思ってレンズを向けてみたのですが・・・
どうも違和感があります。



とにかく、不思議な世界が広がっておりました。
6014.jpg




見た目・サイズ感はまさに粘菌のソレとソックリなのです。
6055.jpg



・・・詳しい方にお伺いしてもらったところ、カビの一種ではないか?
との回答(借)を頂きましたが、今のところ調査中であります。

6058.jpg








そしてもう一つ。

6057.jpg

こちらは小さめのマメホコリのような物体から、中身が弾け出たような姿であります。





拡大してみると・・・
6054.jpg


爆発的ですね・・・!


6053.jpg


コチラもかなり不思議な造形であります。
キノコの一種ではないか?との事(借)です。


6029.jpg



両者とも今のところ正体は謎であります。
めくるめく菌の世界の魅力・・・まだほんの入り口を覗いているだけのようであります。







2017.07.12     カテゴリ:  植物 

   踏まれても。  キバナノショウキラン Yoania amagiensis

キバナノショウキラン Yoania amagiensis
6015.jpg


沢沿いを散策中に発見した、キバナノショウキラン。


人通りのほとんど無い場所でしたが、向こうから岩を降りて来た人がちょうど足を付きやすい場所なのか、運悪く踏まれてしまったようでした。
本当は4つの花を付けていたようで、近くには踏みつぶされてもぎ取れた花が2つ落ちていました。
キバナノショウキランは過去にも数回見た事がありましたが、いずれも株の状態が悪く、いい写真が撮れておりません。

今回の株も、残念ながらもガッツリ踏まれてしまっておりますが・・・残りの2つの花がまだしっかり咲いております。
逆にそれが、なんだか生命感を増幅させているような、そんな怪しいオーラを放っておりました。

地面から天を仰ぎ、口を開けて雄たけびを上げているような・・・




6017.jpg


キバナノショウキラン
菌根をつくり、菌に寄生(共生?)して栄養を得ている腐生植物です。
地下茎は通年活動しているようですが、初夏のこの時期だけ地面から突如、によっきりと現れて花を咲かせるのです。
近縁種のショウキランよりもだいぶ地味で、花もあまり開かないのが特徴です。



6018.jpg


すぐ横を流れる沢。
遊歩道もありますが、こちら側に降りてくる人はほとんどいません。
この日は非常に蒸し暑く、とにかく靴を脱いで沢に入りたい気分でした・・・(笑)




最新記事
カテゴリ


プロフィール

クマG

Author:クマG
今日も薮で虫探し!

ハエ、ゴキブリ、カマドウマにザトウムシ。
多肉植物も栽培中・・・

東京在住の、自称・薮BOYでございマス。

どうぞよろシク!

検索フォーム
あしあと
pictlayer
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: